今日は朝から雨でしたね。
ちょっと肌寒いような、でもちょっと蒸しっとしてましたね。
雨降り前の空、ちょっと秋っぽいかな。
さて、私のツイッターをご覧の方はお気づきかと思いますが(笑)
22日は、舞台の生配信で、18時から22時まで、ず~っと、パソコンの前に座ってました。
・・・おかげで、腰が痛くて~
この19日から劇場やイベント等の観客動員が緩和されてますが、
演劇の舞台はなかなか・・・なので、生配信、なんですね。
22日の生配信の作品は、『ベイジルタウンの女神』。
観たくても観られない人のため、このコロナ禍だからこその生配信です。
当初の予定では、劇場の半分以下のお客さんしか入れられないのですが、
緩和ということで、東京公演の明日、明後日は、8割までチケット発売を行うらしい。
・・・でも、兵庫公演は使い発売の予定はないので(汗)
どちらにしろ、家であの世界に浸れるって、本当にありがたいです。
WOWOW加入者は、オンデマンド登録すると無料で観られるんですよ。
・・・・最初はそのつもりやったけど、有料の「ぴあシアター」やと、
キャストの座談会(30分)も観られるというので、奮発して「ぴあ」にしました。
・・・・だって、兵庫公演の千穐楽のチケットが、取れなかったから~(涙)
ケラリーノ・サンドロビッチさんと女優緒川たまきさんのユニット「ケムリ研究室」の初作品。
ケラさんの脚本・演出、主演が緒川たまきさんの「ベイジルタウンの女神」。
ケラさんは、日本人ですよ。日本を代表する劇作家さんです。
来月10日の北九州公演が大千穐楽。
なので、ネタバレはできないけれど・・・とっても素敵なお話でした。
寓話というか、ファンタジーというか、家族で楽しめるような、わかりやすい物語でしたね。
・・・家族では観てないけど!(苦笑)
ストーリーは、ざっくりと・・・
大企業ロイド社の社長であるマーガレット(緒川たまきさん)と、ライバル企業ソニック社の社長タチアナ(高田聖子さん)は、ベイジルタウンと呼ばれる貧民街の再開発を巡って火花を散らしていた。ある賭けをすることになり、ベイジルタウンにやって来たマーガレットは、不思議なあだ名で呼び合う住人たちと出会い……。
ハッピーエンドで終わるんやけど、格差社会を描いてますね。
貧民街で暮らす人々と大企業の社長、元小間使いと社長令嬢とか・・・
悪だくみする輩がいて、最後は善が勝つという、完全懲悪でめでたしめでたし、というお話。
でも、泣ける・・・
観た人の多くが、コロナ禍やからこれで良かった、というようなことを言うてます。
確かに、ケラさんの作品としては、毒が薄くて。
ヒロインの女社長マーガレットが緒川たまきさん。
私が観たのでは、『陥没』(2017年)以来かな。
可愛くて、上品で、ホントに愛おしくなるくらい素敵なマーガレットでした。
貧民街の乞食の兄妹の家?に住まわせてもらうのですが、
兄の通称王様を、仲村トオルさん。
ダメダメやのに、男気があって、だんだんマーガレットに惹かれていくんです。
しっかりものの妹ハムを、水野美紀さん。
(「スカーレット」にも出てはりました~)
マーガレットの婚約者ハットンを、山内圭哉さん。
もう、ほんまに、この人しかでけへんやろうって言う役です。
ほんまに、皆さん、上手いです~~
貧民街にボランティアで食事をつくったりしている若い女の子がスージー。
吉岡里帆さん(どん兵衛のCMに出てます! 売れっ子若手女優です)
スージーと好き合ってる男の子ヤングを松下洸平くんが演じてます。
・・・もうね、なんで、貧民街で乞食をしてるんかはようわからんけど、とにかく、かわいい。
スージーとのラブラブな様子は、ほんとに、きゅんきゅんものです。
というか、まったく、八郎さんとは別人です(笑)
『木の上の軍隊』の新兵とも違います。
乱暴な言葉遣いで、ひったくりをしたりと、素行も悪い。
そやけど、スージーにピュアなんですよね。
ギターを弾いたりして・・・ほんまに、なんやねん~(笑)
貧民街のパーティで、皆で歌って踊ってましたよね。
音楽も、良かったです。
他のキャストの方も、楽しかったです。
聖子さんの執事役を演じてる植本純米さん。
別役で宿屋の女将をしてましたよね。めっちゃ似合ってました~
マーガレットの執事のミゼルは、劇団monoの尾方宣久さん。
車の事故で死んでしまうんやけど、天使の羽を付けて幽霊?で再登場。かわいい~
弁護士役の元劇団猫ホテルの菅原永二さんが、何とも言えない抜け具合で・・・笑わされました!
