局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

昔取った杵柄

2020-03-12 20:49:38 | 着る
またもや自粛要請期間が延びた。そりゃー、二週間で効果のほどが出るわけないだろうと思ってたので、今更驚かないが、非正規雇用の人とか飲食とかイベント関連の人は死活問題でしょうね

ホントに早く終息してほしいわ。

そんな中、のんきな話で恐縮しつつも…

ご近所の友人からLINEがあった。
ドラ(息子)の小学校時代のママ友。
5年の時に転校してきて同じクラス、ドラは中受して地元には残らなかったので、2年間だけのご縁だったが、母の彼女とは同郷だし、なんとなくウマがあったので、付かず離れずでたまに食事したり買い物したりのお付き合いが続いていた。


その彼女
「仕事(書道の先生)もほとんどキャンセルだし、ジムは休みだし飲み会も延期。珍しくうちにいるんですけどそちらは?たまにはお昼でも食べにいらして。着物で聞きたいこともあるのよ」とのこと。
私もちょうど時間があったので、出掛けましたよ。

素敵なインテリアのお宅のリヴィングでランチをご馳走になった。

その後、「ちょうど4年くらい前よね、局さんから着物の会を紹介してもらったの」
そうだった。ワタシが10年余り在籍した着物の会を彼女に紹介したのが4年ほど前。

「あれから結構買っちゃったのよ、主人に内緒でw」と、箪笥の中から出てくるは出てくるは・・・ ひえ~
こういうのを並べて、どの着物にどの帯を合わせるか、帯揚げはどの色にするかなど「細雪ごっこ」するのは久々。楽しいもんです。


「だけどね、いまひとつ袋帯の結び方がわからないのよね。あと、衿合わせが決まらなくて胸元に変な皺が寄るの。やりかた教えてくれる?」
ってことで久しぶりに人に着付けを教えた。
まあどうにか手が覚えていた。

ってことで和風の美人の彼女が、自分のしつらえた書の前で座っている図



こうやってみるとやはり着物はいいもんだなぁと思うけど、自分があの着物の会時代に週一くらいは着物を着て外に出ていたってことが今となっては信じられない。
あの頃は仕事をしつつも合間に着物と源氏物語の講座なんてのも某女子大まで聴きに行ってたんですね。
それが、ちょっと違うこともしようかとワイン講座とゴルフを始めて、すっかりそっちにシフトしてしまった。

ワタシの着物は、殆ど嫁入り道具と母からのお下がりだったので、お金はかけなかったが、夏の着物と帯は2組くらい買ったと思う。
実家の馴染の呉服屋さんでかなり安く買ったものだけど、やはり着物は洋服よりは高くついたな。
今のワタシは、この着物1枚買ったら10回はゴルフ行けるなぁ(単位は10G) と考えちゃって全く手を出さないでしょうね。

人間、どこでどう変わるかわかんないもんですね。
でもたまには、昔とった杵柄を振りまわす機会もあって良かった。こういうことも嫌いじゃないってことなんですよね。



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