団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

掛井酒店

2009-05-05 07:30:52 | 食べること
                  掛井酒店

                            2009年5月3日(日)

 ここの店主は凄い。店に置いてある酒は全て自分で飲んで確かめて、かつ蔵元に行ったことのある酒しか置いていないのだ。
 決して大きい店ではないが、置いてある種類は優に100種類は超えるだろう。
 その全てに渡り批評できる。日本酒ソムリエ。

 自ら行ったことのある蔵元の酒ということで、だいたい中国地方に限られている。無名の蔵元で、おいしい酒を発見するのが、醍醐味だそうだ。

 さて、私が5月1日のブログで書いた美和櫻の冷酒を尋ねたが、冷酒向きの美和櫻は置いていないのだそうだ。
 美和櫻の話をしていると、そこの杜氏金雄恵弘氏と交友があることが分かった。店内に「看板」を掲げているが、この看板は金雄氏が作ったものだ。
 写真では分かり難いが、「ダメな酒専門商」と彫ってある。
 専門家仲間が利き酒をしていて、「これはダメだね」というのが最大の賛辞だという。この杜氏は洒落たセンスの持ち主だ。

 かれこれ、30分余り酒談義をしただろうか。味の好みを伝え、720ml瓶2本をゲット。酒に情熱があると思ったのか、名刺をくれた。家に帰ってよく見ると、「広島煮酒倶楽部」とある。「煮酒」とは何だろう。次回(買いに行く)行く名目ができた。

 どうしても、美和櫻の冷酒を手に入れたいという気持ちが伝わったのか、美和櫻の蔵元を教えてくれた。車で約1時間だ。さぁ、行ってみよう。
 
(写真)2009年5月2日、広島県東広島市西条朝日町6-52 掛井酒店(082-422-2752)。東広島市観光協会作成のパンフレット「酒蔵通り」では、「酒、蔵元共同開発商品」(の店)と紹介されている。
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