貧民街の住民、サーカス役の犬山イヌコさん、
ドクター役の温水洋一さん・・・もうほんとに素敵なカップルなんです!
(カップルで良かったですよね~?)
素でも、そうなんちゃうの~っていうくらい、ナチュラルなんですね。
舞台装置、音楽、アニメーション、プロジェクションマッピング、振り付け。
もう、オープニングからワクワクするんですよ。
ケラさん曰く、この仲間でいつもやれるわけじゃないと。
第一幕が終わって、休憩中に「座談会その1」。
・・・・トイレに行きそびれてしまった~(汗)
高田聖子さんを中央に、温水さんとイヌコさんの3人。
印象的な話としては・・・
稽古中、ご飯も行けずケータリングも差し入れもなくて寂しかったこと。
なので、開演後にいただいたお弁当が癒しやったこと。
(ケラさんと緒川さんからの豪華弁当、トオルさんからの鰻弁当とか~)
皆さん、稽古が終わったらすぐに帰るんやそうで、
稽古終わりに稽古場のビルの下にあるスーパーで、温水さんは聖子さんに会ったとか。
野菜好きな聖子さん、良く買い物をしてるそうです。
主演後、まずは、山内さん、里帆ちゃん、洸平くんの3人の座談会。
山内さん曰く、里帆ちゃんは朝ドラ(「あさがきた」で共演)の時に、
安部公房の文庫本を読んでるのを見て「こっち側の子やな」と思ったとか。
つまり、テレビとか映像の人ではなく、演劇をする人なんやなということですね!
そして、「洸平はどこの馬の骨か知らんけど、アホな子です」(笑)
大阪出身の山内さんと里帆ちゃんやし、洸平くんもちょこっと関西ニュアンスに。
「アホ」呼ばわりされてうれしそうに笑ってたしね!
「人懐っこい」とも言われてました。
「どう繕っても、いずれはバレるんだから、もう最初からさらけ出そうって思ってました」
「本当は人見知り、だから、わざとさらけ出してる」、なんて言うてましたけど、
どこかのインタビューでは「人見知りしない」言うてたような・・・どっちやねん(笑)
「吉岡さんは、芯が太くてブレない。ボクはブレブレだけど」という洸平くんに
「洸平さんもブレてるとは思えないです。こういう風にすればお客さんに喜んでもらえるんじゃないかとか、
いろいろ洸平さんが考えてくださいました」と返す里帆ちゃん。
・・・というか、相変わらずの名字呼び(吉岡さんて!)の洸平くんですが、
ブレてないですよね。ほんとに、一生懸命で。
山内さんと3人の、関西風味な座談会、良かったわ^
ラストは、緒川さん、トオルさん、美紀さんの3人の座談会。
緒川さんが・・ほんっと、かわいい。声も、しゃべり方も。
ケラさんの舞台は、場面転換で役者さんがセットを動かしたりするんですね。
美紀さんがおっしゃってたけど、転換で里帆ちゃんがすっごく働いているのだとか。
「まるで、小劇場の女優のように働いていたね。みんなにいろいろ聞きながら」。
そして洸平くんのリアクションが良いっていうてましたね。
トオルさんは洸平くんを殴るシーンがあるんやけど(ネタバレか?)
洸平くんの身体能力が高いからうまく成立したって言うてましたね。
で、気づいたんですって。何日目からか。
山内さんを殴るシーンもあるんやけど、山内さんに対してと洸平くんを殴るのでは、
同じことをしても気持ちが違うことに気づいたって。(いやいやいや・・途中からですか??)
たまきさんは、そこからのトオルさんがカッコ良かったと言うてましたけどね。
・・・なんで殴るのかは・・・舞台を観たらわかります~
18時からパソコン前に4時間座りっぱなし。
腰が痛いいったら・・・休憩時にトイレにも立たなかったしね。
生配信、wi-hiでスマホからテレビにつないで見てる人も多かったみたい。
私は生配信は初めてやないけど、パソコンなのでトラブルもなかったですね。
ただリビングの一角やから、夕食時の家族の気配が気になって・・・
おでんを仕込んで早々に夕飯の支度をし、ベビーのお風呂はジイジに頼んでたけども。
万全の態勢で生配信の視聴。
家族の協力があってのこと、ですね。
でもね、やっぱり、舞台は生で観たいと思いましたね。
非日常を、味わいたいですから。
兵庫公演、楽しみ!
