萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

short scene talk ふたり暮しact.63―Aesculapius act.76

2014-08-17 23:30:12 | short scene talk
二人生活@帰省4車中act.2
Aesculapius第5章act.5-6の幕間



short scene talk ふたり暮しact.63―Aesculapius act.76

「光一、あと30分くらいで着くよ?(笑顔)(今日から初めて本家で暮らすんだ光一と照萌ああなんだかすごい幸せ萌)」
「ん、家に着いたらまず布団干して掃除するねっ、吉村の祖母サンもしてくれたけどさ、ちっと日に当てる方が気持イイからね(御機嫌笑顔)(こういう会話ナンカ大人っぽいよねあの家の主夫は俺だもんねっふふんっ嬉×ドヤ喜)」
「そうだね、自分たちで掃除してから住む方が家も嬉しいだろうし(微照笑顔)(自分たちでってなんかすごい幸せだな二人の家ってカンジで照萌)」
「うんっ、きっちりやるねっ。でも雅樹さんは無理しないで休んでよ?今日も午前中は仕事だったんだしさ、運転もして疲れてるはずだね?(ずっと動きっぱなしで心配だね)」
「ありがとう、でも一緒に僕もしたいんな、疲れてないから大丈夫だよ?(笑顔)(ああ一緒にって幸せだな照ってそうださっきの寝言を聴きたいな照期待)」
「ん、だったら無理ない程度で一緒にしてね?明日も雅樹さんは仕事なんだしさ、(でも雅樹さん几帳面だからキッチリ掃除しちゃいそう)」
「うん、そうするよ?(笑顔)(さてさっきのこと訊きたいけど照)光一、さっき寝言を言ってたけど憶えてる?(あああ訊いちゃった照)」
「ん、寝言なんて言ってたかね?(ファミレスに着く前のこと訊いてるんだよね俺さっき寝ちゃってたケドなんか夢見ていたっけかね)」
「うん、ファミレスに着く前だけど(ああ訊くのはずかしいでも知りたいし)僕のこと夢に見てた感じだったよ?(ああ訊いちゃった照)」
「雅樹さんの?(あっそうだったね)んっ、雅樹さんの夢見たね、夢でもキッチリ別嬪だったよ?(御機嫌笑顔)(夢の雅樹さんも大好きだねっ)」
「そういうの僕ちょっと恥ずかしいな(照笑顔)(夢でもって褒めてくれる可愛い光一ほんと僕のこと好きでいてくれるな嬉しいでも夢なんだろ照)」
「恥ずかしいことなんて無いねっ、雅樹さんが別嬪なのは誰もが認めることだもん、ファミレスでもさっき言われてたねっ(ドヤ笑顔)(雅樹さんはホントかっこいいね俺のこと大好きでいてくれるんだもんねっふふふんっ)」
「え、照(そんなファミレスで言われてたんだ気になるでも夢はもっと気になるんだけどだから)夢でも僕、なんか光一に言われてたみたいだけど?照」
「うんっ、夢で雅樹さんが絵を描いてくれたね、うんと上手だったよ?(御機嫌笑顔)(雅樹さんは絵も巧いんだもんね顔だけじゃなく絵も別嬪だねっ)」
「僕、絵を描いてたの?(でも寝言ではえっちって言ったと思うんだけどって僕いったいなんの絵を照悶々)あの、どんな絵だったかな?」
「ん、白鷺の絵を描いてくれたよ?うんと綺麗だったからさ、雅樹さんの絵ちょうだいって夢でおねだりしたらくれたね(極上笑顔)(夢でも雅樹さん優しかったねっふふふんっ)」
「絵を、ちょうだいって言ったの?(もしかしてそれが『まさきさんのえ…ち』のトコなのかな僕なんていう勘違い照真赤でもだったらあれは)」
「うんっ、雅樹さん絵をちょうだいって言ったよ?でね、あんまり上手に描いてくれるからね、そんなしたら絵から白鷺が飛んでいっちまうからダメっても言ったよ、(ホント上手な絵だったからね)」
「え、(もしかして『そんなしたら…ダメ』ってそういう意味だったんだ僕またなんていう勘違いを照×2乗)そっか、そんなに上手に描けてた僕?照」
「うんっ、ホント別嬪な絵だったよ?だから俺、もっとしてってオネダリしちまったねっ、ね、今度ホントに絵を描いて俺にくれるかね?(おねだり笑顔)(ホントに絵を描いてプレゼントしてくれたら嬉しいね)」
「あ、照(それが『まさきさんだいすき…もっとして』だったんだね照あああ僕またなんていう勘違いをしてるんだ僕ほんとすけべだごめん光一)」
「ね、雅樹さん、白鷺の絵を描いてみて?墨だけでうんとキレイに描いてたよ、ね、して?(御機嫌おねだり笑顔)(描いてくれたら宝物にするんだもんねっ)」
「あ、うん、照(こんなに光一は無邪気なのに僕は照萌×悶々)そうだね、明後日は休みだから描いてあげられると思うよ?(笑顔×照萌)」
「ありがと雅樹さん、楽しみにしてるね?雅樹さん大好き、(極上ドヤ笑顔)(やっぱり雅樹さん俺の言うコト聴いてくれるね嬉しいねふふふんっ)」



