京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




「詩仙堂」は徳川家康の家臣、文人の石川丈山が隠居した山荘として使われていた庵で
名前の由来は、丈山が狩野探幽に描かせた中国の詩仙36人の詩と肖像画がある事からそうよばれています。

入り口を入ると竹林に囲まれた石畳があります。





建物のあちらこちらにも竹が使われています。



3層の面白い造り

詩が飾られた『詩仙の間』から見る庭、サツキが咲く初夏や
紅葉の季節が特に美しいようです。

書院前には白砂が敷かれ、美しく刈り込まれたサツキが
一層引き立ちます。

そして「鹿おどし」が庭の奥の方にあります。

此処では特に目立った物ではありませんが・・・
”鹿おどし”を発案したのは、この詩仙堂を庵とした石川丈山さんで
畑の作物を鹿から守るために考案したものでしたが
その風情ある水音から庭園に用いるようになったそうです。

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