ちょっと肌寒いような、でもちょっと蒸しっとしてましたね。
雨降り前の空、ちょっと秋っぽいかな。
さて、私のツイッターをご覧の方はお気づきかと思いますが(笑)
22日は、舞台の生配信で、18時から22時まで、ず~っと、パソコンの前に座ってました。
・・・おかげで、腰が痛くて~
この19日から劇場やイベント等の観客動員が緩和されてますが、
演劇の舞台はなかなか・・・なので、生配信、なんですね。
22日の生配信の作品は、『ベイジルタウンの女神』。
観たくても観られない人のため、このコロナ禍だからこその生配信です。
当初の予定では、劇場の半分以下のお客さんしか入れられないのですが、
緩和ということで、東京公演の明日、明後日は、8割までチケット発売を行うらしい。
・・・でも、兵庫公演は使い発売の予定はないので(汗)
どちらにしろ、家であの世界に浸れるって、本当にありがたいです。
WOWOW加入者は、オンデマンド登録すると無料で観られるんですよ。
・・・・最初はそのつもりやったけど、有料の「ぴあシアター」やと、
キャストの座談会(30分)も観られるというので、奮発して「ぴあ」にしました。
・・・・だって、兵庫公演の千穐楽のチケットが、取れなかったから~(涙)
ケラリーノ・サンドロビッチさんと女優緒川たまきさんのユニット「ケムリ研究室」の初作品。
ケラさんの脚本・演出、主演が緒川たまきさんの「ベイジルタウンの女神」。
ケラさんは、日本人ですよ。日本を代表する劇作家さんです。
来月10日の北九州公演が大千穐楽。
なので、ネタバレはできないけれど・・・とっても素敵なお話でした。
寓話というか、ファンタジーというか、家族で楽しめるような、わかりやすい物語でしたね。
・・・家族では観てないけど!(苦笑)
ストーリーは、ざっくりと・・・
大企業ロイド社の社長であるマーガレット(緒川たまきさん)と、ライバル企業ソニック社の社長タチアナ(高田聖子さん)は、ベイジルタウンと呼ばれる貧民街の再開発を巡って火花を散らしていた。ある賭けをすることになり、ベイジルタウンにやって来たマーガレットは、不思議なあだ名で呼び合う住人たちと出会い……。
ハッピーエンドで終わるんやけど、格差社会を描いてますね。
貧民街で暮らす人々と大企業の社長、元小間使いと社長令嬢とか・・・
悪だくみする輩がいて、最後は善が勝つという、完全懲悪でめでたしめでたし、というお話。
でも、泣ける・・・
観た人の多くが、コロナ禍やからこれで良かった、というようなことを言うてます。
確かに、ケラさんの作品としては、毒が薄くて。
ヒロインの女社長マーガレットが緒川たまきさん。
私が観たのでは、『陥没』(2017年)以来かな。
可愛くて、上品で、ホントに愛おしくなるくらい素敵なマーガレットでした。
貧民街の乞食の兄妹の家?に住まわせてもらうのですが、
兄の通称王様を、仲村トオルさん。
ダメダメやのに、男気があって、だんだんマーガレットに惹かれていくんです。
しっかりものの妹ハムを、水野美紀さん。
(「スカーレット」にも出てはりました~)
マーガレットの婚約者ハットンを、山内圭哉さん。
もう、ほんまに、この人しかでけへんやろうって言う役です。
ほんまに、皆さん、上手いです~~
貧民街にボランティアで食事をつくったりしている若い女の子がスージー。
吉岡里帆さん(どん兵衛のCMに出てます! 売れっ子若手女優です)
スージーと好き合ってる男の子ヤングを松下洸平くんが演じてます。
・・・もうね、なんで、貧民街で乞食をしてるんかはようわからんけど、とにかく、かわいい。
スージーとのラブラブな様子は、ほんとに、きゅんきゅんものです。
というか、まったく、八郎さんとは別人です(笑)
『木の上の軍隊』の新兵とも違います。
乱暴な言葉遣いで、ひったくりをしたりと、素行も悪い。
そやけど、スージーにピュアなんですよね。
ギターを弾いたりして・・・ほんまに、なんやねん~(笑)
貧民街のパーティで、皆で歌って踊ってましたよね。
音楽も、良かったです。
他のキャストの方も、楽しかったです。
聖子さんの執事役を演じてる植本純米さん。
別役で宿屋の女将をしてましたよね。めっちゃ似合ってました~
マーガレットの執事のミゼルは、劇団monoの尾方宣久さん。
車の事故で死んでしまうんやけど、天使の羽を付けて幽霊?で再登場。かわいい~
弁護士役の元劇団猫ホテルの菅原永二さんが、何とも言えない抜け具合で・・・笑わされました!
