東福寺塔頭寺院「勝林寺」さん、ショウリンジと読みます。今年はメディアなどにも取り上げられテレビにも登場していたお寺吉祥天が宿っているとされる三色の鮮やかな紅葉は吉祥紅葉と言われています。鬼門に位置することから東福寺毘沙門天と呼ばれ、12月8日まで胎内仏特別公開中
現在は落葉した樹が目立ってきた東福寺さんです(写真はまだ少し残っていた時の様子)今年は東福寺さんの紅葉は臥龍橋からチラチラ通天橋を見ながら中には入らず奥の塔頭人、龍吟庵へ行って来ました。
京都も大原の三千院など山の方は殆どの所で落葉したようですが街中ではまだ見頃が続いている所もいくつかあります。週末辺りから糺の森も見頃になってくるのではないでしょうか・・・智積院さんもそろそろ落葉しはじめ
天台宗三門跡寺院の1つ「妙法院」、智積院のお隣にある通常は非公開寺院中に入ることはできませんが文禄4年(1595年)築と伝わる本瓦葺入母屋造の庫裏(国宝)を見ることができます。 建物の前の紅葉が見事でした。(現在は落葉しはじめていると思います)
三千院、妙法院と並ぶ天台宗三門跡寺院の1つ青蓮院門跡庭園の作庭は相阿弥と小堀遠州の手になるもの蓮の花を描いた華頂殿の襖絵が見事
12月に入り京都の紅葉も多くの所で落葉してきました例年は門の所で失礼している永観堂さんですが、今年は久しぶりに中に入って来ました。 ”もみじの永観堂”と言われるだけあって撮り処は満載ですが、とにかく観光客は東福寺と並んで多いです散紅葉も良い感じ・・・
鮮やかな赤の紅葉が多く見られるのも永観堂さんならではかもしれません
親鸞上人の墓所(真宗大谷派)大谷祖廟、銀杏の落葉
平清盛の娘、健礼門院徳子が出家したというお寺「長楽寺」さん円山公園の奥にある山の斜面に建つ静かな所です。灯籠が並ぶ参道の散り紅葉が美しい・・・本堂と鐘楼の周りが綺麗に色づきます。毎月第2日曜の午後には一般参加の写経会も行われています。 茶室の前の園池は室町時代の絵師、相阿弥が作庭したもので銀閣寺の庭の試作に作られたと伝えられています。
ねねの道から高台寺圓徳院の出口付近には、祇園都路里さんやお土産屋などが集まるゾーンになっています。奥にある「三面大黒天堂」の屋根越しに圓徳院さんの鮮やかな紅葉が見えます。三面大黒天は豊臣秀吉が念持仏としたもので、真ん中に大黒天、左に毘沙門天、右に弁才天の三尊の合体神一度に三尊拝んでしまおうというところが凄い秀吉さん!w、開運出世・勝負運・財運・などにご利益があるとされています。本尊は圓徳院さんの中で祀られていますが、お堂では大黒さまのレプリカやお札などを授与できます。
高台寺塔頭寺院「岡林院」(こうりんいん)さん忘知席(ぼうちせき)と呼ばれる有名な茶室がありますが通常非公開ねねの道から見える紅葉が見事!丸窓の下に3つのお地蔵さんが並んでいます。”見るぞう、 言うぞう、 聞くぞう”の三地蔵と言うらしく”見ざる、言わざる・・・”の逆をいく超積極的な考え方?w積極的になりたい人は、お地蔵さんを撫でるとパワーを貰えるらしいです。