(*_*) マイッタなぁ。実に(*_*) マイッタ。金足農業高校にである。ボキのようなものにも、活力を与えてくれたからである。
そろそろ尾畠春夫氏のことを書くのもここらへんにしよう。いつまでも大ファンのようにおっかけていたら、それこそストーカーであるからだ(^0^)。ストーカーということは社会通念上罪悪とされているからである。それにボキも彼も同じジジイである。なんのおもしろみもない。
おもしろみというと、昨日まで甲子園を沸かせていた秋田県立金足農業高校の大活躍ブリには(*_*) マイッタ。
こんな高校野球は久しぶりに見た。昭和野球の復権である。バントの多用、全員秋田県出身であった。エリート軍団を中心としている私立高校とはまったく違った肌触りであった。
なぜ農業高校に関心があったかというと、ボキは高校のセンセ時代に農業高校にいたからである。しかも、二つ。そして、それしか在職していなかったのである。二つ目の農業高校を転任してから長い長い行政職の時間を過ごしたからそれっきりだったのだ。つまり、本来授業をやるべき仕事なのに、カンリショクという名のもと生徒とのふれあいができなくなってしまったのである。教頭になってからも、校長の目を盗んでは柔道場に通ったけど(^0^)。
ま、そんなことはどうでも良い。
だから、農業高校に関心があったのである。
教育内容についても熟知していたから、よくぞ農場実習もやりながら甲子園に行ったものであると感じていた。農場実習は朝も放課後も行われるから、本来セミプロのような高校野球強豪校とは立ち位置が違っている。だから、大変な野球練習をやってきたのだろうなぁと思った。
たいしたもんである。これは内部にいたものでないと分からないことであろう。
ともかく嬉しかったのである。農業復権の狼煙であるとまで思ったからだ。農業は国際化の中で厳しい状況にある。農業を大事にせんとアカン。食糧自給率を小馬鹿にしていると日本は滅びますぜ。
農業が嫌いだからサラリーマンになるってぇのも分かるけど、サラリーマンがそんなにラクで良い仕事でっか?と思う。自己満足してたら話にならん。それで喰っていくしかないんだったら分かる。しかし、農業を忌避しての結果だったら、ボキは?だ。
人には定められた人生のシナリオがあるのだ。先祖代々継承してきた仕事もそうだ。運命なのである。受け入れるしかないのだ。過去も、未来も、現在もである。全部まるごと受け入れてやっていくしかない時もあるのだ。
尾畠春夫氏も魚屋さんだった。
食糧関係の仕事だったのだ。
これが重要なのである。
人間は喰うための仕事を大事にせなアカンのである。
それから趣味とかスポーツとかが始まる。あくまで二の次なんだよ、趣味とかスポーツとかは。
もっとも、高校野球だって本来の高校での勉強が主体であって、なにも野球だけが義務なのではない。
そこんところを勘違いしていると人生を間違ってしまう。所詮、趣味は趣味である。趣味でやっている分には、大きな間違いはない。それをである。大きな勘違いをして、それでもって他人に指導しようとか思わない方がいい。
所詮趣味なのである。
肩肘はらず、チカラを抜いて淡々と生きる。尾畠春夫氏もそうなのではないのか。
もっとも、ボキは生まれついての脱力派だけどねぇ。
わははっははははっははっははっはははっははははは。
ヾ(@⌒―⌒@)ノ