編集部に入った電話は、次のようなものでした。
「梅田雲浜は小浜藩士で儒学者であり、と書かれてますが、
儒学者の山崎闇斎に学んだけれど、雲浜は儒学者ではないのでは?
自分が調べた限りではそういうことは載ってなかった。
儒学者と書いた、その根拠を教えて欲しい。
ひょっとしたら、自分が間違ってるのかも知れないので」
え~っ、テーマである古高俊太郎ではなく、梅田雲浜のこと~???
ちょっとびっくり。
編集部からすぐに電話があったようですが、私のiPhoneがつながらなくて
(SIMカードを抜き差し居たら直ったけど、不通になってたらしい)
パソコンメールで、その件を知ったんですけどね。
そういうことを問い合わせてくる人は、きっと、シニアやな・・・
歴史好きで、雲浜好きな人なんやろうな・・・と想像。
というか、ちょっとめんどくさい??・・・(汗)
編集部が、お盆休み明けに連絡をさせていただきます、
というふうに返事して、それが、昨日でした。
記事を書く時、いくつか資料をあたります。
梅田雲浜を調べたら、いくつかの資料で、
「儒学者」「儒者」という表記があったので、
そのまま、記載しました。
念のため、再度、歴史人物事典、百科事典を調べて、さらに、
図書館で、詳しく載ってそうな資料を探しました。
歴史人物事典とか、百科事典にはもちろん載ってますが、
専門書的なものは見つからず、小浜市郷土研究会が編纂している、
「明治維新の扉を開いた 梅田雲浜の実像に迫る」
という本があったのでそれを借りてきました。
昨日、編集部から電話をしたのですが、
・・・相手の方は・・・ウチの町内の長老の方でした~~(苦笑)
・・・めっちゃ、知ってる人ですやん~(汗)
とりあえず、名前を名乗ってお話ししたのですが、
やはり? なかなかご自分の調べたことは譲らはらへんのですね。
「まぁ、こういうことは、何が正しいかはわかりにくいけど」
というようなお返事で・・・
どんな資料を見ておられるんですか? と聞くと、
「歴史書」と言って文章を読み上げてくれたのですが・・・
Webで見かける梅田雲浜のプロフィールとほぼ変わりなく、
どちらかというと、「歴史本」という感じでしたね。
いろいろお話してたのですが、私が、今回の記事は、
顕彰会の会長に文面を確認していただいた、というと、
それなら、しゃあないな、ということで納得していただきました。
「あんたは、なんという名前や?」
・・・最初に名乗ってますけど・・・(汗)
「〇〇です」
「えっ、〇〇って、そこの、〇〇さんかいな?」
「・・・はい、そうです」
・・・だから、近所やって!(汗)
「そうかいな~。ワシもな、ひょっとしてアンタが書いたんかなって、
思っててんけどな、そうかいな~」
ほんまかいな~(汗)
「後ほど、参考にした資料をお持ちしますね」
「いやいや、まぁ、諸説あるからええんやけどな」
・・・ええんかいな~(苦笑)
とにかく、もっていきますから~
ビッチリとレポートを書き(苦笑)
参考資料となるところ約10ページをコピーし、
クリアファイルに入れて、もっていきました~
80歳を越える町内の長老の方です。
町内のことはなんでも知ってるという人です。
「アンタ、いろいろ調べてくれたんやな」
けして、自説は曲げはらへんのですが(苦笑)
それでも、いろいろお話ができたことを喜んでくださいました。
「今の人(会長?)は、なんも知らんからな。町内の人も、
もっと、地元出身の勤王の志士に興味持ってもらいたいわ」
20年前に町民誌を発行しているのですが、今回はそれも参考にしています。
町民誌の時も、いろいろ関わられたそうです。
150年祭の時に、俊太郎の冊子を作ってくださった長老もお亡くなりになって、
受け継ぐ人が少なくなって、寂しいとおっしゃってました。
ちなみに、20年前に発刊した町民誌、私も書かせていただいています。
当時の自治会長が(俊太郎の冊子を作った方ですが)
回覧板で、協力者を募集されたので、手を挙げたんですね。
古代から近代までの歴史で、「好きなところを書いてくれていいですよ」と言われたので、
「女性の歴史を書きたいので、できたら町内の高齢の女性を取材させてください」
自治会長さんが紹介してくれたのは、お寺の奥さん‥当時80歳代の方。
確かに、戦前戦中のことをいろいろお話ししてくださったんやけど、
ちょっと、知りたいことと違う・・・
次に紹介されたのが、教師をされてた70歳代の方。
・・・・働く女性としては面白いけど、
やっぱり、知りたいことがちょっと違う・・・
3人目に、農家出身の70歳代の方を紹介してもらって、
やっと、戦前戦後の、庶民の生活史を書くことができました。
一部ですが・・・
※クリックすると大きくなります。
※クリックすると大きくなります。
※クリックすると大きくなります~
冠婚葬祭とかについても書きたい・・・と言ったのですが、
「あんたにばっかり、そんなたくさんページあげられへん」
とか言われまして(苦笑)、それでも、必要やと思われたのか、
自治会長が自ら、書いてくださったようです~(苦笑)
昔の写真とか、いろいろお持ちやしね。
当時は、市から助成金が出て、各町内で町民誌が作られたのですが、
自治会長の尽力もあって、かなり中身の濃いものが出来上がりました。
私も、製作者の中に、名前を載せていただいて、うれしかったです~
「梅田雲浜は小浜藩士で儒学者であり、と書かれてますが、
儒学者の山崎闇斎に学んだけれど、雲浜は儒学者ではないのでは?
