団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

FT-Bh

2012-04-01 09:06:17 | 
                      FT-Bh
 
                                          2012年4月1日(日)










 「FT-Bh」とは、フューチャー・トヨタ・Bセグメント・ハイブリッドの略で、トヨタがジュネーブショーに出展したコンセプトカーです。

 この車が凄いのです。ただし、自動車雑誌ベスト・カーが言うように、2014年夏のデビューで140万円程度であれば、ですが。


 その凄さは、全長3985×全幅1695×全高1400、ホイールベース2570(各mm)と、アクアとほぼ同じサイズで、重量が786㎏と約300㎏!軽量化していることです。


 エンジンは、2気筒1000㏄で、ダウンサイジングの先駆者のフォルクスワーゲンもビックリの一気のダウンサイジングを行いました。


 その結果、CO2の排出量は、49g/㎞を達成しています。ヤリスハイブリッド(アクアと兄弟車で同性能)が79/㎞ですから、約4割という驚異的な燃費向上です。(更に、これまでトヨタが得意でなかった天然ガス車も用意されており、これは38g/km!となっています。)

 
 日本式にJC08モード燃費だと、アクアの35.4㎞/ℓに対して、約50㎞/ℓ!といったところでしょうか。


 この車には様々な技術革新が盛り込まれていると思いますが、私は重量の軽減が最も凄い技術だと思います。今やトヨタの最大のライバルのフォルクスワーゲン渾身のアップが929㎏ですから・・。極めつけは軽自動車との比較で、ダイハツムーヴの810㎏より軽い!

 

 この車の登場時期について、マガジンX誌は、ベストカー誌より約1年遅れの15年3月登場を予想しています。
 仮に3年後として、実際に発売されるモデルは、コンセプトカーに較べて重量も増え燃費も落ちると思いますが、その9割程度の達成でも、他社に対して数年のアドバンテージを持つ車になるのではないでしょうか。

 
コメント
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