南禅寺周辺は山縣有朋の別荘「無燐庵」や野村證券の創始者、野村徳七の別荘「碧雲荘」等々
明治以降、琵琶湖疎水の流れを引き込むなどして造園した政財界有名人の別荘群ができていったようです。
その中の1つ「大安苑」(たいあんえん)は「植冶の庭」とも呼ばれる7代目小川治兵衛作の庭園があり
現在は中の建物2階がカフェ「杏こ庵」さんとして開放されています。
南禅寺の三門を出て右に行くと牧護庵の横に小さい入口があり
ここからも入ることができます(門は反対側にもあります)
竹垣の細い路地を通り玄関前まで行くと左手に疎水の流れを引き込んだ庭園
建物の中に入り靴を脱いでスリッパに履き替えて2階に上がります。
(1階では予約をすれば食事もできるようです(特選弁当3500円))
2階の襖を開けると広いお座敷
窓側にテーブル席が4、5席程設けてあるだけのゆったりしたスペースになっています。
メニューはさほど多くありませんが、ゆっくりお茶を飲みながらお庭を楽しむと為のカフェという感じ・・・
杏こ庵パフェは抹茶、黒豆アイスや白玉(手作りのお団子の様なモチモチした白玉でした)
小倉&かわいい色のタピオカがのったパフェ、ドリンク付きで珈琲や紅茶などが選べます。
紅葉はまだ少し浅いようですが、ホトトギスが綺麗に咲いていました。
これから更に庭が綺麗に色づいていい感じになっていくことと思います。
10月上旬~12月下旬は夜のライトアップも行われバーとしても利用できるようです。