【黒部・生地(いくじ)の清水(しょうず)めぐり】
ビデオや写真で撮る「絶景」富山の特等席めぐりⅡ
日時 2010年8月1日(日)
「第五回 入善ジャンボ西瓜畑と出荷風景、生地の清水めぐり」
全国名水百選の黒部川扇状地湧水群の生地(いくじ)の清水(しょうず)を見て来ました。
生地は日本屈指の清流「黒部川」が育む扇状地の先端、日本海の海岸近くに位置し、いたるところで伏流水がこんこんと湧き出ています。この湧き水(生地では清水(しょうず)と呼んでいます)は代表的なもので町内18ヶ所ほどあります。
◎生地まち歩きマップより
この中で今回は「清水庵(しみずあん)の清水(しょうず)」を訪れました。
「名水の里くろべ」の中でも清らかな水が湧き出ている生地。その中に位置するのがこの「清水庵の清水(しょうず)」です。 ここは、元禄2年(1689年)の夏「奥の細道」で知られる松尾芭蕉が、越中巡遊の途中、当道場の庭にこんこんと沸き出ずる清らかな水を見て、道場の名を清水庵と命名されたと言い伝えがあり、神秘とロマンの水が湧き出ています。
鉄分の少ない純粋度は日本一と、折り紙をつけられている。昔から生活用水として、住民のコミュニケーションの場として訪れる人が多い。またステンレスで4段に区切られており、上の段から飲用、冷却用、すすぎ用、洗い用と用途が決められており、清水を効率よく使う配慮がなされています
湧水量は毎分600リットルで、生地最大の湧水量を誇り、水温は一年間を通して11℃前後で、夏は冷たく、冬は暖かい清水です。
町の中の玄関横で見かけた個人宅の湧水もありました
家のご主人に湧水のいろいろを聞いている塾生の皆さん
富山湾と黒部港を結ぶ運河にかかる生地中橋です
この橋は船が往来する時に橋が回転する、日本初の旋回可動橋です
黒部漁港には大漁旗で飾られた漁船が停留されていました
以上で生地(いくじ)の清水(しょうず)めぐりを終わります。