オバマ大統領との共通項
2009年8月8日(土)
オバマ大統領のアップ写真ではない。私の「オバマカット」というヘアースタイル。ハイ!
オバマ大統領との共通項は、私が勝手に名付けた「オバマカット」というヘアースタイルだ。私の周辺を見渡しても、この髪型の人は少ないので、オバマジョリティならぬ、「オバマイノリティ」だ。この場合、希少価値という意味で。
・・と、オバマ大統領との共通項を新たに発見した。誕生日が8月4日ということだ。
私は、1月22日のブログ「Yes, you can」でオバマ大統領及びアメリカ合衆国国民にエールを送ったが、大統領と誕生日が同じということで、急に大統領が好きになった。(単純)
しかし、こんなことがオバマ大統領との共通項の最大のものではない。
その最大のものは、「核廃絶」に対する思いだ。
オバマ大統領は、プラハでの歴史的演説において、「核廃絶」を目標に掲げた。核超大国のアメリカの大統領が率先して核廃絶のイニシアチブを取るなんて、誰が思っただろうか。
私は高校生の時、原水爆禁止の署名運動にも取り組み、そういったことに係わりを持った経験からして、画期的なことと思う。
その当時は、アメリカとソ連が核軍拡競争をしていた。核廃絶の見通しのない暗い時代だった。
オバマ大統領のプラハでの演説以上に私を驚かせたのが、アメリカのTAC(東南アジア友好協力条約)への加入である。
TACは1976年に、「世界の平和、安定、調和をいっそう促進するために、東南アジアの内外のすべての平和愛好国との協力が必要」(前文)という考えから結ばれた。
条約の最大の特徴は、「武力による威嚇または行使の放棄」や「紛争の平和的手段による解決」、つまり戦争放棄を定めた日本国憲法と共通する目標を明記していることだ。(この項、ネット参照)
私は今、軍拡から平和へという歴史の大きな「うねり」(転換点)を感じている。
そして、改めて日本国憲法第9条が輝きを増していると思う。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。