13日の金曜日
2008年6月15日(日)作成
後期高齢者医療保険料の年金からの天引きの2回目が、昨日「13日の金曜日」行われた。
年金から天引きされる嫌な日が、キリスト教で忌み嫌う日である「13日の金曜日」とは、何か運命めいたものを感じた。
改めて、「13日の金曜日」をネットで検索して見ると、
「イエス・キリストが磔刑につけられたのが 13 日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている。」という俗説があるが、正しくない。キリスト教では主の受難日を金曜日としているが、その日付は定めていない。
とあった。
何だ、俗説とは知らなかった。
後期高齢者医療の年金からの天引きも、「運命めいた」問題ではなく、現実的な問題として考えなければいけない。
さて、後期高齢者医療制度について政府は、朝三暮四的弥縫策をとろうとしている。
つまり、低所得者に対する保険料の軽減であるとか、年金の天引きの対象者の緩和だとかである。
しかし、この後期高齢者医療制度の保険料は、現役世代の保険料に比べて上昇するスピードが速く、軽減措置をとったとしても、いずれ、今までの老人保健制度に比べると高くなることは間違いない。
しかも、保険料の問題だけではなく、医療の中身が切り下げられるという問題がある。「かかりつけ医」制度は正にそれだ。政府は良い仕組みだと言うが、それならなぜ、現役世代にも導入しないのか。
保険料と医療の内容は、生きている間の問題であるが、この後期高齢者医療制度では、死んでからも「差別」が行われる。
被保険者が死亡した場合、保険から葬祭料が出るが、それまでの国保では4万円であったものが、後期高齢者医療では3万円となった。
さあ、舛添厚生労働大臣、4万円をなぜ3万円にしたのか、説明してもらいましょう。
2008年6月15日(日)作成
後期高齢者医療保険料の年金からの天引きの2回目が、昨日「13日の金曜日」行われた。
年金から天引きされる嫌な日が、キリスト教で忌み嫌う日である「13日の金曜日」とは、何か運命めいたものを感じた。
改めて、「13日の金曜日」をネットで検索して見ると、
「イエス・キリストが磔刑につけられたのが 13 日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている。」という俗説があるが、正しくない。キリスト教では主の受難日を金曜日としているが、その日付は定めていない。
とあった。
何だ、俗説とは知らなかった。
後期高齢者医療の年金からの天引きも、「運命めいた」問題ではなく、現実的な問題として考えなければいけない。
さて、後期高齢者医療制度について政府は、朝三暮四的弥縫策をとろうとしている。
つまり、低所得者に対する保険料の軽減であるとか、年金の天引きの対象者の緩和だとかである。
しかし、この後期高齢者医療制度の保険料は、現役世代の保険料に比べて上昇するスピードが速く、軽減措置をとったとしても、いずれ、今までの老人保健制度に比べると高くなることは間違いない。
しかも、保険料の問題だけではなく、医療の中身が切り下げられるという問題がある。「かかりつけ医」制度は正にそれだ。政府は良い仕組みだと言うが、それならなぜ、現役世代にも導入しないのか。
保険料と医療の内容は、生きている間の問題であるが、この後期高齢者医療制度では、死んでからも「差別」が行われる。
被保険者が死亡した場合、保険から葬祭料が出るが、それまでの国保では4万円であったものが、後期高齢者医療では3万円となった。
さあ、舛添厚生労働大臣、4万円をなぜ3万円にしたのか、説明してもらいましょう。