気分転換に会話短篇UPしました。雅樹と光一@帰省道中の車内会話です、笑

第78話「冬暁6」読み直したら校了です、英二と父の対話@都内某所にて三十年前の真相。
不定期連載「Lost article 天津風 act.25」校了しています、雅人@病院寮で思案中。
Aesculapius「Chiron 智者の杜8」加筆校正します、雅樹@本家居室にて。

取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚185

2014-08-17 00:21:04 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚185

1月最初の土曜@雪山の宿の夜、
風呂から戻った部屋(花サン不在)に御曹司クンから電話が来た、

「っまたそういう単語つかうなってば馬鹿っ、あーもうホントまじソッチ乗りこみてえ拗」
「お断りだよ?で、そろそろ切るからね、笑」

なんて会話で遠慮なく電話を切って、
また持参したノートパソコン開いてアレコレやってたら茹で上がった花サンが戻ってきた、

「いいお湯で良い星空だったーあ、呑んでるずるいー笑」

相変わらず湯で御機嫌だよね?笑

こんだけ元気になってくれるんなら来て良かったかな?
そんなこと想いながらグラスもう一つに梅酒(冷)注いで、渡したら花サンは笑った、

「ありがと、温泉出て冷たいお酒ってサイコーだよね、」
「そうだね、笑」

笑ってパソコンしながらグラス口付けて、
その向かいで花サンも本開きながら上機嫌に笑って言った、

「ね、御曹司サンから電話あったりした?笑」

女の子ってコワイよね?笑
なんて思いながら正直に笑った、

「花サンのことイジメるなって言っておいたよ、笑」
「あーそれ彼にはホントSだろね、」

本とグラス持って笑ってくれる貌はなんだか話したそうだった、
これはノンビリ向きあう方が良いんだろう?そんな空気にパソコン閉じて言った、

「乗りこみたいって言うからお断りしといたけど、花サンは来てほしかった?」

ホントは顔見て訊きたい事あるだろう?
そう想ったまんま言ってみたら彼女は寂しそうに笑った、

「そうだねー会って聴きたいこと言いたいこと沢山あるけど、でも彼が来るのはトモさんに逢いたいからだし、笑」

確かにそうかもしれない、でも自分にその気はゼロ。
それでも電話さっき少し話してしまったのは憎めないからだ、

こんなに花サンのコト傷つけたヤツなのに?

それなのに責めきれない、
それが御曹司クンに対する憐憫なのか友情なのか、それとも別の何かだろうか?
そんなこと考えながら山図ひろげて明日のルートを花サンに見せて笑った、

「相手がドウっていうより自分自身だろ?相手の都合とかアレコレあるけど、御曹司クンのが確信犯だし遠慮無用じゃない?笑」
「そうかなーでも遠慮無用ってなんか慣れないっていうか、傷つけるのも趣味じゃないっていうか、ねえ?」

なんて発言に花サンの気持ちが解かるなって思った、
相手のこと自分より優先して+等身大で考えようとしている、そうなったら妄想恋愛とかじゃない、
だったらストレートに訊いても良いのかな?なんて想って訊いてみた、

「花サンは御曹司クンがバイでも恋愛で好ける?恋愛対象がノーマルの倍いるって相手だけど、大丈夫?」

バイセクシャル=男も女も恋愛対象、だから恋敵も倍いることになる。
それは花サンみたいな一途タイプには甘くない、だから訊いた相手は困ったよう笑った、

「うーん、まだ何とも言えないな、っていうかね?自分が一番に好きになってもらえるならって言うのが本音かも、笑」

こういう考え方してくれるんなら大丈夫かもね?

そう思いながらも暫くは心配だなって思った、
ぶっちゃけ多少ホントは不安定なトコがある、だから手首には傷痕があるわけで、
だからこそ幸せになってほしい、けど、御曹司クンもトラウマアレコレだからどうなるんだろう?


第78話「冬暁6」草稿UPしました、英二と父の対話@都内某所です。
Aesculapius「Chiron 智者の杜7」校了しました、雅樹と光一@本家縁側にて。
会話短篇「short scene talk ふたり暮しact.62」校了しています、雅樹と光一@帰省途中のワンシーンです。
不定期連載「Lost article 天津風 act.25」校了しています、

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楽しんでもらえてたら嬉しいんですけど、ってことで短いけど続きです、笑

取り急ぎ、



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