局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

旅の振り返りと新顔の食器たち

2020-10-29 09:34:57 | 
先の旅の一番の目的は、この地帯の窯元などを訪ねることだった。

OGPイメージ

公益財団法人濱田庄司記念益子参考館

Shoji Hamada Memorial Mashiko Sankokan Museum

公益財団法人濱田庄司記念益子参考館



京都で道を見つけ、
英国で始まり、
沖縄で学び、
益子で育った




ひしゃくで釉薬を一気に流し込んで焼いた代表作




濱田庄司 親交のあった柳宗悦 バーナード・リーチ
この方たちの他河井寛次郎、棟方志功etcなどの作品も展示されている。



こちらの石造りの建物も2011年の震災で大層な被害を被ってしまったらしいが、全国からの寄付などで修復されたそうだ。



世界各地から濱田さんが集めたものたち
自分のよりうまい!と思ったら買ったそうです。
なんかほほえましい。





真似したいスペインタイル柄もたくさんあったよ





羊のあうん(うんうんかもしれない)



北関東の古民家を移築したという建物も芸術品



内部はイギリス調の家具やアフリカの籠なども心地よく配置されて、まさに和洋折衷のくつろげる空間になっていた。



囲炉裏に火も入って、寝転んでくつろぎたかった。





広い作陶室







濱田氏、使用のろくろ
この場所で人間国宝が作陶されていたかと思うと感慨深かった。



巨大な登り窯



ナウシカのオームを思い出しちゃった。





雨に誘われたのか蝦蟇のカップルも出てきた。足元でピョンと跳ねて、ビビったワタシもそれ以上に跳ねて、オットに苦笑された。

ちなみに、この時間の見学者は私たち夫婦二人だけでした。
入館料は800円だったけど、料金の価値以上ありあり お守りの押し売りつきの東照宮の1300円よりずっと満足度が高かった(しつこく)

           ☆ ☆ ☆

そしてこの辺で買ったものたち。
土モノの柔らかい感じ、ホワンとした形でなんだかぬくもりを感じる作品たち。
飾っておくのじゃなくて、すぐにでも使ってみたくなる陶器たち。



小皿豆皿



大きいカップ
中くらいのお皿

昨夜の夕食で使ってみたんだけどね。



新鮮そうなイワシがあったので手開きしてパン粉で焼いて



無限キャベツやら 焼きナスとお豆腐とか キュウリの生姜あえとか キノコいっぱいのお味噌汁とかまあ野菜中心ヘルシーメニューだったはずだが



オットが職場で宮川のウナギ弁当なんてもらってきちゃったもので(鰯の立場がないではないか)
何がなんだかわからない夕食になり

ついでに花巴の秋上がりなんかも開けちゃって

またもや食べ過ぎの夕べになったのであった。

カップは味噌汁に使ってみたら目先が変わって楽しいもんです。

益子焼たちは、今まで磁器が多かったウチの食器軍団の中にも無理なく溶け込み
例えてみれば、目立たずに自己主張は強くないけど、話してみると味のある転校生のごとし・・です。
コメント
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