せり
2008年6月4日(水)作成
「せり」を見に行ったのは、初めてだった。特牛(こっこい)港にある「下関市地方卸売市場豊北市場」という大層な名前の場所である。
せり人が、まず、金額を言うが、それは少なくともその金額なら落札すると思われる額だろう。それに対して、仲買人が指や声の金額で応える。それより高く買いたい人は更に高い金額を提示する。
せり人が落札を決める間合いが絶妙と思えた。リズミカルに少しの間合いで決める。したがって、買いたい仲買人はあらかじめ、せりに出される品物を十分見聞しておく必要がある。
せり人の最初の金額より、少ない金額を提示する仲買人がいた。それでも、問題なく進行したので、金額が下がっても良いのだろう。
せり人の指使いが違っていると指摘する仲買人もいた。和気あいあいとした雰囲気だ。だいたい何時も同じメンバーなのだろう。
この日の一番の大物は、50cmはあろうかというヒラメだ。1万円で落札された。漁師の方に教えてもらったが、ヒラメの腹に模様があるのは養殖で、天然物は白いと言っていた。
水烏賊とやり烏賊が多く出されていたが、鮮度がいいのか白く透き通っていた。
小ぶりのサザエが100個程度入ったトロ箱が1,500円で落札されたのにはびっくりした。居酒屋でつぼ焼きで注文すると2個で500円はするものだ。ということは、全部売れると25,000円だ。
もちろん人生と同じで、計算通りにはいかないが。
2008年6月4日(水)作成
「せり」を見に行ったのは、初めてだった。特牛(こっこい)港にある「下関市地方卸売市場豊北市場」という大層な名前の場所である。
せり人が、まず、金額を言うが、それは少なくともその金額なら落札すると思われる額だろう。それに対して、仲買人が指や声の金額で応える。それより高く買いたい人は更に高い金額を提示する。
せり人が落札を決める間合いが絶妙と思えた。リズミカルに少しの間合いで決める。したがって、買いたい仲買人はあらかじめ、せりに出される品物を十分見聞しておく必要がある。
せり人の最初の金額より、少ない金額を提示する仲買人がいた。それでも、問題なく進行したので、金額が下がっても良いのだろう。
せり人の指使いが違っていると指摘する仲買人もいた。和気あいあいとした雰囲気だ。だいたい何時も同じメンバーなのだろう。
この日の一番の大物は、50cmはあろうかというヒラメだ。1万円で落札された。漁師の方に教えてもらったが、ヒラメの腹に模様があるのは養殖で、天然物は白いと言っていた。
水烏賊とやり烏賊が多く出されていたが、鮮度がいいのか白く透き通っていた。
小ぶりのサザエが100個程度入ったトロ箱が1,500円で落札されたのにはびっくりした。居酒屋でつぼ焼きで注文すると2個で500円はするものだ。ということは、全部売れると25,000円だ。
もちろん人生と同じで、計算通りにはいかないが。