京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




律川にかかる茅穂橋を渡ると正面に見える「勝林院」、天台声明の根本道場として初めて開かれたお寺

入口を入ると本堂までの真っ直ぐにのびた石畳の参道と苔生した緑、広々とした空間

本堂に入ると正面には本尊の阿弥陀如来像が鎮座し光を放っているようにも見えます。
法然上人が念仏によって極楽往生ができるか否か?という大原問答を行った場所としても有名で
その際に上人の論に阿弥陀如来がうなずいたとされることから”証拠の阿弥陀”とも呼ばれています。

江戸時代に再建された本堂外陣の欄間や柱の彫刻は見事としか言いようのない程素晴らしい



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三千院の横に流れる2つの川は声明の呂(呂旋法)と律(律旋法)に因み呂川”りょせん”、律川”りつせん”と呼ばれています。
”呂律がまわらない”という言葉はこの呂と律の使い分けをうまくできない様子からできた言葉のようで
声明からきた言葉なのかと納得!

律川を渡り正面には勝林院、左に曲がる角に法然上人の腰掛石があります。



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久しぶりに大原方面へ、三千院では往生極楽院の周りにほんのりと色づく葉も見かけられるようになりました。
  

客殿の庭では秋海棠が見頃、かわいいピンクの花が庭の片隅を彩っています。
  

宸殿から見る有清園の庭はまだまだ青葉、鉢植えのフジバカマも見頃
 
 



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