京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




追記・松屋本店さんは神楽坂通り5丁目から6丁目の大〆さん隣に移転しています。
            
吉野葛と和三盆を使った「松屋本店」さんの『吉野懐古』
桜の花と蕾を模ったかわいい葛干菓子です。

奈良の吉野に本店がある「松屋本店」さんは『吉野葛』専門店で
創業は天保13年と古い歴史のあるお店です。

吉野以外で店舗を構えているのはこちら神楽坂だけだそうで
神楽坂上交差点のすぐ近くに「東京松屋本店」さんがあります。

もともとはお醤油の醸造をされていたことから
葛製品の他に法論味噌や柚子味噌などの商品もあります。

”葛”は胃腸に良いことはよく知られていますが
成分は漢方薬の葛根湯にも配合され発汗や解熱等の作用の他
血行も良くし、お見舞いの品などにも喜ばれるそうです。

見た目は落雁に似ていますが食感は少し違うもので
口の中に入れるときめ細やかに溶ける感じが独特です。

そしてこちらは『吉野拾遺』(よしのしゅうい)というもの

溶かして頂く葛湯です。

中はこんなかわいい形をしています。

器に開けて熱湯を注ぐと葛湯が出来上がり!
そのまま頂いても、暑い時などは冷やして頂いても良いそうです。

包装紙は江戸時代の吉野の地図の版画を基にして作られたそうで
広げて見てみると、なかなか面白いです。

〈東京 松屋本店〉 神楽坂5-12-6 03-5228-3566
平日 10:30~18:30 (水曜定休日)
日・祝 13:00~18:30 



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飯田橋駅西口を左に曲がった角にある「日本歯科大学」さん
その並びを水道橋方面に少し歩いた辺りに手打ち蕎麦処「金升」(かねます)さんがあります。

飯田橋再開発工事の一角にひっそりとお店を続けていましたが
5月の連休明けには一時お店を閉められるという事でお伺いしてきました。

古い趣のある建物です。

店内もゆったりとしたお蕎麦屋さんらしい落ち着いた雰囲気です。

まず最初にかしわ(鶏ささみ)の天ぷらを塩で頂きました。

次に厚焼き玉子、薄味できめ細やか、とてもお蕎麦に合います。

こちらは「天ぷらの盛り合わせ」

そしてお蕎麦は冷たいものと暖かいのと頼んでみました。

田舎そばと更科の中間の様な食べやすさで
細めんですがしっかりとした歯ごたえがあります。

「きつね蕎麦」出汁が美味しいです。

こちらは「やまかけ」、この他には鴨せいろや天丼も人気みたいです。

最後の蕎麦つゆも美味

飯田橋のこの辺りは再開発工事がどんどん進められています。

区域にはマンションやオフィスビル、店舗棟などが建ち
この辺りもとても賑やかになりそうです。

「金升」さんもビルの完成と共にお店を再開するとのこと

この再開発地域の裏辺りは戦争中も戦火に焼失することなく
残ったお家が多いそうで歩いてみると所々に古いお家が残っています。



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先日撮った写真ですがアップするのが遅くなりました。八重桜の咲く「東京大神宮」さん

飯田橋駅西口を出て左に曲がった富士見町方面にあります。

東京の伊勢神宮遥拝殿として明治13年に日比谷に創建され
関東大震災後に現在地に移り戦後「東京大神宮」とされたそうです。

現在広く行われている神前結婚式はこちらで始められた形だそうで
今も伝統的な結婚の儀式が行われています。
因みに両親もこちらで結婚式を挙げました

建物の感じも伊勢神宮に似ています。


縁結びのお守りや花お守りがとてもかわいいです。



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