団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ボルトの世界新記録は本当に驚異的なの?

2009-08-23 08:28:21 | スポーツ
           ボルトの世界新記録は本当に驚異的なの?

                           2009年8月22日(土)



 20日、ベルリンで行われた男子200mでウサイン・ボルトが19秒19の世界新記録で優勝した。

 私は、21日早朝ビデオ録画で見た。ボルトが優勝すると分かっていたが、19秒19という驚異的な世界新記録で駆け抜けたボルトの走りを見て、体の震えが止まらなかった。

 世界中の誰もが、「驚異的な記録」と思っただろう。しかし、ボルト自身は、もっと早く走れる自信があり、「驚異的」と思っていないのでは・・。

ボルト:「昨年のように最高の体調ではなかったが、不可能はない。」、「僕の目的は伝説になることだ。」、「次の世界選手権、ロンドン五輪でも短距離2種目のタイトルを守りたい。」

 これで、3年後のロンドンオリンピックにおいて、100m9秒4台、200m18秒台が見えてきた。ボルト自身の口から、「驚異的」という言葉が出ない限り、まだまだ「驚異的な記録」とは言えないのではなかろうか。


 今回の記録を50m刻みで4分割すると、5秒60、4秒32、4秒52、4秒75だった。
 50m→100mの4秒32というのが注目を引く。この部分はコーナーなのに最速なのだ。
 反対に、150m→200mは、疲れのためスピードが落ちるのか、50m→100mに比べコンマ43秒多くかかっている。
 素人的には、50m→100mを少しセイヴし、150m→200mに余力を残していた方が良いのではないかと考える。
 いずれにしても、距離200m、時間19秒という中で、ボルトのエネルギーのバランスが最適になった時、18秒台が実現するのではなかろうか。
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