団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

旦過市場

2008-06-12 17:06:24 | 食べること
                 旦過市場

                         2008年6月12日(木)作成

 北九州市小倉の旦過(たんが)市場に来たのは、3回目だ。
 最初は、もう10年くらい前になる。
 私は、こういう場所が好きで、どうも、見つけることに関しての「臭覚」があるような気がする。(単にいやしいだけなのかもしれません。)
 6月8日、この日は日曜日で、ほとんどの店は閉まっており、人通りも少なかった。

 ネットによると、「戦後の闇市から派生して発展していったと言われており・・」とある。バラックのような建物が200店舗、ひしめくように軒を連ねている。はっきり言って汚い。

 10年前に入った店があった。「そやの寿司」という。「旦過市場ならではの新鮮な魚介類食材を60年の伝統と味の極みを誇るそやの寿司 現在二代三代目で頑張っております。技と味を旦過市場ならではの低価格で味わってみませんか。ぜひご来店をお待ちしております。」とあった。

 私はこの店で食べたかったが、妻が洋食が良いというものだから、隣接する魚町銀天街で「スパゲッティ」を食べた。
 スパゲッティも悪くはないが、あのスプーンでぐるぐる回して食べるのが、私には要領がつかめない。食べ方が下手だと、料理も美味く感じられない。

 2回目に行ったのは、3・4年前だ。その時は、「ぬかみそだき」(さばといわしがあります。)と鯨肉を買った。ぬかみそだきは、小倉名物とあったが、確かに他では見たことがない。
 宣伝文句は、「ぬかみそだきの発祥は、食の礼法、小倉小笠原藩。厳選した新鮮な魚と丹精こめたぬか床との調和が栄養価の高い郷土料理として親しまれています。」とある。

 外見からは塩辛く見えるが、あまり塩辛くはない。へしこのように、塩辛くて、旨みが凝縮している方が、私の好みだ。もっとも、へしこの方が3倍の値段がするが。

 「旦過」は地名かと思っていたが、広辞苑によると、「(夕に来て翌朝行き過ぎる意)禅宗で行脚僧が一夜の宿泊をすること。」とある。
 品物を明日に残さず全部売ってしまおうという意味で付けたのだろうか?

(写真)旦過市場の「そやの寿司」。2008年6月8日、携帯電話で撮りました。
コメント (2)
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