過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

ローマは都会っと思った食3:緑の宝珠!

2016-09-30 23:57:00 | 旅日記
テーブルのお向かいに置かれたセコントに、目が釘付け(笑)。



■Gnocchetti di patata alla genovese
■英訳:バジルのニョッキ

マスカットみたい! 宝珠のようなニョッキ!
可愛い!
英文メニューでは、バジルの葉をニョッキにもソースにも使った、と書かれていました。



接近(笑)。確かに!ソースに絡んでいない地色のニョッキが、若草色です(ニッコリ)。

ワクワクと分けてもらうと、バジルとじゃが芋と、いい大蒜とオイルを感じます。陽射しを感じるニョッキです。
バジル好きな友の顔が、いくつも浮かびます。あぁ、食べさせたい!

茹でて潰したじゃが芋、軟質小麦粉、水で合わせて、団子に丸めて、海塩入りの湯で短時間ゆでるニョッキを作る。……その団子の中に、舌にさわるものはないので、ジェノベーゼを丁寧に潰してから混ぜたのか? 不思議なほどに、バジルがきれいにニョッキの中からも香りました。
外側からジェノベーゼを絡めているだけではない! 楽しいお料理でした。
……って、これは朋輩のお皿でした(笑)。
私の前にも、相手が待ちかねる香りがあったのです(笑)。


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ローマは都会っと思った食2:乙女のサラダ(笑)

2016-09-30 19:21:00 | 旅日記


■Salmone marinato con finoccio e fragola
■英訳:フィノッキオでマリネしたサーモンと苺のサラダ

きゃーあ(笑)。乙女な配色。朋輩の注文したブリモです。。。いえ、私が誘導したのです(爆)。

サーモン、苺、セロリと黒胡椒の味がする、と答えが戻ってきました。正しい!(笑)

フェンネル(fenouil)は葉の部分をハーブとして使うフランス語で、フィノッキオ(finocchio)とイタリア語で呼ぶ場合は、根元近くの鱗塊を食す場合が多い。セロリを強くした風味は熱をかけると消えるので、薬効を意識するなら生食と書かれていた書籍を、以前よみました(←ドイツ修道院のハーブ料理)。
日本では、ういきょうと呼ばれます。

去年、ミラノで買ったイタリア語の料理本に、サーモンをフィノッキオの葉でマリネする、と読めた(笑)記述があったのを、思い出したのでした。

味見させてもらうと、複雑にして、爽やかなサラダに仕上がっていました。
1)サーモン・マリネ+黒胡椒、2)苺の薄切りのごく軽いバルサミコ風味、3)パセリとセロリの風味の野菜=フィノッキオとオニオン・スライス、イタリアンパセリか?

美しい花のようなサラダでした。これは酸味のある苺の時期に、作ってみたい一皿でした。


★ご参考までに(PC辞書をひきながらのイタリア語訳ですからご勘弁):
[作る]
■フィノッキオでサーモンをマリネする
1)サーモン切り身に、砂糖、岩塩、粗挽き黒胡椒を、満遍なくまぶして、フィノッキオの葉で包み込み、新鮮なオリーブ油をかける。軽く叩くように馴染ませ、ラップでぴっちり包む。冷蔵庫で3~6時間おく。
2)まぶした物をとり、さっと水洗いし、丁寧に水気を拭き取る。
3)サーモン(2)を、新しいフィノッキオの葉で包み、新鮮なオリーブ油をかけて馴染ませる。ラップで密封し、冷蔵庫で、2~3時間おく。
4)薄くスライスして、レモン果汁と粗挽き黒胡椒で整える。その後、好みのサラダとする。


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ローマは都会っと思った食1:輝く地中海料理♪

2016-09-30 18:09:00 | 旅日記
二人のプリモは、それぞれに可愛らしくて、歓声が挙がりました(ニッコリ)。



■Tartare di Gamberi e melagrana
■英訳:海老とざくろのタルタル

私のプリモです。注文した時から、紅白のタルタルになるのかなっ?と、ワクワクしていました(笑)。



左半分に接近(笑)。
刻んだ海老と帆立。さらに細かく刻んだ生パイナップル、西洋ざくろの実。
白から赤へ。モザイクを組むよう。柘榴がガーネットのよう。
ラズベリーのソースに動きがあって。私を誘うようです。



