局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

お寿司屋さんで夫婦会

2022-05-23 18:31:19 | 食べる
友人夫婦と食事した。
オット同士も妻同士も それぞれ高校の同級生。あちらのご夫妻は学部は違えど同じ大学の同級生。それでもってあちらのカップルの交際のきっかけは私たちの結婚式というご縁だったのであちらが留学していた年以外はほとんど毎年会い続け、子供たちも連れて家族旅行も何度か行った。
あれから30余年の年を経て今は両家、孫も生まれてジージとバーバとなりにけり。振り返れば年月はしっかりと経っておりますわなあ。

局家、大好きなお寿司屋さんへ。
ここは私が友人から教えてもらい、美味しいのにリーズナブルで日本酒のライナップも実にステキなので開店当初から通っていたのだけど、最近はあまりの人気で予約してから3か月待つような店になってしまった。
今回もカウンターはとても入れず、奥の座敷しか取れなかった。まあバカ話して笑うのは個室が良かったのですけどね。


お通しは あいなめの卵と青菜のあえたの 茶碗蒸しははまぐりの出汁で蟹と白魚が載っている


お造りはクロムツ 三重のカンパチ 稲取の金目 うみぶどう


三重のたこ


お造り3種
富山の白エビにはキャビア 内房のハマグリ 勝浦のカツオ



焼き物は山口のノドグロ


キンキの蒸し寿司


寿司1 塩釜のマグロ 長崎の烏賊 岩手のマス


寿司2 マグロ マコガレイ タイラガイ


途中であら汁


寿司3 羅臼のウニ シマエビ 島根のブリ 江戸前のこはだ


対馬のアナゴ



最後に海苔巻きで産地違いのウニ
ネタもさることながら、ここの寿司のご飯は、わざとお米を保存して枯れさせたのを使うらしい。べたっとしないで口の中でほろっと崩れる感触がなんとも良い感じなんですよ。

お酒は
最初にビールから始まり 新政のエクリュ(写真忘れた)


田酒





喜久酔


飛露喜


播州一献 愛山

と日本各地の銘酒色々が料理を引き立ててくれた。


友人夫妻


局夫妻

満腹オーラが出まくっている。

当然だが、両家、両オットたちにもこのまる二年間のコロナの影響はあって、某大学教員である友人オットは丸二年授業はオンラインだったそうだ。
「んもう~ ず~~~~っと家に居たの~ 三食食べてたの~~~~」という友人妻の嘆きは同情に値するが、もっと同情するのはその教え子さんである。

「この四月からやっと対面でさ、今年の三年生って真面目すぎるくらい真面目だぜ~」とオット側
「高校卒業時から遊んでないし授業受けるのもずっと一人で部屋の中だったろ。可哀そうだよな~」
確かに、東京近辺の進学校出身者だったら自宅にいられるし同級生に知り合いも多いだろうが、いわゆる地方で神童あつかいされてその学校から一人合格して入学してきたような子なんて、せっかく家族や出身校の期待を背負って自分も色んな夢を持って上京してきたとして、ずっとコロナで大学にも行けず、同級生と直に会えず・・・なんて状態だったのかもしれない。心など病んでませんように。

この子たちに限らず、若い子たちの生活もかなり蝕んだコロナってものに改めて怒りを感じてしまった。
これからその影響ってどんな風に社会に反映されていくのですかね? なんとなく悲観的に想像しちゃうけど、割り切って乗り切った若者たちはたくましく世の中渡ってちょうだいね。

もうお腹いっぱいすぎるほど食べて、ムスメが帰国中に連れて来てやりたいな~と思ったので7月までの予約の空きを聞いたら まるでダメだった。
最初に来始めた時より ネタは高級になり、日本酒もコダワリのモノになり、お勘定は1,5倍くらいにはなったが、まだ都心の有名店よりはお買い得ですからね。開店当初30代になったばかりの大将も人気店となった今は自信と風格が感じられるようになった。
やっぱそれはそれで喜ばしいけど、予約できないのは困るなあ~で思いは複雑でした。




















コメント (4)
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