団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

スズキのハイブリッド車

2009-08-18 17:25:12 | 環境車
             スズキのハイブリッド車

                           2009年8月17日(月)

 17日は新聞の休刊日。ネットでの情報によると、スズキがGMの技術でハイブリッド車を出すということである。
 これで、日本の全乗用車メーカー8社が、ハイブリッド車を既に出しているか又は出すメドが付いたことになる。

 トヨタ、ホンダは既に発売済み。
 日産は、アメリカではトヨタの技術を買ってアルティマに搭載済み。日本では来年、自社開発でフーガに搭載するという。
 マツダは、トヨタの技術を買って、13年に10万台規模の生産を予定している。(13年とは悠長だ。直ぐにでもOEM供給を受ける訳にはいかないのか。)
 富士重工業は11年にトヨタの技術で出すと予想されている。
 三菱は、フランスのプジョー・シトロエングループと共同で、シリーズ式のハイブリッド車を開発すると発表済み。(弱者連合だろう。)
 そこに、スズキである。
 なお、ダイハツはトヨタの子会社なので、必要とあらば、直ぐにでも出せるだろう。

 トヨタが初代プリウスを発売したのは1997年で既に10年以上経っているから、上記状況を見ると、ホンダを除く他メーカーは、ハイブリッド車の開発を「サボっていた」ということになりそうである。
 この間のトヨタのハイブリッド技術の蓄積は相当なものがあり、今後、ハイブリッド車は爆発的に増えると思うが、トヨタと他社との格差はむしろ広がりそうである。

 ところで、スズキのハイブリッドシステムであるが、同ネットによると、「発進時や急加速時などにモーターがエンジンを補助する。燃費性能は同等のガソリン車に比べて2割程度高まる見通し。」とあるから、あの「世紀の誇張」と酷評されたシボレー・ボルトのものではないようだ。
 燃費性能2割程度の向上では、話にならない。こと、ハイブリッドシステムについては、小型車の雄スズキもかつての巨人GMとのアライアンスでは、弱者連合である。

 スズキのハイブリッド車が、「テン」で話にならず、(花の咲かない枯れ)ススキにならなければ良いが・・
コメント
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