自分が調べた限りではそういうことは載ってなかった。
儒学者と書いた、その根拠を教えて欲しい。
ひょっとしたら、自分が間違ってるのかも知れないので」
え~っ、テーマである古高俊太郎ではなく、梅田雲浜のこと~???
ちょっとびっくり。
編集部からすぐに電話があったようですが、私のiPhoneがつながらなくて
(SIMカードを抜き差し居たら直ったけど、不通になってたらしい)
パソコンメールで、その件を知ったんですけどね。
そういうことを問い合わせてくる人は、きっと、シニアやな・・・
歴史好きで、雲浜好きな人なんやろうな・・・と想像。
というか、ちょっとめんどくさい??・・・(汗)
編集部が、お盆休み明けに連絡をさせていただきます、
というふうに返事して、それが、昨日でした。
記事を書く時、いくつか資料をあたります。
梅田雲浜を調べたら、いくつかの資料で、
「儒学者」「儒者」という表記があったので、
そのまま、記載しました。
念のため、再度、歴史人物事典、百科事典を調べて、さらに、
図書館で、詳しく載ってそうな資料を探しました。
歴史人物事典とか、百科事典にはもちろん載ってますが、
専門書的なものは見つからず、小浜市郷土研究会が編纂している、
「明治維新の扉を開いた 梅田雲浜の実像に迫る」
という本があったのでそれを借りてきました。
昨日、編集部から電話をしたのですが、
・・・相手の方は・・・ウチの町内の長老の方でした~~(苦笑)
・・・めっちゃ、知ってる人ですやん~(汗)
とりあえず、名前を名乗ってお話ししたのですが、
やはり? なかなかご自分の調べたことは譲らはらへんのですね。
「まぁ、こういうことは、何が正しいかはわかりにくいけど」
というようなお返事で・・・
どんな資料を見ておられるんですか? と聞くと、
「歴史書」と言って文章を読み上げてくれたのですが・・・
Webで見かける梅田雲浜のプロフィールとほぼ変わりなく、
どちらかというと、「歴史本」という感じでしたね。
いろいろお話してたのですが、私が、今回の記事は、
顕彰会の会長に文面を確認していただいた、というと、
それなら、しゃあないな、ということで納得していただきました。
「あんたは、なんという名前や?」
・・・最初に名乗ってますけど・・・(汗)
「〇〇です」
「えっ、〇〇って、そこの、〇〇さんかいな?」
「・・・はい、そうです」
・・・だから、近所やって!(汗)
「そうかいな~。ワシもな、ひょっとしてアンタが書いたんかなって、
思っててんけどな、そうかいな~」
ほんまかいな~(汗)
「後ほど、参考にした資料をお持ちしますね」
「いやいや、まぁ、諸説あるからええんやけどな」
・・・ええんかいな~(苦笑)
とにかく、もっていきますから~
ビッチリとレポートを書き(苦笑)
参考資料となるところ約10ページをコピーし、
クリアファイルに入れて、もっていきました~
80歳を越える町内の長老の方です。
町内のことはなんでも知ってるという人です。
「アンタ、いろいろ調べてくれたんやな」
けして、自説は曲げはらへんのですが(苦笑)
それでも、いろいろお話ができたことを喜んでくださいました。
「今の人(会長?)は、なんも知らんからな。町内の人も、
もっと、地元出身の勤王の志士に興味持ってもらいたいわ」
20年前に町民誌を発行しているのですが、今回はそれも参考にしています。
町民誌の時も、いろいろ関わられたそうです。
150年祭の時に、俊太郎の冊子を作ってくださった長老もお亡くなりになって、
受け継ぐ人が少なくなって、寂しいとおっしゃってました。
ちなみに、20年前に発刊した町民誌、私も書かせていただいています。
当時の自治会長が(俊太郎の冊子を作った方ですが)
回覧板で、協力者を募集されたので、手を挙げたんですね。
古代から近代までの歴史で、「好きなところを書いてくれていいですよ」と言われたので、
「女性の歴史を書きたいので、できたら町内の高齢の女性を取材させてください」
自治会長さんが紹介してくれたのは、お寺の奥さん‥当時80歳代の方。
確かに、戦前戦中のことをいろいろお話ししてくださったんやけど、
ちょっと、知りたいことと違う・・・
次に紹介されたのが、教師をされてた70歳代の方。
・・・・働く女性としては面白いけど、
やっぱり、知りたいことがちょっと違う・・・
3人目に、農家出身の70歳代の方を紹介してもらって、
やっと、戦前戦後の、庶民の生活史を書くことができました。
一部ですが・・・
※クリックすると大きくなります。
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※クリックすると大きくなります~
冠婚葬祭とかについても書きたい・・・と言ったのですが、
「あんたにばっかり、そんなたくさんページあげられへん」
とか言われまして(苦笑)、それでも、必要やと思われたのか、
自治会長が自ら、書いてくださったようです~(苦笑)
昔の写真とか、いろいろお持ちやしね。
当時は、市から助成金が出て、各町内で町民誌が作られたのですが、
自治会長の尽力もあって、かなり中身の濃いものが出来上がりました。
私も、製作者の中に、名前を載せていただいて、うれしかったです~