深夜雑談:偏差値×大学とその先
夏休み終盤っぽい雑談します、で、受験&大学ネタです、笑
高校3年生は受験の夏→夏を制する者が受験を制するなんて言いますが、
夏なら志望校&学部も決待ってると思いますけど、よく勘違いされがちなのが、
テスト成績=適性 ←コレ一概に言えないです。
入試レベルで適性判断するなら専攻科目の教科は偏差値70超からの勝負になります、
大学は専攻科目のオタクになるトコです、で、偏差値70超+他の苦手科目で均した結果その大学に入ってるやつもいます。
上位校になると専攻科目の偏差値75超は普通にいます、だから専攻メインの二次試験で差が開いて正規合格と補欠合格では実力格差がデカいです。
一次試験のセンター試験スコアは適性を示すというより基準点、二次試験の専攻科目で論述式になると専攻得意なヤツとの実力差がはっきり出ます。
そんなカンジなので偏差値60台は得意科目その専攻に適性アリとか思うと大間違い、もっと出来るヤツにプライド挫かれるとかザラな話です。
ようするにセンター試験のスコア=合格確実とは言えないし、入試の成績上位で入学しても大学で落ちこぼれるヤツは少なくない。
どっちにしても高校までの成績&入試では大学の適性を測れるワケじゃないって事です。
ちょっと経験談になりますが、自分の母校は3年次にあがるとき査定があります。
コレ国公立ではよくある制度みたいなんですけど2年修了時に取得単位数を精査→進級を決めるワケです。
で、自分の大学では1割ほど落第・留年者が出るんですが、この留年者たちの入試成績とかの内訳でいうと、
・各都道府県の名門校出身者が多い
・補欠合格者もいればセンター試験の成績上位者もいる
ってカンジで意外に想われる方もあるかもしれませんが、要するに、
高校時代その該当科目のテスト成績が良かった→その科目の専攻を受験して入試は受かる、
でも大学で単位取れず落第する=なぜ単位が取れないか←大学の講義と高校の入試対応授業は全く別物だから。
いま学位相当の論文が書けなくても学位認定されちゃう大学も存在するようですが、笑
でもマトモな大学なら学部卒業の課題=学士論文or卒業研究が合格しなかったらモチロン卒業出来ません。
この卒論を書けるまでのトレーニングとして、1年次から講義ごと単位認定課題として論文と研究は文系理系関わらず課されます。
↑
この課題論文&研究もホントにその専攻に興味=適性が無かったらイイモン書けません、
ドッカの既存論文を剽窃=他人の論文を引用文献も明示せずに自分のものとして書く泥棒論文しても、マトモな教授なら看破されます、笑
他人に書かせるゴーストライターも同様どっちもバレたら単位認定されず最悪退学処分、学歴も「中退」とすら書けなくなります。
ようするに・大学でいちばん必要なのは好奇心と向学心、それが適性にも繋がるんですけど、
そういうの高校までの授業&テストや入学試験では測りきれないんですよね、
たとえば国語科なら高校までの授業+テストはいわゆる感想文レベル、文章を読んで内容把握すれば解ける問題+書ける感想文です。
が、大学の国文学・日本文学になると「文章を読む」だけじゃ追いつけない、知識&分析力が要求されることになります。
前に『楢山節考』をテキストにして書いたモンUPしましたけど、あんなカンジ。
背景:執筆された時代の事件・世論がどのように文章へ反映されているか?
理念:文章に描かれたモノの考え方=観点や思想は、どんな原典に影響されて生まれたものか?
