碁の神様
2007年8月7日(火)
将棋の羽生善治九段はかつて、「角落なら将棋の神様に勝てる。」と言った。
2004年だったと思う。囲碁棋士を囲むパーティに出席する機会があり、羽根直樹九段(当時棋聖)に質問をしてみた。
私: 碁の神様に何目置けば勝てますか。
羽根は直ぐ答えた。
羽根: 2目で勝ちたいですが、3目ですかね。
同じ質問を、出席していたもう一人の加藤正夫九段にもしてみた。
加藤九段は、しばらく考えて、
加藤: そんなことは分かりません。
私は、何らかの回答を期待していたので、がっかりした。が、まじめな加藤九段らしいと思った。
加藤九段は、私と同年の1947年生まれだが、その後2004年12月30日に亡くなった。(57歳)
天国で、碁の神様と何目置いて対局しているのだろうか。
2004年頃、人生時計で「16:37頃」のことでした。 チン