団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

プリウスモデルチェンジ

2009-05-19 20:07:33 | 
                プリウスモデルチェンジ

                           2009年5月19日(火)

 トヨタのプリウスがモデルチェンジした。今日の新聞各紙に大きく載っている。
 このたびのモデルチェンジは、大幅な値下げがキモだ。安全装備を充実しながら、28万円強値下げした。車格の向上等の要素を入れると、実質50万円程度の値下げと言っていい。これは価格破壊だ。
 各メーカーとも、このプリウスショックで車両価格の見直しを迫らざるを得なくなるだろう。(値引きせざるを得なくなる。)

 なじみのデーラーに行き、試乗させてもらった。私が初めての試乗者だという。厚かましさの証か?
 エンジンと電気モーターを効率よく組み合わせて走るというのがハイブリッドだが、絶妙だ。モニターを見ていると、エンジンとモーターが目まぐるしくその役割を演じ分けている。

 スポーツカーではないので、強力な加速とかロードホールディングとかは期待できないが、エコ運転者には、全く不満ない。ないどころか、静粛性が極めて高く、乗り心地もマイルドで上質感がある。

 このプリウス、発売前に8万台受注したという。空前絶後と言っていい台数だが、発売後1か月で更にどれくらい増やすか。スタッフによると、実車を見てからという客が多いということだったので、12万台程度を予想する。

 プリウスの好調でトヨタのハイブリッド戦略は成功しているように見えるが、私は実はそうでないと思っている。
 プリウスより小さい車へのハイブリッド搭載が遅れている。朝日新聞によると、「11年をめどに開発中の小型HVで、燃費40㌔台、価格170万円前後を目指す。」とあるが、2年遅い。

 最後に、日本経済新聞ともあろうものが、「5月以降の新車販売市場はプリウスと(ホンダの)インサイトが首位争いをする構図になるとみられる。」と書いているが、5月はともかく、6月以降はプリウスはインサイトの2.5倍売れるだろう。

(写真)2009年5月19日、広島市内のトヨペット店。初試乗者の試乗車。オドメーターは13kmだった。







(2009年7月3日、追記)
 きょう(7月3日)の朝日新聞によると、トヨタ自動車のハイブリッド車『プリウス』の6月の販売台数が約2万2000台となり、軽自動車を含む新車販売総合ランキングで、初の首位に立ったという。2位はスズキ『ワゴンR』で約1万6000台、3位はダイハツ『ムーヴ』の約1万5000台。 ホンダの『インサイト』は約8800台だったとみられる。新車ランキングは間もなく発表されるが、一般紙が事前に概数を取り上げるのも異例だ。

 22,000÷8,800=2.5
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