京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




久しぶりに「清明神社」さんへ行って来ました。
平安時代の陰陽師安倍清明を御祭神としたこの神社
最近はパワースポットとしても注目され沢山の参拝者で賑わっています。

かつて御所の鬼門を守るということで清明さんのお屋敷はかなり広大な敷地だったようで
その跡の一部に現在の神社が建っているようです。
境内には清明が念力で湧かせたという清明井があり病気平癒のご利益があり
流水口はその年の恵方を向くようになっています。
  
二の鳥居を入った所の塀重門は昨年12月に新しく竣工した自動扉

かつて清明さんに仕えて式神が行っていた門の開閉を再現したものらしく
目には見えない式神がしていた扉の開け閉めはまるで自動扉ようであったろうということです。
門が開くところを見てみたいところです。
  
御神木となっている樹齢300年のクスノキは特にパワーがあるとされているのか
多くの人がこの木に触れていました。 境内では破魔矢ではなく『お祓い串』というものが授与されています。
  
晴明公が登場する一場面を西陣の技術で織り込んだという大きな絵馬
邪鬼を祓う晴明様が描かれているそうです。

境内のいたる所には五芒星が・・・
清明神社の社紋でもある五芒星は桔梗紋ともよばれ魔除けや厄除けの意味もあります。

向上守りや勝守、陰陽守などパワーがありそうなお守りやお札を授与できますが
この他にも二の鳥居を出た右側に陰陽師グッズを販売する「陰陽師本舗」さんがあり
五芒星マークをあしらった面白い物が色々揃っています。
(何故か坂本龍馬グッズも少し置いてあります)

店内を見ているだけでも何となく楽しい気分に・・・
ストラップやらファイルやらあれこれ買って来ました。

五芒星が付いたかわいいストラップ

境内の中にも桔梗庵という売店もあります。
一の鳥居を出て右(南)の方に少し歩くとやがて通りの向こう側(東側)に見えるのが一條戻橋

ここもパワースポットになっているそうですが訪れる人は少なく
橋の上をたまに車が通るだけの静かな所です。
「戻橋」の由来は父の死を聞いた息子が紀州熊野から京都に馳せ帰るが
すでに父の棺がこの橋を通るところで息子は泣き悲しみ
神仏に願ったところ父は一時蘇生したという伝説から名前が付いているようです。

近くの民家の玄関先にかわいい木彫りのうさぎが置かれていました。
通りかかる人達も足を止めて見ていました~何となく和みますね。



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