右半分(笑)。
ライムの香りとホースラディッシュの酸味が、草緑色から届きます。
無造作に刺しているように見えるディルは、同じものが細かく刻まれて、タルタルの中にも所々に、含まれていることが、後程、崩して食していく時にわかります(ニッコリ)。



こんな風に組み合わせて食べていきます。甘味と酸味がいいバランス。むちゅんっの魚介、コリッと柘榴、パシュッとパイナップル!食感に笑顔になりました。

食しながら、再現する方法を考えました。たぶん……。(笑)
刻んだ魚介を、白ワイン・ビネガーで、さっと洗って、オレンジ、白バルサミコと白ワインで和えてあるのでは?
それと、生のパイナップルと柘榴、ディル、わずかにホースラディッシュを合わせて、セルクルで成形して。
ラズベリーソース、ホースラディッシュ&ライムと、好みであわせて、めしあがれ♪

新鮮な美味しさ、肩から力が抜けた、されど本気の気持ちよさが伝わるお料理でした。
あ~、ローマは都会だって思った、お皿でした(笑)。


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ローマは都会っと思った食(笑)

2016-09-30 00:27:00 | 旅日記
新しい街を訪れた時には、Hop On - Hop Off Panoramic tour bus を、地図を片手に乗るのが習いです。
地図の平面が立体の地図になり、頭の中に街が出来上がります。そうなると街歩きやバス、地下鉄に乗るのが楽になります(ニッコリ)。

頭に街ができたら、迷子になりません(笑)。
大好きな映画「ローマの休日」を思い出して、スペイン階段にいってジェラートを食べてこようかと(笑)、トレビの泉に程近いブランド店が並ぶ繁華街で、バスをおりました。
こちらが近道という道には、煙草をくわえた物売りがつきまとっていたので、一本、違う道に進みました。

ふっと風が変わり、ホテルとおぼしき建物の前に、柔らかな黄色と白で形作られた四角い張りテントがありました。室内のレストランを屋外に拡げているのだと、わかりました。
道の隘路になっていて、光と風が柔らかに回り込んで、なんだか気持ちのよい場所に感じて(笑)、寄道してランチをとることにしました。

スプマンテ(Spumante Fontanafredda DOCG Asti)を注文し、明るいおしゃまな昼食(笑)にしようと決めました。
ほの甘いマスカット味のシュワシュワなら、ピッタリでしょ(笑)。



コペルトの篭。ふくっと暖めてあって。スプマンテなら、グリッシーニをかじるのはお約束(笑)。



牡蠣を頼んでもいないのに、リンス・シート(日本風にいうと、お手拭きですね)かでて。
熱帯魚を思わせるバッケージが可愛い。ピラニアだと誤解した朋輩が気味悪がるのを笑い飛ばして。
(ええ、使うときには、頭を切り落として、あけるんですけど…苦笑)

空間の気持ち良さを味わっていると、プリモが運ばれてきました。
なんて、素敵な!!
■Ristorante Le Grondici, Via Poli. 9, 00187 Roma, Italy


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水曜日の祝福 (言葉の重さを意識するとき)

2016-09-28 17:27:35 | 旅日記
仕事の進捗に応じて、自由時間を調整してもらっていました。この場にいるなら、是非に!と思ったことがありました。
ホテルのレセプションで初めて知りました。水曜日 10時に法王様がサンピエトロ広場で祝福をなさる、ということ。そのために、ホテルの朝食は常より30分早めて開始する、とのこと。
その話をイタリアのメンバーにすれば「了解、それを選ぶ人で安心した」と快諾してくれました(ニッコリ)。



広場に入場するためのチケットのアレンジは、ホテルのレセプションにお願いしてありました。火曜日の午後遅くに、アレンジすると言っていて。
火曜日、戻った私に、笑顔で手渡してくれました。「これは広場への入場券であって、席を保証しません。貴方の判断で、時間を選び、セキュリティチェックをうけて、席を得てください。」

無料で、笑顔で手渡されるチケット。このホテル Residenza Paulo VI は、バチカン市国を訪ねる人を、巡礼者としてもてなしているのか、と思いました。
毎朝……というか、午前2時前に、一枚の紙が音もなく部屋に滑り込みます。その日の祈りのための、聖書の一節が、在室者の言語(6カ国はあるらしい、我が室は英語)にて、届けられているのです。
書類書きから、ふと、心は自省にむかいます。自分を静かに観る毎日でした。


さて、水曜日。5:45amに、ざわめきを感じて目覚めました。



窓をあければ……うわっ! もう人が並びはじめている。
10時だから8時には並ぼうと考えていた、準備のいい日本人の私(笑)を上回る、世界中から来るキリスト者たち!