表現技法:文章の言葉遣い=語尾変化や単語選びなど文章の特徴、その文体で狙っている効果+影響を受けたと思われる原典の模索。
なんてアタリを分析して作者が「何」を書こうとしているのか考え+論にまとめる力が要求されます。
これが古典文学だと翻刻文=いわゆる古文のまんまで自分で読みこなす能力も当り前だけど必要です、
より古典でツッコむなら原文=昔ながらの崩し字で書かれた原書を翻刻するとこからやります、笑
法学部だと卒論の代りに国試って大学もあります。
ようするに、司法試験に合格する方が大事だから卒論書く暇あったら試験勉強しとけよってことです。
この試験勉強も高校までとは違います、で、その適性話だとエグイ事件も冷静に読んで分析できるのかってトコかなと。
国立法科を出たけど、刑事系の判例集を読んでるうち人間不信へおちこんで→鬱になって法曹は辞めたって人もいます。
もちろん民事でもエゲツナイ話は沢山あって相続がらみや離婚調停なんかは愛憎劇泥仕合が好きな人は楽しいと思います。
なんてカンジに判例集はエゲツナイ事件も当然あるワケで、それを事例研究なんかしてると人間失格みたいな話も少なくないです。
いま書いてる小説でも事件例あれこれ出てきますけど、あれは判例集や事件考察の論文を参考にして書いています。
そうやって読むとき感情移入しすぎるタイプは法曹は難しいだろなーと。
法科は法曹=裁判官・検察官・弁護士なら刑法も必須、だから刑事系のエグイ書証を見る可能性も当然あります。
司法書士とか民法系の士業なら刑法そこまでやらなくてもOK、グロイ物証を見る機会は無いのでその辺は安心かなと。
ただ司法書士も相続が絡むので権利問題ヤヤコシイ、建物登記=家を建てて登記するのも利権あれこれメンドウはあります。
どれにしてもヒューマンスキルが高い=心理戦や理論的思考力が求められるので、感情的になりやすい精神不安定なタイプは不向きです。
文系で人気高いのは史学科とかありますけど、
歴史小説や時代小説が好き、くらいだと史学科ではコケる人も多いです。
というのは史学科=文献考察とフィールドワーク=現地調査が必要なので、一人旅が苦にならないタイプが向いてるかなと。
・黙々と資料文献を読み漁るのが好き、活字中毒+分析力があるかどうか?
・考古学なら独りコツコツ発掘作業があります、地道な作業が好きかどうか?
・山奥だろうが独りで歩きまわれる体力+山中の危険察知もできる冷静さ←フィールドワークで辺鄙なところも行く可能性があるので
・初対面でも会話できるヒューマンスキル←フィールドワークで現地の人と話す機会も少なくない
歴史好きはオタクひきこもりが多い印象も持たれやすいですけど、
大学で研究するとなったら黙々読む内向的作業+フィールドワークの外交的性格もカナリ必要になります。
理系なら、たとえば医学部なら適性が最初に突きつけられるのは解剖かなって思います。
医系の人は周りに複数いるんですけど解剖ネタは人によって様々です。
・最初の解剖をやった後はしばらく肉が食べられなかった、
・モルモットの生体解剖が耐えられなくなって中退→別学部に入り直した、
・開いた瞬間の臭いがアウト、慣れるまで嘔吐感すごかった、
・血を見て貧血を起こし気絶しかかってヤバかった、
なんてカンジですけど、
臨床でも患者の死期が解かってしまうコトが辛いっても聴きます。
どうやって解かるかはそのうち小説中にも描くと思いますが、色々なポイントがあるそうです。
ソノヘン患者さんやご家族に知らせることも精神力が要求されます、そういった適性は当たり前だけど入試で測れません。
このへんは国公立でも私立でも同じ辛いとこかなって思いますが、私大の医学部だと学費の馬鹿高さも悩みだろうなと。
で、入試の話に戻りますが周りの医系人は国公立の医科出身者が多いんですけど、国公立医科は偏差値レベルが他の理系とは違うなって感じます。
センター試験は最低1科目は満点が当り前だったなんて人が少なくありません、普通に喋ってても頭の使い方が独特&回転速くて面白いです、笑
