令和の天皇誕生日、祝日に、湯島の天神様界隈を、所用で通りました。
梅まつりの時期、受験生の家族で長蛇の列を成す時期ですが、白梅はまだ、日本しか咲いておらず。
今年の東京の、春へのカウントダウンは、例年より十日以上、遅れています。
コロナ禍の不条理、苦しい二年余に加えて、さらに、ウクライナ周りで、奪われていく生活、殺されていく市民に、胸が潰れる思いです。
ウクライナで起きていることは、遠い話ではないのです。第二次世界大戦の終わりに、不可侵条約を破り、日本人を拘束した旧ソ連。北方四島、国後(くなしり)にロシア人社会を作り、日本から奪っている国。
ウクライナの姿は、未来の日本になるかもしれない恐怖を、与えるのです。
それ以上に恐ろしいこと…。
私たちの暮らしと命を、戦争から引き離してくれてきた憲法を、亡きものにしようとする力に、負けてしまう人が増えていくこと。
日本国憲法前文が前提とした信頼が、私たちの周りから壊されていく。自分だけ良ければ、の行き着く先の未来を、私は悲しみます。
生命と暮らしを護りたい!
私は昨日からはじめている、ウクライナ支援に加えて、ロシア製品の不買運動を始めます。ごまめの歯軋りであっても、自分の暮らしで、出来ることをします。
皆さん。
あれはゲームではない。遠い物語ではないのです。人が人を殺しているのです。
あれは未来の私たちの姿です。忘れないでください。
○日本国憲法、前文から、恒久平和の項を抜粋引用します。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
(引用終了)
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