朝食の開始列の先頭にたつ頃(笑)には、列はホテルの横を過ぎました。チャリティのためのテントもたちはじめました。まだ7時前です。
(その時にみたテレビ画像が、前記事です、笑。)

広場から退出するにも時間が掛かると教わっていたので、朝食はパンを二個、サンドにして食しました(笑)。
7:30amにホテルをでて、列に並びます。ホテルの脇の列は、広場の左翼前方にあるセキュリティ・チェックに繋がっていました。
ワクワクと上気した笑顔で、話し合っているグループ。そこにお土産の旗やロザリオ、トランプに、日除けの帽子を売り付けようとする物売りが群がっていました(笑)。



セキュリティ・チェックを終えた後、人々は自分の思う場所へ散っていきます。サンピエトロ広場に一杯の椅子は、左右に二列、大聖堂に近い部分から三列、およそ六つのゾーンに分かれていました。そのゾーンを通路が包む形です。



どこがいいか?なんて、解りません(笑)。
私達は、左翼の一番前のゾーン、前から15列あたり、中心通路から四番目に、席をとりました。
正面の白い段に、法王様が座られるだろうからと、決めました。



人々は、グループごとに纏まって座ります。団体を示す、お揃いのキャップやTシャツ、旗、証の十字架が並びます。
尼僧さんにキャップ!(ニッコリ) こちらはミネソタの教区の有志でいらしたそうです。
何故、わかったか? それぞれに、どちらから、と聞いて、握手を交わす、からです(ニッコリ)。



遅れてくるグループの方を呼び寄せる携帯電話の声も一段落した頃。9時近くには、特長ある音楽に合わせて、壇上に、椅子席の最前列に、一群の人々が入場してきます。(生オーケストラが壇上後方に控えていました。)

その後、壇上に枢機卿はじめ参列者群が着席されると、セレモニーが始まりました。
写真中央の白い屋根の下、右手に、黒い法服の司祭がお立ちです。
イタリア語から始まりました。どの教区から、何という名の教団が、ここに集っているかを読み上げていきます。
名を呼ばれた方達が、アピールの声をあげます(ニッコリ)。
言語が代わるごとに、司祭が変わられていきます。
イタリアから円周状に欧州の言語を読み上げていくようで、その言語に登録されている教団(と国名)が、順に大陸別に読み上げられていきます。
16ほどの言語があげられました。
ちなみに英語に読み上げられた教団のあった国は、英国、カナダ、アメリカ、韓国、中国でした。おそらく日本も、ここに入るのでしょう。

それらが済んだ後にファンファーレ。明るい音楽が奏で始められると、広場の後方から、わあぁぁっと轟音が響きます。
法王様はオープンカーのようなものにお立ちになって、広場の通路を回りはじめられたのです。
そうか! そのために外周に沿って席をとる人々があったのか!(ニッコリ)





人々は一斉に立ちあがり、カメラや携帯をかまえ、旗をうちふります。
笑顔でこたえる法王様が一瞬、巨大スクリーンにうつされ、その後、人々の差し出す手や笑顔が続きます。様々な人種がみてとれる…世界の縮図をみるようでした。



法王様の背後が写るスクリーンと、その行方をおう人々の眼差し、手にはスマートフォン(笑)。これが現代です(ニッコリ)。



かくいう私も(笑)。演壇中央に白い法服の法王様の笑顔を拝しました(ニッコリ)。
ここから法王様は壇に上り、待つ人々に挨拶されながら、すすまれます。人々の熱狂はやみません。



白い台座に法王様がたたれ、皆の声に応えられる。カメラの列は続きますが、さすがにセルフィは無かった(爆)。一応の礼儀はあるようでした。



法王様が着座され、最初の祈りが捧げられます。
その後、先程と同じく、それぞれの言語の司祭が、壇上右手にたち、左にお座りの法王様に、祈りの言葉を捧げます。
それに答えて、法王様が祝福の言葉をくださいます。それを黒服の司祭が、その言葉に翻訳して、広場に伝えます。