また、同じ医科でも大学によって得意分野や学閥なんかのカラーが違うので選択間違うと理想とかけはなれすぎるって間違いもあるんだとか。
たとえば地元で医者やりたいんなら地元の国公立医大に進むほうが東大医科に行くよりも地元病院を紹介してもらいやすかったり、
旧帝大系は研究肌、旧医専系は臨床が強い、論文や博士号取得の環境など違いがアレコレあるそうです。
工学部だと東工大とか名工大・東北大が名門にあげられますが、
工学部は技術の世界=研究は日進月歩、なので卒業研究は研究室の教授のサポート研究になるんだとか。
ようするに学部4年間じゃ自分オリジナル研究に到達する時間は足りなすぎるってことです、
また工学部は女子が圧倒的少数で希少価値=姫サマ扱いしてもらえるって事情もあるんだとか、笑
だから研究室選択も女子は優先的だったりと優遇が慣習化されている大学もあるそうです。
あと、数学の教師になりたい場合は大学選びは気を付けて下さい。
数学科の中学・高校の教員免許は認定されている大学でしか取得できません。
ちなみに医学部は教員免許取得はまず無理です、実技や臨床の講義が多くて研修期間も長い=忙しすぎ教育実習に行けないためです。
↓
教員免許取得は必ず教育実習が必要になります。
実習期間は学科・免許の種(一種免許状・二種免許状)などで違いますが、少なくとも二週間は掛かります。
この実習に行ける時間が取れない学部学科だと教員免許取得は出来ないってワケです、で、医学部はまず不可能です。
また東京学芸大は教育実習の期間が他校より長いと聴いたことがあります、元々が師範学校の大学なので現場経験が重視されているのかなと。
で、こういう適性どうやって知るのかって話ですけど、
1.関連書籍を読みまくる→もっと知りたいなって興味が湧くならOK
2.オープンキャンパスに行って専攻の学生や教授と話してみる→普通に大学見学して声かけるのも面白いです、笑
3.高校の学校成績にこだわらず、いろんな分野で1+2を試してみる。
4.趣味的の好きと専攻にする適性は違うこともあります、寝るの忘れるほど没頭できる分野ならアリかなと。
5.就きたい職業に役立つ分野専攻なのか?もし希望職種と違う分野に適性あるならソレが向いてる職業も調べてみる。
なんてカンジに高校1年からやっておくと大学で進路ミスったーなんてならずに済むかなと。
あと「5」に挙げたことですけど、卒業学科と就職が全く違うケースもよくある話になります、が「応用」がポイントです。
文学部出身なら読解力が武器→文章を読む+書くことが多い士業=資格系職業に就いたり、なんてことも実社会では少なくありません。
でもって、率直なトコですけど大学入試の成績が良いからって立派な社会人になるわけじゃありません、笑
上述したように試験がいくら得意でも大学でマトモな学問成果を出せない人もいます、で、ろくな就職出来ない人もいる。
大学でアウトだった人でも実社会に出たら実績築き上げていくって人もいます、高卒でも資格取得して社会的地位を昇る人もある、
そういうのって結局は、
・自分の適性に気がつけてそれ相応の進学+就職を選べたか?
・見つけた適性を磨くことを怠けなかったか?
って事なんだろなと。
こういう適性みたいの最初に見つける機会が大学受験でもあるかなって思います。
そんなワケで周囲の意見を聴くことも大事です、他者は自分で気づけない客観的ポイントを教えてくれるから参考価値が高い、笑
その意見を聴くときも自分自身の意志と適性=厭きない好奇心のベクトルを見失わないこと、所謂ステイタスっぽいのに囚われて選ぶとコケます、笑
大学の勉強は専攻分野のオタクになりきる=適性・興味がホントにないと在学期間4年or6年保ちません。
だから学歴目的で大学名だけで選んじゃうと色々コケる、大学のカリキュラムや教授の陣容+図書館の質と機能性など要チェックです。
学位はたとえ学部卒の学士でも学んだ結果の成果に与えられるモノ、ようするに「勉強すること」が目的の場所だってコトが大学選びの基準です。
4年間or6年間ずっと没頭できる分野専攻、そこで自分が何をしたいか出来るのか?を見つけて学んでいく楽しい時間が大学って時間なのかなって思います、
