★注意喚起★
★食の記事ではありません★
★強い怒りの表現を含んでいます★
★メディアに掲載された心ない表現が、テキストに含まれています★
本人でなくても、耳にする言葉に愕然とし、哀しくて、悲鳴を飲み込むしか出来ないときが、ありませんか?
異国の選択肢であっても、世界の未来を思って、暗澹とした思いに胸を抱え込むことが、ありませんか…。
言葉に無神経であって、その言葉が人の心を折り、絶望しか生まないことへの想像力がない。
失言だから、取り消す? そんなことは有り得ない。言葉は、発せられたら、命をもち、力をもつ。
だから、誓いの言葉があるのです。
原発事故がなければ、暮らしていた場所に帰らないのは、自己責任か?
「東北だからあの被害ですんでよかった」のか、首都圏ならもっと被害になったはず?! だから何?
「学芸員は最悪のがん」。がんは病気のひとつであって、善悪を忖度されるものではない。
「東北を走った汚れたトラックを、きれいな九州にいれるな」 復興支援の物産展への搬入にぶつけられた、たった一部の人の言葉の切なさ。
「イスラム教徒の移民がアメリカの安全を犯している。アメリカの利益を損なうのは敵だ。win and winはない。勝つのは俺だけだ、相手は敗者だ。」
これらの言葉をきいて、気持ちのよい人がいるだろうか?
いや、居るのかもしれない……。現在、沢山の心に闇が拡がっているように感じています。
失言ではないのだと思う。本人は、その通りに思っているから、言葉にでているだけだと思わざるを得ないのです…。
自分じゃなくて、よかった。気の毒だし、大声じゃいえないけど………。
そんなケースに直面した時、どんな言葉を発するかを、一呼吸して、想像してみてください。
自分が、家族が言われたら?
その気持ちをもって、言葉と向き合って欲しいと、切望します。
政治家だから、ではなく。
毎日の暮らしのなかでも、同じだと思います。
いや、明日もあわねばならない、身近な人にこそ、想像力を発揮して欲しいと願います。
言葉は、取り返せない。そう知ってほしいと願います。
自分も、自分を戒めて、います。弱い人の側に立つからこそ、より厳しくなくてはと。未だ道なかば、です。
世界は変えれなくても、今日、出会う誰かとの関係に、何かできることはある。無駄であっても、そう信じたい。
投げつけられた言葉に、哀しい気持ちを抱く方へ。
しょうがない、当事者じゃないから、わからないのだろうって、許さなくていいから!
どうぞ怒ってください。
何、言ってるんだって!
同じ酷い思いをしたら、分かるようになるよって、呪いの気持ちをもたない、優しい人よ。自分達だけで、孤独に苦しまないでください。
無力さに言葉をなくした、沢山の人は、あなた方と同じ痛みを感じることができるのですから。
私達は同じ。自分が苦しいものを、人に押し付けない、尊厳を信じる人間です。
どうぞ、潰れてしまわないで!
2017/04/26朝 過労死予備群 謹書