【ギンイチモンジセセリ(銀一文字挵)】
昆虫 : チョウ目 セセリチョウ科 チョウセンキボシセセリ亜科
時 期 : 4~5月、7~9月
大きさ : (前翅長)15~21mm
分布 : 北海道・本州・四国・九州
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
準絶滅危惧
全体的に一様な褐色~黄土色であるが、後翅裏に翅の付け根から外縁に向かって、和名の由来となっている一条の銀帯が入るのが目立つ。
この銀帯は年最初の発生個体が明確に表れ、7~9月以降の個体ではかすれる。
表は黒褐色で無紋、裏は前翅も黒褐色で、前縁~外縁は黄褐色ですが、とまっている時は後翅に隠れて黒色部は目立たない。
胴体が細く、飛び方も弱々しくて、あまりセセリチョウらしくないセセリチョウ。
夏に現れる夏型は、白線が不明瞭。
草原や河原などで見られる。分布は限られるが、産地では個体数が多い。
タンポポ、レンゲなどで吸蜜する。
幼虫の食草は、ススキ、チガヤなど。
☆2022 ギンイチモンジセセリ 2022年6月13日
◎2021年5月31日 岐阜県にて 写真16枚
裏の前翅も黒褐色で前縁~外縁は黄褐色ですが、とまっている時は後翅に隠れて黒色部は目立たない
翅・表
翅・裏