第25回 過去記事で参加ブログトーナメント
夏休み終盤だからコンナ話だらっと書きましたけど役立つ方あれば嬉しいです、笑
いつもの雑談ぽいやつは昨日とかバナー減ったのでアレも厭きてるかなと思っています、
アレホント雑談な感じで小説ともあんまり言えないし、笑 でも気が向いたら続きまた書きますけど、
なんてカンジに書いてたら深夜こんな時間になりました、帰って眠くて寝ちゃって起きたんで目ヤヤ冴えたんですよね、でもそろそろ寝ます、笑
智
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夏休み終盤っぽい雑談します、で、受験&大学ネタです、笑
高校3年生は受験の夏→夏を制する者が受験を制するなんて言いますが、
夏なら志望校&学部も決待ってると思いますけど、よく勘違いされがちなのが、
テスト成績=適性 ←コレ一概に言えないです。
入試レベルで適性判断するなら専攻科目の教科は偏差値70超からの勝負になります、
大学は専攻科目のオタクになるトコです、で、偏差値70超+他の苦手科目で均した結果その大学に入ってるやつもいます。
上位校になると専攻科目の偏差値75超は普通にいます、だから専攻メインの二次試験で差が開いて正規合格と補欠合格では実力格差がデカいです。
一次試験のセンター試験スコアは適性を示すというより基準点、二次試験の専攻科目で論述式になると専攻得意なヤツとの実力差がはっきり出ます。
そんなカンジなので偏差値60台は得意科目その専攻に適性アリとか思うと大間違い、もっと出来るヤツにプライド挫かれるとかザラな話です。
ようするにセンター試験のスコア=合格確実とは言えないし、入試の成績上位で入学しても大学で落ちこぼれるヤツは少なくない。
どっちにしても高校までの成績&入試では大学の適性を測れるワケじゃないって事です。
ちょっと経験談になりますが、自分の母校は3年次にあがるとき査定があります。
コレ国公立ではよくある制度みたいなんですけど2年修了時に取得単位数を精査→進級を決めるワケです。
で、自分の大学では1割ほど落第・留年者が出るんですが、この留年者たちの入試成績とかの内訳でいうと、
・各都道府県の名門校出身者が多い
・補欠合格者もいればセンター試験の成績上位者もいる
ってカンジで意外に想われる方もあるかもしれませんが、要するに、
高校時代その該当科目のテスト成績が良かった→その科目の専攻を受験して入試は受かる、
でも大学で単位取れず落第する=なぜ単位が取れないか←大学の講義と高校の入試対応授業は全く別物だから。
いま学位相当の論文が書けなくても学位認定されちゃう大学も存在するようですが、笑
でもマトモな大学なら学部卒業の課題=学士論文or卒業研究が合格しなかったらモチロン卒業出来ません。
この卒論を書けるまでのトレーニングとして、1年次から講義ごと単位認定課題として論文と研究は文系理系関わらず課されます。
↑
この課題論文&研究もホントにその専攻に興味=適性が無かったらイイモン書けません、
ドッカの既存論文を剽窃=他人の論文を引用文献も明示せずに自分のものとして書く泥棒論文しても、マトモな教授なら看破されます、笑
他人に書かせるゴーストライターも同様どっちもバレたら単位認定されず最悪退学処分、学歴も「中退」とすら書けなくなります。
ようするに・大学でいちばん必要なのは好奇心と向学心、それが適性にも繋がるんですけど、
そういうの高校までの授業&テストや入学試験では測りきれないんですよね、
たとえば国語科なら高校までの授業+テストはいわゆる感想文レベル、文章を読んで内容把握すれば解ける問題+書ける感想文です。
が、大学の国文学・日本文学になると「文章を読む」だけじゃ追いつけない、知識&分析力が要求されることになります。
前に『楢山節考』をテキストにして書いたモンUPしましたけど、あんなカンジ。
背景:執筆された時代の事件・世論がどのように文章へ反映されているか?
理念:文章に描かれたモノの考え方=観点や思想は、どんな原典に影響されて生まれたものか?
