おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

旅行割で北陸へ

2022-11-25 15:15:06 | 旅の想い出
政府が旅行割を発表したのが10月でしたっけ。
「全国旅行支援」、国内の旅行が1名1泊あたり最大5,000円OFFになるというもの。
12月20までの旅行が対象・・・
ヨメがあまりに忙しくあちこちに出かけるので、罪滅ぼし?に、夫婦二人一泊二日温泉の旅にでかけようと調べまして。
京都や兵庫、近隣の府県はあっという間に完売してたようで、私が調べた時は、北陸がまだOK。
旅行代金の40%引き、しかも地域クーポンが一人3000円ついているという~

何度も行ってるところではあるけど、車で行けるし、近いし、で。
芦原温泉へ行くことにしました~~

ダンナも、ダンナの車も、バッテリー上がらないうちに行かねばね。

朝もゆっくり目に出て・・・北陸はやはり?曇天・・・



まずは、現存する12天守の一つ、丸岡城へ。
一向一揆への備えとして織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせました。国の重要文化財。
外観は二層、内部は三層の望楼型天守閣。
石垣は”野づら積み”という古い方式で、すき間が多く粗雑な印象ながら排水がよく大雨で崩れる心配がないとか。



石でできたしゃちほこ。



丸岡城の特徴は、石の瓦を使っていること。
重くなかったでしょうかね。



天守の続くまっすぐの石段も印象的です。



資料館前にあるお庭。
雨が降り出して、ちょっとくすんでるけど紅葉してますね。



そのお庭を見ながら、腹囲名物のおろしそばをいただきました。

一筆啓上日本一短い手紙館というのができていたので、こちらへも。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

徳川家康の功臣で鬼作左の勇名をとどろかせた本多重次が陣中から妻にあてた手紙文です。
用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われています。
お仙とは後の丸岡藩主、本多成重のこと。

この短い手紙にあやかってできた建物ですね。

ここから向かったのは、千古の家。
前に行った記憶があるんやけど(10年ぐらい前?)かやぶき屋根の古い民家です。
中世末期の建築といわれる(はっきりしてないらしい)豪雪地帯特有の住宅と庭園があります。
重要文化財。

駐車場で、車から降りたら、先客の女性が言いました。

「今日は休みですよ」

えっ!

「紅葉は見えますけどね」



ほんまや~~~



紅葉は確かに、キレイ~
仕方なく、周辺をぶらり。





とりあえず、旅館に向かいますかね・・・

途中で、明智光秀ゆかりのお寺があるらしいというので、寄ってみました。



称念寺。
なんか、明智光秀らしき?人形???があったり、のぼりがあったり。

中に入ると、新田義貞の墓所があるという。
鉄筋コンクリート造の本堂の戸が開いていて、おいでおいでをする人が~~

「土日しか開けてないんですけど、今日はたまたま掃除に来ていて。どうぞ、本堂へお入りください」

個々のご住職らしいのですが・・・
ここからやまのように?お話をしてくださって。

明智光秀が、斉藤道三と義龍の親子の争い(長良川の戦い)の結果、浪人となり、越前国の朝倉義景を頼ってこの称念寺の門前に十年ほど暮らしたのだとか。
住職曰く、「私たちはもっと前から知ってましたけど」
『麒麟が行く』の大河ドラマの時に広く知れ渡って、たくさんの人がこのお寺を訪れるようになったらしいのです。

「せっかくなので?パンフを作ったりしたんですけど(お人形とかのぼりとかもね)
ドラマが始まったらコロナになるし、ドラマが終わると訪れる人もピタっと来なくなって、結局、パンフも余ってしまってねぇ」

なるほど~~~ありがちです。

「来年は徳川家康なんで、こちらでも触れてくれるといいいんですけどね~」

滋賀県から来たというと、このお寺が時宗ということやら、ゆかりのお寺が滋賀にもありますよと、またまたいっぱいお話してくださいました~~



住職に見送られながら?? 芦原温泉へ。



お食事処での夕食。
いっぱい並んでます。

仲居さんも少な目ですね。

「チャッカマンを置いておきますので、ご自分で火をつけてくださいね」

えっ?
セルフですか~??



お肉もあれば



あわびもある~

けども、自分で火をつけるらしい~~(汗)

飲み物は、頼んだら持ってきてくれます。
あと、てんぷらと茶碗蒸しなど、あたたかいものは運んでくれてました。
ご飯とお吸い物とかも。

温泉も、まずまず。
テレビは・・・地上波はNHKとNHKのEテレのほかは2局。
BSは、ちゃんと映ってました!!

朝食はこちら。



朝ご飯も、自分で火をつけていただくものが~



たっぷりの、味噌汁。
朝からおなか一杯。

ちなみに、ひとり3000円の地域クーポン、期間限定なので夕飯時の「お酒代」で賄うことに。
二人分で、6000円あるハズやけど・・・・全部飲み干してました~~(笑)

この日は、まず、瀧谷寺(たきだんじ)から。



南北朝時代の末期、永和元年(1375年)に創建された三国町最古の寺院。



うっそうとした老木の間に、苔むした石畳が続きます。
滑るのでご注意、って言われましたけど。



滑り止めのシートがずっと続いていて、ちょっと興ざめかな??(汗)



本堂。


鐘楼門


観音堂



どれも、重要文化財ですね。



苔がキレイなんですよね~





本堂で御朱印をいただくときにお坊さんに、

「苔がとてもきれいですね」 というと、

「夏場はもうだめかなと思うくらいだったんですけど、なんとか持ち直しました」

そうなんですね~~

さて、次に向かうは、ありきたりですがここまで来たので行こうかと。
あの、2時間ドラマで犯人が犯行を認めるところ・・・あの崖です!!





東尋坊!!
以前ここへ来た時は、多分夏の終わりか秋口で、人は少ないし、お店はシャッターが閉まってて寂しかったのですが、意外に?人が多くて(しかも若い人もいて)ちょっとびっくり。





人がいるので犯行の自供は無理やな(苦笑)
観光船も出てます。
振り返ったら、岩場にカフェが~~



スタバならぬ、イワバカフェ!!

曇ってはいるけど、日本海がしっかり見えます。
名所には違いないですよね~

さて、もう、ぼちぼち帰ろうか・・・ということで、ここから滋賀に向かいます・・・