法王様の話される時には、巨大スクリーンに写ります。祈りを捧げる人、写真をとる人、様々でした(笑)。

捧げる言葉の内容は、違うのですから、法王様の祝福の言葉も、少しづつ違っていました。笑顔、ドイツ語、フランス語は、少なくとも違っていました。
広場の人々の反応も様々でした。シーンと聞き入って、最後に拍手と歓声でこたえる群。旗をふり、一文ごとに歓声を挙げる群。

スペイン語の時には、祝福の言葉がいくつかに別れました。
フランシスコ法王様の生まれた国、アルゼンチン。法王様の祝福に一分、スペイン語の音が含まれました。スペイン語(エスパニョール)の他に、カステジャーノも話されたのでしょう。壇上でも、広場でも、アルゼンチンの旗が大きくうちふられました。


「はじめに言葉ありき」
聖書に書かれている言葉は、神と人との関係を現す言葉です。
ですが、この広場で、私は違うことを考えていました。
それぞれの言葉を通して、人は理解し、祈るのだと、気づきました。言葉ごとに、その振る舞いも違うのだと。
同じ宗教の場、同じ聖書に向かっていても、どんな言語で考えるかで、現される行動は、まったく違う…。
言葉……言語って、こんなに重いものだったのだと、ため息をつきました。

私達が教わってきた国語の授業って、こんな大切なことを教えてこなかった。母国語がアイデンティティの根底を創ることを、だから大切にすべきことを、教えなかった。そう思えば、母国語もできないうちに、第二外国語を教えることは、意味をもたないことがわかるだろうに…。


そして、もうひとつ、思い出すことがありました。「バビロンの塔」
昔、人々は同じ言葉を話していた。神の高みを目ざし、協力して高い塔を作りはじめた。神は言葉を分かたれた。人々はお互いを理解できなくなり、争いが生じ、塔は見捨てられた。

広場で様々な言葉の祝福が続く時に、大半の時間は知らない言葉の時間になるのです(ニッコリ)。
スマートフォンでひたすらデータを送る人、広場を映すカメラに映ろうとアピールする人、電話する人、集団で写真をとる人。

誰かにとっては、かけがえのない大事な時間でも、解らない言葉に対して尊重が現されないことも、事実でした。
私達の日々にも、同じことがおきていないか?
無関心、だけでなく、無礼に至る危険を、私達はしているかもしれません。

言葉が違う、宗教が違うってことは、誰かの大事なことを、無礼に扱ってしまって気づかないことになっているかもしれない…。
いまの世界に、バビロンの塔は、あちこちにあるのかもしれない。テロはそこに根差すかもしれない。

言葉の重さ、大切さ。
広場で私は、そんなことを考えながら、人々をみてきました。母国語を理解して、笑顔に弾む人の嬉しい顔を、覚えておこうと思いました。


9:45amにはじまった祝福は一時間ばかりで終わりました。
人波をやり過ごしてから、ホテルに戻ろうとした私は、やはり舞い上がっていたのでしょう。
広場の外、スイス・ガードのたつ境界部分で写真を撮ってもらおうとして、ガードの方角へ駆け出しました。
ガードが「ホワイト・ラインを越すな」っと大声をだしました。


そう、どんなに平和と許しに満ちていても、ここには境があるのです。
常に注意している自分であっても、それを忘れてしまうほど、得難い時間を過ごしたのでした。ちゃんちゃん。

ホテルに戻れば、別料金であっても、希望者には、お昼をとるチャンスが用意されていました。朝食をとらずに、真っ暗い時間に並んだ者があるだろうことを、おもんばかった、優しい配慮でした。
選ぶことができるって、最高のもてなしだと、改めて、思いました(ニッコリ)。

長い長い記事でした。バチカン市国の話はこれで終わり(笑)。後は、ローマの食記事をふたつ、書きます。


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バチカンTVのある暮らし

2016-09-28 17:04:06 | 旅日記
滞在していたホテル、Residenza Paulo VI では、テレビの電源をいれると、最初にセットされている局がありました。



じゃん! この日の画面に写っているのは、サンピエトロ広場です。
そう、バチカン・テレビが、セット・チャンネルなのです(笑)。



バチカンTVのロゴが、画面左下に、入っています。早朝7時前の薄明かりです。

各国での布教の様子をながす番組があり、バチカン市国での様々な行事を中継したりも、していました。

この日はサンピエトロ広場を中継していました。水曜日は特別な日なのです。10時頃、法王様がサンピエトロ広場にでられて、集まった人々を祝福されるのです。その中継のための映像と思われました。
■ホテルから


