Short Scene Talk ふたり暮らしact.59 ―Aesculapius act.72

二人時間＠夕餉

Aesculapius第５章act.4-5の幕間

Short Scene Talk　ふたり暮らしact.59 ―Aesculapius act.72

「光一は理科のどの分野が好き？生物とか物理とかあるけど、（って中学だとジャンル分けまだ無いかな）」
「ん、遺伝子なんたらのトコかね、（雅樹さんが教えてくれたからねっ）」
「じゃあ生物だね、照（ああ僕なんか照れてる遺伝子とか言うから想像が照）」
「ね、ナンカ雅樹さん照れてる？（教えてくれたトコだから照れてるのかね）」
「え、照真赤（なんか見透かされてる恥ずかしいどうしよう困惑そうだ）あ、光一あの南極とかも興味あるんだよね？」
「うん、あるけど（なんで照れてるんだろね雅樹さん）」
「だったら地学も楽しいかもよ？笑顔（あ光一なんか不思議がってる僕ちょっと挙動不審かな照）」
「ちがく？（って何だろね）」
「地球科学っても言うんだけどね、星を勉強する天文学や土の種類で地球の成り立ちを調べる地質学とかあるよ？（こんな感じで合ってたかな自信ちょっと無いけど）」
「ソレも面白そうだね、ね、茄子とか育てるのは生物であってるかね？（植物のなんたらやったもんね）」
「そうだよ、植物学は生物の分野だね、（こういう質問が増えていくんだろうな僕も勉強し直さないと）」
「じゃあさ、美味い茄子漬を作るんだったら生物かね、それとも家庭科？」
「そうだね、おいしい茄子の育て方は生物の植物学だけど、お漬物は料理だから家庭科でね。でも大学で勉強するなら農学部っていうところで茄子の育て方からお漬物に作るところまで勉強できると思うよ？（なんかそういう専攻があったよね聡が前に話してたし）」
「中学だと理科と家庭科に分かれてるのに大学だとドッチも同じなんだね、大学って中学とまた違うんだね？（だったら医学部は生物ととなんだろね）」
「うん、大学の勉強はひとつの事を色んな面から考える事なんだ、だから１つの科目だけってワケじゃないんだよ？（ああこういう話題なんか父親っぽいよね照嬉）」


雅樹と光一＠夕食シーンの補足って感じです。

Aesculapius「智者の杜６」まだ加筆します、
第78話「冬暁４」読み直したら校了です。

出先から待ち時間に取り急ぎ、

智

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雑談寓話：或るフィクション×ノンフィクション＠御曹司譚180

雑談寓話：或るフィクション×ノンフィクション＠御曹司譚180

１月最初の土曜昼さがり＠車で行ける雪山、
予定外の雪山ハイクを花サンとして見事に山頂は晴れて、
冷え切ったとこに熱いラーメン食べて、それから目的地の温泉宿に着いた、

「良い旅館ね、雪山すぐ裏手だし散策コースもあるみたいよ？」

なんて花サンご機嫌に笑って、で、なに言いたいか解かるから言ってみた、

「ちょっと歩いてくる？笑」
「うんっ、」

って即答されて、で、温泉街＆源泉を見に行く雪道散歩に出た。

「わーホントにさくさくの雪だね、軽くって綺麗、」
「だね、笑」

なんて会話しながら雪の温泉街を歩いて、
その道は間もなく山道っぽくなり、斜面のトラバースもあり、

ホントに登山靴で良かったな？

て実感するような道を歩いて源泉を見て、
湯気の成分が硫黄濃そうだなーなんて想ってたら花サンが言った、

「私ね、この旅行ホントは行くの止めようかなっても思ったんだ、」

ああナンカ言われたんだろな？って直ぐ思った、
だから思った通りに訊いてみた、

「御曹司クンからなんか言われたんだ？笑」

花サンが中止する理由なんてソレしかないだろう？
そんな推測に笑ってくれた、

「やっぱ解かっちゃうんだね、笑」
「それしかないだろ、花サンが温泉と雪の山を諦めるなんてさ、笑」

どっちも花サンが大好きなもの、それを諦めるには相当の理由がある。
だから答えたら教えてくれた、

「なんでトモさんとは泊りで出掛けるんだって責められちゃった、俺には断ったくせにって。友達とは泊りに行くのに俺とは無いって友達以下だろってね？」

いかにも拗ねて言いそうだな？
で、きっと困ったろう、そんな感想にまた今後を考えざるを得ない。


35 なんでもありのブログトーナメント

Aesculapius「Chiron 智者の杜６」加筆校正中、雅樹＠研究室からスタートです。
第78話「冬暁４」読み直したら校了します。

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楽しんでもらえてたら嬉しいんですけど、ってことで短いけど続きです、笑

取り急ぎ、

智

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