団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

石原都知事の尖閣購入発言

2012-04-20 18:33:20 | 政治
              石原都知事の尖閣購入発言

                                 2012年4月20日(金)

 日本政府は、1895年1月14日に尖閣諸島を日本領に編入しました。そして日本による実効支配が続いています。

 中国は、尖閣諸島周辺で天然ガス資源があることが分かるようになってから、領有権を主張しています。
 しかし、中国は1895年から1970年まで、一度も日本の領有に対して抗議を行っていません。(中国の発行する地図に、日本領と記載していたほどですから)

 中国が領有権を主張する中心点は、日清戦争で日本が不当に奪ったというものです。

 しかし、日清戦争の講和の下関条約では、日本が中国から奪ったのは台湾と澎湖列島ということになっており、尖閣諸島は含まれていません。

 中国の主張は全くなりたちません。




 石原都知事は17日、「東京都が尖閣諸島を買う。東京が尖閣諸島を守る。」と表明しました。

 過激な発言をして、政府の対応に苛立ちを感じている国民から人気を得ようというのは、橋下大阪市長と同じ手法です。

 第一、地方自治体である東京都が尖閣諸島を買うということは、行政目的としてあり得ません。
 石原氏もそのことは百も承知で、実際に東京都が購入することにはならないと思いますが、石原氏の狙いは、政府への揺さぶりと石原新党に向けての国民へのアピールということでしょう。



 石原氏と橋下氏が徒党を組んで、じゃなくて手を組んで新党を結成することを望む向きもあるかも知れませんが、今日の朝日に、打ってつけの川柳が掲載されていました。

  
 ・東西で変人奇人策競う
 ・選んだのは徒民浮民の私です。
 

 
コメント
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