貧民街の住民、サーカス役の犬山イヌコさん、
ドクター役の温水洋一さん・・・もうほんとに素敵なカップルなんです!
(カップルで良かったですよね~?)
素でも、そうなんちゃうの~っていうくらい、ナチュラルなんですね。
舞台装置、音楽、アニメーション、プロジェクションマッピング、振り付け。
もう、オープニングからワクワクするんですよ。
ケラさん曰く、この仲間でいつもやれるわけじゃないと。
第一幕が終わって、休憩中に「座談会その1」。
・・・・トイレに行きそびれてしまった~(汗)
高田聖子さんを中央に、温水さんとイヌコさんの3人。
印象的な話としては・・・
稽古中、ご飯も行けずケータリングも差し入れもなくて寂しかったこと。
なので、開演後にいただいたお弁当が癒しやったこと。
(ケラさんと緒川さんからの豪華弁当、トオルさんからの鰻弁当とか~)
皆さん、稽古が終わったらすぐに帰るんやそうで、
稽古終わりに稽古場のビルの下にあるスーパーで、温水さんは聖子さんに会ったとか。
野菜好きな聖子さん、良く買い物をしてるそうです。
主演後、まずは、山内さん、里帆ちゃん、洸平くんの3人の座談会。
山内さん曰く、里帆ちゃんは朝ドラ(「あさがきた」で共演)の時に、
安部公房の文庫本を読んでるのを見て「こっち側の子やな」と思ったとか。
つまり、テレビとか映像の人ではなく、演劇をする人なんやなということですね!
そして、「洸平はどこの馬の骨か知らんけど、アホな子です」(笑)
大阪出身の山内さんと里帆ちゃんやし、洸平くんもちょこっと関西ニュアンスに。
「アホ」呼ばわりされてうれしそうに笑ってたしね!
「人懐っこい」とも言われてました。
「どう繕っても、いずれはバレるんだから、もう最初からさらけ出そうって思ってました」
「本当は人見知り、だから、わざとさらけ出してる」、なんて言うてましたけど、
どこかのインタビューでは「人見知りしない」言うてたような・・・どっちやねん(笑)
「吉岡さんは、芯が太くてブレない。ボクはブレブレだけど」という洸平くんに
「洸平さんもブレてるとは思えないです。こういう風にすればお客さんに喜んでもらえるんじゃないかとか、
いろいろ洸平さんが考えてくださいました」と返す里帆ちゃん。
・・・というか、相変わらずの名字呼び(吉岡さんて!)の洸平くんですが、
ブレてないですよね。ほんとに、一生懸命で。
山内さんと3人の、関西風味な座談会、良かったわ^
ラストは、緒川さん、トオルさん、美紀さんの3人の座談会。
緒川さんが・・ほんっと、かわいい。声も、しゃべり方も。
ケラさんの舞台は、場面転換で役者さんがセットを動かしたりするんですね。
美紀さんがおっしゃってたけど、転換で里帆ちゃんがすっごく働いているのだとか。
「まるで、小劇場の女優のように働いていたね。みんなにいろいろ聞きながら」。
そして洸平くんのリアクションが良いっていうてましたね。
トオルさんは洸平くんを殴るシーンがあるんやけど(ネタバレか?)
洸平くんの身体能力が高いからうまく成立したって言うてましたね。
で、気づいたんですって。何日目からか。
山内さんを殴るシーンもあるんやけど、山内さんに対してと洸平くんを殴るのでは、
同じことをしても気持ちが違うことに気づいたって。(いやいやいや・・途中からですか??)
たまきさんは、そこからのトオルさんがカッコ良かったと言うてましたけどね。
・・・なんで殴るのかは・・・舞台を観たらわかります~
18時からパソコン前に4時間座りっぱなし。
腰が痛いいったら・・・休憩時にトイレにも立たなかったしね。
生配信、wi-hiでスマホからテレビにつないで見てる人も多かったみたい。
私は生配信は初めてやないけど、パソコンなのでトラブルもなかったですね。
ただリビングの一角やから、夕食時の家族の気配が気になって・・・
おでんを仕込んで早々に夕飯の支度をし、ベビーのお風呂はジイジに頼んでたけども。
万全の態勢で生配信の視聴。
家族の協力があってのこと、ですね。
でもね、やっぱり、舞台は生で観たいと思いましたね。
非日常を、味わいたいですから。
兵庫公演、楽しみ!