
不思議の国ニッポン(笑)。ハッピー・ハロウィンという言葉に違和感を感じつつ、スイーツを作りました。
モニターに選んでいただいたGABANシナモン・パウダー。季節の美味しい林檎を煮て、ホットケーキ・ミクスで小さい方にも作れる蒸しパンを、と思いました。
しかし、出遅れた街には、もう南瓜の型も見当たりません(笑)。
そこで、変身!
ニッポンならではの鯛焼にしましょ。怪しいお魚に乗って、魔物は街を泳ぐのです!(笑)
■シナモン香る林檎鯛焼・蒸しパン
[材料]
A) シナモン煮林檎
酸味のある林檎 1個 (皮ごと食せる林檎を選ぶ)
GABANシナモン 6~8振り
白ワイン 大匙2
レモン絞汁 大匙1
水 適量
B) 蒸しパン部分 →ダイソーの鯛焼型で三個ほど(笑)
ホットケーキ・ミクス 150g
卵 1個
牛乳 100ml~
片栗粉 大匙1
色変りを作るなら 削りチョコレートやココアを 適量
[作る]
A)シナモン煮林檎
林檎は四分割し、3mm厚に切り分ける。琺瑯の小鍋に、林檎、レモン汁、白ワイン、シナモンを加える。林檎の高さの半分まで水をさし、弱火でくつくつ煮る。

我が家は、形があるほうが好みです。
(夜中に写真を取り直したら、シナモンシュガーでした(笑)、ミスりました。)
B)蒸しパンから鯛焼へ
1)ボウルに牛乳と卵を合わせ混ぜる。
2)ホットケーキ・ミクスと片栗粉を、目笊を通して、ボウルに振りいれる。だまを作らぬように、木べらでさくりとあわせる。→生地、出来上がり
3)鯛焼の型に、オリーブ油をクロスでぬる。
4)型に、大匙4の生地を入れる。型の底面を覆える。レンジ加熱500W 50秒~で、火を入れる。
5)シナモン煮林檎を載せる。大匙4の生地を入れ、レンジ加熱 70~90秒、加熱する。
6)鯛焼型の蓋部分をかぶせ、ギウッと押さえる。輪ゴムをかけて、少し温度が下がるまでおくと、うろこ模様がちゃんと出る(笑)。
7)型からはずす。(3)~(6)を繰り返す。

[ヒント]
○生地にココアや抹茶粉末を混ぜてからだと、色変りが出来上がります。削りチョコレートだと、怪しいドット模様に出来上がります(笑)。
○片栗粉を入れることで、皮目に張りがでます。
○小さい人を手軽に楽しませるために、レンジ蒸しパンにしましたが、金型があるなら、鉄のフライパンで蒸しパンにする方が、美味しくできます。シナモン煮林檎も生地に混ぜてしまうのが、オススメです(ニッコリ)。

割ると、煮林檎が入っています。生地に余分に蜂蜜を加えなくとも、シナモン煮林檎の香りが全体に拡がり、甘く感じます。

スパイスがあれば、レンジ蒸しパンでも大人味に変身します(笑)。
【料理もスイーツもHappyに! おうちハロウィンレシピ♪」モニター参加中です】
スパイスでお料理上手 料理もスイーツもHAPPYに!おうちハロウィンレシピ♪
10月31日は万聖節・前夜。万聖節は、冬の始まり、カトリックの祭日です。
人間の歴史は面白く重なりあうもので、カトリック以前のケルト民族の暦では、この日が一年の始まりとされていたそうです。
大晦日、年と年が重なりあう狭間の時間には、逝ってしまった者が偲んで戻ってきたり、異形のもの、善き精霊等が、行き交うと思われていたとききます。だから、この夜は家の扉をあけてはいけない、のぞいてはいけないと、伝えられています。
そんなケルトの伝承が、いつしかキリスト教の中にも溶け合って、アメリカで、特別な行事に成長したように思います。仮装してお菓子をもらう子供たち。それは子供のものでしたが、日本にきて、さらに特異な変化を遂げたように思います。
伝承を思えば、ハッピーとは言い難い。されど、銃の無い国、祭りの無礼講が大目に許されている国での、集団仮想パーティーならば、あり得るのかもしれません。私はオリジナルを大事にする、レトロスペクティブな質です(笑)。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。

グルメブログ 今日食べたものへ">