タイを想う鶏と豆のカレー弁当

こんにちは。６月最終日、梅雨寒の東京です。
こんな日には、ホットになるものを！ サーモスにサラっとした野菜カレーを詰めて、ランチボックスにライスと具材を準備しました。スープ・カレー気分でいってもらいましょう（笑）。
鶏と豆のカレーは、アジアの多民族国家で問題になりにくい安心食です（ニッコリ）。

○玄米ご飯、詰める時にブロックチーズを加える
○サラっとした野菜カレー（玉葱たっぷり、人参、ジャガ芋、レーズン、チキンスープ、カレー粉）
○鶏腿肉のレモン風味ワイン煮→後述☆
○五色豆
○ブロッコリー
○濃いめのルイボス茶

■鶏腿肉のレモン風味ワイン煮
［材料］
鶏腿肉 一枚 →皮をフォークで射し、火の通りを早くする
塩 三本指で一抓み
△粗引き黒胡椒 三本指で一抓み
△白ワイン 100ml＋水100ml
△GABANレモングラス ４本→細かくちぎる

［作る］
1)鶏腿肉に塩を塗し、ジップロック袋で脱気して、冷蔵庫で半日おく。
2)浮いた水気を拭き取り、その他の材料△と共に、鍋に移す。
3)中火にかけ、沸騰の手前の状態になってから３分（＝鶏腿肉の中心温度が75度を越す状態）煮る。火を止めてそのまま冷ます。

レモンと胡椒の香る塊肉が簡単にできます。適当な大きさに切り分けて、カレーを塗すと、柔らかいのに、食べ応えがあります（笑）。
この塊肉の皮側を、さっと炙って、山葵を塗すのもイケます。

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ふわふわ＆もっちり♪羽のような軽さ♪

６月最後の月曜日、素敵な贈物をいただきました。
無病息災を祈る金沢の慣わしに添えて、心尽くしのお品が詰まった宝箱です。生命に感謝して、活かしきるお料理を探究される、登志子さん（blog「登志子のキッチン）からいただきました。
（速やかに私の手元に届けてくれました。）

宅急便の箱の外書きに書かれた文字から、すぐに解りました（にっこり）。
可愛くリボンが結ばれた丹精なお品は、コメント欄で「いいな、美味しそう」と連発していた物たち（苦笑）。そして、驚きの一品がありました。
エア・パッキンから現れたのはケーキ♪ 優しいお人柄を映す手書きのお手紙には、「紫黒米粉のシフォンケーキ」とありました。
・・・これは、Kittyさんの所で指を加えていた、あれか？！（笑）と、キャーっと思いました。

冷蔵庫でちょいと休んでもらい、遅いお茶の時間を楽しみにまちました。
さすがに仕事場のこととて（笑）、心ばかりのフルーツを添えました（写真１）。
お披露目して、歓声を聞いてから（笑）切りわけました。
（注：皆、私が冷蔵庫に何かを持っていると、お茶の時間を待ち構えているのですぅ…爆笑）

おおお…。ふわふわなのに、さし入れるナイフを押し返す強さがあります。その後、ナイフが吸い込まれます。弾力性としっとり感が両立している！
スラリッ…きれいな断面！ きめ細やかな生地！
まさにシフォン（薄い絹織物を）です♪（写真２）

パクリッ。わぁ、ふわふわっ、そして、しっとり！で、モッチリ♪
これは今までのとは、まったく違います！
溶けていく、滑らかな軽さ…と言えば、伝わるでしょうか。
初めての食感です。うまうまっ♪

スタッフが驚嘆の目で尋ねます。「どこのですか？帰りに買いに行きます。」
お友達のお手製と答えると、ショックな目をするスイーツ好きなスタッフ（苦笑）。
危ないっと思い（笑）、我が家の甘い物ラバー用の持ち帰りをキープしました（笑）。

登志子さん、ご馳走様でした。夢のような素敵な食感を教えて下さって、ありがとうございました。
うふふ、頂戴したお心尽くしのお品は、家にしっかり持ち帰ります（爆笑）。金沢を懐かしむ親族に、息災を願う気持ちを届けて参ります。
どうもありがとうございました。


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しっかり食す鴨煮弁当

こんにちは。梅雨の晴れ間の陽射しが眩しい月曜日です。風が渇いて、気持ちがいい！
さ、しっかり食して、元気に月を飛び越す弁当にしましょ。今週はなんと！７月を迎えるのです（笑）。

○玄米ご飯に白胡麻と山椒だんだん
○合鴨の甘辛煮のっけ→後述☆
○ちょい甘の玉子焼き
○ピーマンの昆布塩蒸し
○新玉葱としらすのかきたま汁
○焙じ茶

［作る］
合鴨パストラミを、砂糖、日本酒、醤油、黒胡椒を煮詰めた餡に絡める。
→黒胡椒を効かせた、みたらし餡を想像してください（笑）。
甘辛い鴨が、白胡麻と山椒を混ぜたご飯にあうのです。