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バチカン寄りのローマで街ごはん6:懐かしく思う食の姿

2016-09-27 20:04:00 | 旅日記
この赤ワインにあって、食事を素敵に締め括る、ぴったりのドルチェと言われれば……食べてしまうんですぅ(笑)。



■SOUFFLE di CIOCCOLATO FONDENTE con cuore caldo su zuppetta di lamponi e croccante al sesamo [necessita 14 min di cottura]
■DARK CHOCCOLATE souffle with warm heart on raspberries cream and crunchy sesame [needs 14 min cooking]
■ダーク・チョコレート・スフレ、暖かいラズベリー・クリームとさくさくの胡麻を添えて

あは! 14分以上かかろうとも、このスフレは楽しいです。重さと甘さがあって、さくさくっの食感も足せば、敵は無し(笑)。

振り返れば、懐かしく思う、楽しい街ごはんでした。
キラキラと輝くスタイリッシュな食というよりは、誠実な料理に、お祝いの喜びを載せたような、組み立てに感じました。
毎日が、そう華やかでなくても、今日は特別に良い日!
それは人生を幸せにする、大切な食卓の形だと、思いました(ニッコリ)。

■RISTORANTE - "I SAN PIETRINI"
VIA DELLE FORNACI 89, 00165 ROMA, Italy


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バチカン寄りのローマで街ごはん5:伝統に工夫を載せる!

2016-09-27 19:19:00 | 旅日記
かくして、もう一皿のセコントをメインに据えました。
この頃、お店は混んできて、少し間が空きましたが、感想を交換しあって(笑)楽しんで待ちました。



■Millefoglie di SALTIMBOCCA alla Romana con vellutata di carciofi e chips croccanti
■Roman TRADITIONAL "SALTIMBOCCA"
Millefeuille with artichokes cream and crispy chips
■ローマの伝統的サルティンボッカ、アーティチョーク・クリームとザクザク・チップスのミルフィーユ



重なっていたお肉達を剥がして(笑)、一層にすると、こんな感じに。綺麗な姿です。
子牛肉に生ハム(パルマ)とセージを載せて。アーティチョーク・クリームは香りを、チップスは食感をプラス。このお店流の工夫が、さわやかな甘さと軽さを加えていました、やるな!

サルティンボッカは、ローマ伝来ですが、あちこちにアレンジがあります。愛されているお料理(ニッコリ)。
パルマのプロシュートを調味料にし、フレッシュ・セージの綺麗な香りを合わせる。手軽に作れるまでに、考えた古人に拍手です(笑)。



近づいて切ってみれば、厚みがつたわるでしょうか(笑)。少し果肉を残したアーティチョーク・クリームが、あうんですぅ(笑)。

気持ちよく食し切れた、自分達なりのフルコース仕立てでした(爆)。


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バチカン寄りのローマで街ごはん4:街の名を食す

2016-09-27 17:42:00 | 旅日記
セコントはパスタとメインを一皿づつ注文し、時間差でだしてもらうように、お願いしました。
「うちの料理は自由だから、楽しんで分けて」と、いってくれました。



★ dal "CORE DE ROMA" i TIPICI PIU buoni
★ BEST traditional ROMAN PASTA
★ ローマの伝統的パスタ

■BUCATINI alla AMATRICIANA con pachino di Sorrento
■"Amatriciana" BUCATINO pasta (bacon, cherry tomatos, pecorino cheese and chilli)
■ブカティーニのアマトリチャーナ、ソレントのミニトマトで (ベーコンと表記するグアンチャーレ、チェリートマト、ペコリーノ・ロマーノ、チリ)

メニューの中で、イタリア語と英語の表記が内容まで含めて変わったのは、パスタの項目だけでした!
調べていくと 「パスタ名称 con pomodoro pachino e X 」で、チェリートマト(ミニトマトとも) とXを使ったパスタ、という用法がありました(笑)。
ということで、日本でも馴染み深いアマトリチャーナは、今後、我が家ではチェリートマトでソースを作りましょ(ニッコリ)。