表現技法:文章の言葉遣い=語尾変化や単語選びなど文章の特徴、その文体で狙っている効果+影響を受けたと思われる原典の模索。
なんてアタリを分析して作者が「何」を書こうとしているのか考え+論にまとめる力が要求されます。
これが古典文学だと翻刻文=いわゆる古文のまんまで自分で読みこなす能力も当り前だけど必要です、
より古典でツッコむなら原文=昔ながらの崩し字で書かれた原書を翻刻するとこからやります、笑
法学部だと卒論の代りに国試って大学もあります。
ようするに、司法試験に合格する方が大事だから卒論書く暇あったら試験勉強しとけよってことです。
この試験勉強も高校までとは違います、で、その適性話だとエグイ事件も冷静に読んで分析できるのかってトコかなと。
国立法科を出たけど、刑事系の判例集を読んでるうち人間不信へおちこんで→鬱になって法曹は辞めたって人もいます。
もちろん民事でもエゲツナイ話は沢山あって相続がらみや離婚調停なんかは愛憎劇泥仕合が好きな人は楽しいと思います。
なんてカンジに判例集はエゲツナイ事件も当然あるワケで、それを事例研究なんかしてると人間失格みたいな話も少なくないです。
いま書いてる小説でも事件例あれこれ出てきますけど、あれは判例集や事件考察の論文を参考にして書いています。
そうやって読むとき感情移入しすぎるタイプは法曹は難しいだろなーと。
法科は法曹=裁判官・検察官・弁護士なら刑法も必須、だから刑事系のエグイ書証を見る可能性も当然あります。
司法書士とか民法系の士業なら刑法そこまでやらなくてもOK、グロイ物証を見る機会は無いのでその辺は安心かなと。
ただ司法書士も相続が絡むので権利問題ヤヤコシイ、建物登記=家を建てて登記するのも利権あれこれメンドウはあります。
どれにしてもヒューマンスキルが高い=心理戦や理論的思考力が求められるので、感情的になりやすい精神不安定なタイプは不向きです。
文系で人気高いのは史学科とかありますけど、
歴史小説や時代小説が好き、くらいだと史学科ではコケる人も多いです。
というのは史学科=文献考察とフィールドワーク=現地調査が必要なので、一人旅が苦にならないタイプが向いてるかなと。
・黙々と資料文献を読み漁るのが好き、活字中毒+分析力があるかどうか?
・考古学なら独りコツコツ発掘作業があります、地道な作業が好きかどうか?
・山奥だろうが独りで歩きまわれる体力+山中の危険察知もできる冷静さ←フィールドワークで辺鄙なところも行く可能性があるので
・初対面でも会話できるヒューマンスキル←フィールドワークで現地の人と話す機会も少なくない
歴史好きはオタクひきこもりが多い印象も持たれやすいですけど、
大学で研究するとなったら黙々読む内向的作業+フィールドワークの外交的性格もカナリ必要になります。
理系なら、たとえば医学部なら適性が最初に突きつけられるのは解剖かなって思います。
医系の人は周りに複数いるんですけど解剖ネタは人によって様々です。
・最初の解剖をやった後はしばらく肉が食べられなかった、
・モルモットの生体解剖が耐えられなくなって中退→別学部に入り直した、
・開いた瞬間の臭いがアウト、慣れるまで嘔吐感すごかった、
・血を見て貧血を起こし気絶しかかってヤバかった、
なんてカンジですけど、
臨床でも患者の死期が解かってしまうコトが辛いっても聴きます。
どうやって解かるかはそのうち小説中にも描くと思いますが、色々なポイントがあるそうです。
ソノヘン患者さんやご家族に知らせることも精神力が要求されます、そういった適性は当たり前だけど入試で測れません。
このへんは国公立でも私立でも同じ辛いとこかなって思いますが、私大の医学部だと学費の馬鹿高さも悩みだろうなと。
で、入試の話に戻りますが周りの医系人は国公立の医科出身者が多いんですけど、国公立医科は偏差値レベルが他の理系とは違うなって感じます。
センター試験は最低1科目は満点が当り前だったなんて人が少なくありません、普通に喋ってても頭の使い方が独特&回転速くて面白いです、笑
また、同じ医科でも大学によって得意分野や学閥なんかのカラーが違うので選択間違うと理想とかけはなれすぎるって間違いもあるんだとか。
たとえば地元で医者やりたいんなら地元の国公立医大に進むほうが東大医科に行くよりも地元病院を紹介してもらいやすかったり、
旧帝大系は研究肌、旧医専系は臨床が強い、論文や博士号取得の環境など違いがアレコレあるそうです。