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伝わる優しさ

この夜は父の日を祝うお客様に溢れていたレストランでした。
食後に店をでる私達を、駐車場で見送ってくれるシェフ。
我が家の甘い物担当（笑）の家人に、父の日だからと、美味しいお店のケーキをおもたせにしてくださる。
五月、母の日だからと、帰り際にお花を貰った夜もありました。

父であるとか、母であるとかに関わりなく、気持ちを尽くしてくれる人の優しさ。
梁シェフの料理の美味しさの底には、人を想う気持ちが常にあると想うのです。美味しく楽しんで食べて欲しいって気持ち。
職域はまったく違うけれど、自分も暖かい気持ちを届ける、そういう仕事をする人間であらねば…己を省みる時間です。
ご馳走様…お腹も心も満たしてくれる時間を、ありがとう。
■世田谷火龍園、梁シェフにお任せ献立の夜に想う


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夏を愉しむ広東７・ヒンヤリ締め括る

■マンゴープリン（手前）
■マンゴーとグレープフルーツのスープデザート（奥）

さくらんぼ、白桃に次いで、私の大好きフルーツ第３位を争うのはマンゴーとフレッシュ・ライチです（笑）。果実にうるさいのは当然！加えて、お菓子にも厳しい目をむけています（笑）。
とろんっと溶けていく、こちらのマンゴー・プリンは優しい風味が気に入りです。
あ、よく食べましたね！ そう笑い合う我が家でした。
■世田谷火龍園 （世田谷区赤堤）


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６取分：風をぱりっと

牛ばらのカレー煮込みを、取り分けてくれると、たっぷりのお野菜が待ち構えているのがわかります（にっこり、写真１）。
お供も届き、元気に発汗しながら、いただきます。
■土鍋炊き上げ飯・お焦げ有り（笑）
■あっさり上湯スープ

あ～、不思議。お肉はとろとろだからこそ、野菜のしゃきしゃきに、人の仕事の凄さを思います。しゃきしゃきなのに、ソースの味は、ちゃあんと染みています（微笑）。
レンゲですくったカレーをご飯にのせて、ムフフと笑う、不気味な食卓（爆笑）。ぴり辛の向こうに、島に吹く気持ちよい風を感じる素敵ご飯でした。


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夏を愉しむ広東６・マレーシアの風

■牛ばらのカレー煮込み
おうっ、しっかり旨辛〆が待っていたのですね。
スパイスの複雑な香を集めたカレー煮込みの奥底には、台湾の沙茶醤…干し海老や干し魚の香が、隠れているように思いました。
蒸し暑さに負けない、食べて歩き出すものの料理、ここに在り！ 食在赤堤！（ニッコリ）


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夏を愉しむ広東５・解れて蕩ける肉

■がんちゅうぶた（岩中豚）の角煮。マントウが半分なのは、お後が控えているから♪
オゥッ。ドンッと角煮（笑）。五香粉の豊かな香が、ふわりっとたちます。
サクリッと解れて、口に運べば、トロンっと溶けていきます。
ソースを纏わせて、マントウにのっけてパクリッ。思わず笑顔になってしまいます。
むむっ。蒸したてのマントウが、二人で一枚なのは不満です！（笑）
お後が控えていますから、と、受け流されてしまいました（大笑）。


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夏を愉しむ広東４・蛤の二つの顔

■蛤ふたしな（写真１）
左：ＸＯ醤蒸し（写真２）、右：醤油蒸し（写真３）

お～、いい香♪
季節の強さが満ちた蛤のジュ（旨汁）香です。
先ずは右手、醤油蒸しから。丸く張り詰めた蛤はプリプリです♪
そのジュを吸わせた春雨もご馳走なり、むふふ。ムシャムシャ噛んで、ゴックン。自ずから満足のため息が洩れます（笑）。
冷めては勿体ないお化けが出ます（笑）。
今度はＸＯ醤蒸しにトライ！
ふっくらと身厚な蛤に、添えたＸＯ醤の上質な甘さ。スープまで、飲み切り必須です（笑）。

蛤は同じでも、幾通りもの喜びを作り出せる。知識と気持ちの引き出しに、感謝なのです。うまうま♪


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夏を愉しむ広東３：泡雪雲丹♪

■雲丹の卵白炒め→泡雪雲丹と命名したいワタクシ♪
わぁ…きれい。夏に雪山♪（写真１）
ふわふわの雪は卵白炒め！金茶色の雲丹を巻き包んだ、泡雪です。素敵♪
かりかりの針のような揚げ麺の上に、黄韮やキンシンサイ（百合の蕾）の塩炒めと共に山を築いて。
取り分けて貰うと、今度は料理と思いました（笑、写真２）。食べたいって気持ちが立ち上がってきます。
ふんわりの泡にくっきり溶ける雲丹の旨味、シャリシャリの揚げ麺、クニュっと黄韮、キュッキュッとほろ苦さをアクセントに示すキンシンサイ。
一皿に世界の拡がりを感じる逸品でした。やるな！梁シェフ♪


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