ローマ北東のアマトリーチェは、地震の被害が酷く、回復は、ゆっくり、だと話をききました。ローマでは、パスタのチャリティもやったそうです。

届いたお皿から巻き取って、ぱくり♪
こっくりした重さのある塩気!
トマトの酸味とほの甘さ、塩漬肉の旨さ、羊乳チーズのこっくり感、チリの辛味が組合わさると、辛さや塩気だけではなく、旨味が生まれます。それが太めのパスタにくっきり絡むことから生じる甘さがあって。
旨うまっ。でした(ニッコリ)。


ちなみに、四種類挙げられていたローマの伝統的パスタは、このアマトリチャーナの他は、スパゲッティーを使ったcacio cheeseと黒胡椒、同じくスパゲッティーを使ったカルボナーラ、マッケローニを使った gricia グリーチャでした。

グリーチャはアマトリチャーナの原型で、パスタが違い、トマトをつかわない、とのこと(笑)。こちらのレストランでは、ベーコンと表記されるグアンチャーレ、パルメザン、ペコリーノ・ロマーノ、黒胡椒で、創るとのことでした。

先ずは何のパスタを使うのかが大事だと、イタリア語のメニューから、学びました(ニッコリ)。

このアマトリチャーナとメインのお皿のためには赤がいる!(笑)と、あわてて、Shiraz (ラツィオ州)を注文したのでした。ちゃんちゃん♪


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バチカン寄りのローマで街ごはん3:アーティチョークの花

2016-09-27 15:34:00 | 旅日記
もう一つのプリモは!
うわぁ、綺麗♪



■CUORE di CARCIOFO croccante, tomino, rosti di patate, rizudione di vino rosso al ginepro e noci
■Crispy ARTICHOKE HEART, warm "toma" cheese, potetoes's rosti(oにウムラウト、英語じゃない…), red wine reduction, grained walnuts
■ザクザクしたアーティチョークの心、暖かい「トマ」チーズ、ロースト・ポテト、赤ワインを詰めてソースにしたもの、砕いた胡桃

花咲くアーティチョーク!
ふくふくと香るチーズ。放射状に広がるソースと胡桃。ビジュアルのこだわり(笑)。



近寄れば、チーズを真ん中に仕込んで、焼き上げている? 何て豊かに香るんでしょう。



花をたおるようで可哀相なのですが、真っ二つに切り目をいれました。
ああ、ロースト・ポテトを土台にして、チーズをたっぷり、アーティチョークを花芯ごと、のっけて、赤ワインをかけて焼き上げて、揺れ惑う心臓を思うように仕上げたのか。美しい!
或いは、真心を込めて、胸一杯の想いを、と捉えた命名でしょうか。愛おしい…Amore とはまた違う、想いを込めるCuore 。美しい花に相応しい。



小さく分けて、ざくざくっと食べていく楽しみ(笑)。
アーティチョークの葉がくをしごいて噛むと、ワインの甘さと、植物の青にがさがバランスします。花芯はゆり根のような、ざっくり&ほっくりした食感でした。
花芯部のざっくり、むっちりのじゃが芋に、さらに合わせたチーズは素敵だけど、この美味しいチーズは何だろう?

後から調べました(笑)。
「Toma」とは、Toma Piemontese を指すと思われます。アルプスの牧場で作りはじめられた歴史をもつチーズをさす、そう。熟成すれば牛乳の風味豊かで、かつ、応分の塩分を含むため、ローマ料理に愛される、とのこと。

なるほど!
さらっと作ったようでいて、よく考えてある、美しい花なのだと、わかりました(ニッコリ)。

しかし疑問は残りました。カルチョーフィは春の野菜のはず?
尋ねてみました。何と、自分のところで品質保存している、とのこと。それ故に、赤ワインやトマを合わせて、特別な一品にしているのです、っという答に、胸うたれました。素敵なり♪

今度は、旬の時期にイタリアにきたい! カルチョーフィもモエッケもある時期に(ニッコリ)、春のイタリアに。


ワインは、最初は白。Ribolla gialla という葡萄品種を使った、さっぱりした明るい、ドライなワインが、くっきりしたプリモに、よくあっていました。(ニッコリ)。この品種は丁寧に仕上げると、赤をまかすような美しい白を作り出せるそう! 覚えておきます(笑)。
イタリアは、プロセッコもヴィーノも、手軽な価格から、美味しいものを新たに学ぶことが出来て、楽しいです。訪れる度に、好きになります(笑)。


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