工学部だと東工大とか名工大・東北大が名門にあげられますが、
工学部は技術の世界=研究は日進月歩、なので卒業研究は研究室の教授のサポート研究になるんだとか。
ようするに学部4年間じゃ自分オリジナル研究に到達する時間は足りなすぎるってことです、
また工学部は女子が圧倒的少数で希少価値=姫サマ扱いしてもらえるって事情もあるんだとか、笑
だから研究室選択も女子は優先的だったりと優遇が慣習化されている大学もあるそうです。
あと、数学の教師になりたい場合は大学選びは気を付けて下さい。
数学科の中学・高校の教員免許は認定されている大学でしか取得できません。
ちなみに医学部は教員免許取得はまず無理です、実技や臨床の講義が多くて研修期間も長い=忙しすぎ教育実習に行けないためです。
↓
教員免許取得は必ず教育実習が必要になります。
実習期間は学科・免許の種(一種免許状・二種免許状)などで違いますが、少なくとも二週間は掛かります。
この実習に行ける時間が取れない学部学科だと教員免許取得は出来ないってワケです、で、医学部はまず不可能です。
また東京学芸大は教育実習の期間が他校より長いと聴いたことがあります、元々が師範学校の大学なので現場経験が重視されているのかなと。
で、こういう適性どうやって知るのかって話ですけど、
1.関連書籍を読みまくる→もっと知りたいなって興味が湧くならOK
2.オープンキャンパスに行って専攻の学生や教授と話してみる→普通に大学見学して声かけるのも面白いです、笑
3.高校の学校成績にこだわらず、いろんな分野で1+2を試してみる。
4.趣味的の好きと専攻にする適性は違うこともあります、寝るの忘れるほど没頭できる分野ならアリかなと。
5.就きたい職業に役立つ分野専攻なのか?もし希望職種と違う分野に適性あるならソレが向いてる職業も調べてみる。
なんてカンジに高校1年からやっておくと大学で進路ミスったーなんてならずに済むかなと。
あと「5」に挙げたことですけど、卒業学科と就職が全く違うケースもよくある話になります、が「応用」がポイントです。
文学部出身なら読解力が武器→文章を読む+書くことが多い士業=資格系職業に就いたり、なんてことも実社会では少なくありません。
でもって、率直なトコですけど大学入試の成績が良いからって立派な社会人になるわけじゃありません、笑
上述したように試験がいくら得意でも大学でマトモな学問成果を出せない人もいます、で、ろくな就職出来ない人もいる。
大学でアウトだった人でも実社会に出たら実績築き上げていくって人もいます、高卒でも資格取得して社会的地位を昇る人もある、
そういうのって結局は、
・自分の適性に気がつけてそれ相応の進学+就職を選べたか?
・見つけた適性を磨くことを怠けなかったか?
って事なんだろなと。
こういう適性みたいの最初に見つける機会が大学受験でもあるかなって思います。
そんなワケで周囲の意見を聴くことも大事です、他者は自分で気づけない客観的ポイントを教えてくれるから参考価値が高い、笑
その意見を聴くときも自分自身の意志と適性=厭きない好奇心のベクトルを見失わないこと、所謂ステイタスっぽいのに囚われて選ぶとコケます、笑
大学の勉強は専攻分野のオタクになりきる=適性・興味がホントにないと在学期間4年or6年保ちません。
だから学歴目的で大学名だけで選んじゃうと色々コケる、大学のカリキュラムや教授の陣容+図書館の質と機能性など要チェックです。
学位はたとえ学部卒の学士でも学んだ結果の成果に与えられるモノ、ようするに「勉強すること」が目的の場所だってコトが大学選びの基準です。
4年間or6年間ずっと没頭できる分野専攻、そこで自分が何をしたいか出来るのか?を見つけて学んでいく楽しい時間が大学って時間なのかなって思います、
第25回 過去記事で参加ブログトーナメント
夏休み終盤だからコンナ話だらっと書きましたけど役立つ方あれば嬉しいです、笑
いつもの雑談ぽいやつは昨日とかバナー減ったのでアレも厭きてるかなと思っています、
アレホント雑談な感じで小説ともあんまり言えないし、笑 でも気が向いたら続きまた書きますけど、
なんてカンジに書いてたら深夜こんな時間になりました、帰って眠くて寝ちゃって起きたんで目ヤヤ冴えたんですよね、でもそろそろ寝ます、笑
智
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