暑さボケ
2007年8月17日(金)
私は、夏の到来とその暑さの程度を、「あせも」で感じる。
あまりひどくはないが、全身に出る。シャワーを浴びるとき、タオルでこすると気持ち良い。
今年の夏は、例年よりあせもはひどくなかった。これまでは、私のあせも予報では、暑くはなかったのだ。
ところがである。
今日の新聞によると昨日、「熊谷と多治見で40.9度・74年ぶりに国内最高記録を更新した」という。私のあせもも、今年の蝉のように、元気になりだした。
ところで、約10年前になると思うが、やはり暑い夏があった。例年よりあせもがひどく、痒くてたまらなかった。仕事の帰りに、とある薬局に立ち寄り、症状を言い、塗り薬を求めた。
暫く歩いて、そして、薬を忘れたのに気が付いた。ボーとしていて、お釣りをもらったので、薬ももらったと勘違いしたようだ。暑さゆえ、引き返す気力もなかった。
人間、暑さの限界に近づくと、ボケるのだろうか。
一方、極端に寒いと、意識が朦朧とすると聞いたことがある。「朦朧」は「ボケ」とは違うが、脳の機能不全ということでは同じだろう。
暑さにしろ、寒さにしろ、何にしろ、限界に近づくと、脳の機能不全が起こるのではないかというのが、私の結論である。
年齢の限界によるボケと暑さボケが同時におこる「複合ボケ」ではどのようなことになるのであろうか。
約10年前に、暑さボケを感じた。