トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**西方焦土

2015-02-25 | 温故痴新
 前の世に楽しくありて今の生は虫や鳥らの以下の命か
 今の世にし楽しくあらば来む生には虫に鳥にもわれはなりなむ 大伴旅人

 洋の世は空しきものと知る連鎖いよいよますます激しかりけり
 世の中は空しきものと知る時しいよいよますます悲しかりけり 大伴旅人

 いくさ世を辛き酷きと思えども逃げる間もなく潰えた民は
 世間を憂しとやさしと思へども飛び立てかねつ鳥にしあらねば 山上憶良

 死難なる血隈の顔の破れしは君の受けたる弾と知りなむ
 信濃なる筑摩の川の細石も君し踏みては玉と拾はむ 作者未詳

立ち枯れ松の除伐

2015-02-25 | 今日は真面目に
  立ち枯れ松      伐採終了
 立ち枯れした松を除伐する。膝の高さで三本の幹を伸ばしており、伐倒するのに三本一緒では方向が判らない。一本づつ伐り倒し最後に地上部1本になっている部分で伐った。
 枯れた松はチェーンソーが気持ち良く入る。多少、切れ味が悪くても容易に切り進めるので錯覚を起こしそうになる。「俺の腕は良い」なんて…。
 倒した幹は等分し根上りし倒れた根の窪みに集積した。松枯れで立ち枯れた材だから焼却か薬剤燻蒸すればベストなのだろうがボランティアにはそこまでの能力は無い。