越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

富山干柿(三社柿)

2012-11-22 22:12:14 | 富山ゆるり旅(富山県)
【富山干柿(三社柿)】
2012年11月21日
南砺市 福光・城端地区


福光・城端地区では、三社柿(少し大きめの渋柿)を使った「つるし柿」が古くから作られており、富山名産「富山干柿」の名で全国に知られています。11月ごろ、適度に熟した柿を収穫し、専用の機械を使って皮むきした後、紐に付けて吊るしていきます。
以前は一部の干柿農家では「柿ハサ」と呼ばれる干柿専用の天日干し用ハサで干されていましたが、今ではハウスなどの屋内での機械乾燥が導入されています。ただ1軒の農家だけ、今でも柿ハサによる天日干しが続けられており、柿ハサで干された柿は、この地方特有の医王山から吹き下ろす風に晒されながら、ゆっくりと自然乾燥されていきます。

収穫中の三社柿


ある干柿農家での皮むき作業
機械にセットしやすいようにヘタ部をカットしています


自動化された皮むき機


以前は半機械化・・・セットし柿を回転、手でカッターを当てて剥きます


「柿ハサ」と呼ばれる干柿専用の天日干し用ハサ・・・今はここ一軒だけです




横から見ると


乾燥された柿は、日ごとに渋味が抜かれ、柔らかさを増し赤褐色になっていきます


ハウスで干されている干柿です


医王山の麓の柿畑・・・医王山から吹き降ろす寒風で美味しく仕上がります

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