★食の話題ではありません★
▪️オリンピック、パラリンピック期間の休戦が始まっていない!
1992年、国際オリンピック委員会(IOC)によって、オリンピック休戦の再確立が提唱されています。この提案は、国連総会で取り上げられ、オリンピック休戦を遵守する決議が採択されるのです。
パリ2024に対しても、第78回国連総会において、賛成118、棄権 2で採択されています。
この決議により、オリンピック開幕の7日前から、パラリンピック閉幕後の7日間まで休戦の順守が求められる。2024年7月19日から9月15日までとなるか、ウクライナでも、ガザでも、戦火が止まったとの知らせがありません。
スポーツの力によって、共有、寛容、尊重の価値を、世界中に広めるという、オリンピックの理念は、届いていないことに、私は深い悲しみを感じます。
▪️戦争に責任を有する国の、ダブル・スタンダードに怒りをもつ
ウクライナに侵略しているロシアは、国家としてオリンピックに参加は認められていません。
されど、ガザで民間人を虐殺しているイスラエルは? 参加するのです。
アラブの民の命は、ユダヤ人に比べて軽いのか? 最初に一千人攻撃されたら、三万人殺しても、人道に対する犯罪ではないのか?
ロシアとイスラエル。二つの国に対する、ダブル・スタンダードを、私は怒りをもって、見つめます。
開幕を控えるオリンピックの、無事を願います。だけど、理念がないなら、命を守れないなら、もうオリンピックの価値は乏しいと思う、寂しい気持ちになりました。
これは2021年、TOKYO2020の時の記事です。(朝日新聞デジタルをpcで撮像)
環境保護の観点から採用された、ダンボール式ベッドを、イスラエル選手団があえて壊して、その過程をSNSに投稿した事実がありました。その行為に避難が殺到したことを伝えた記事です。
何人のったら、ベッドが壊れるか、試したかった、気持ちはわからないでもない。
だけど、誰かが準備し、成功を願っているものを壊す過程をさらす、とは、人の想いへの配慮ができない未熟さを、私は感じました。
この同じ未熟さ、愚かしさをもって、今日もイスラエルは国として、ガザの民を殺すのか? そしてイスラエルの旗に拍手するのか?
私は忘れないでおこうと、思っています。
戦争を繰り返したくない!と願って集った、国連への想いは、80年に届かず消えるのか? 人間はこんなに愚かなのか、哀しく思うのです。