橋下維新の会の終わりの始まり
2012年10月5日(金)
橋下大阪市長の率いる維新の会ですが、私は早くて3年遅くとも5年以内には消滅すると予想していました。でも、その予想よりはるかに早くその予兆が表れ始めました。
4日の朝日新聞によると、9月29日議員団の一人松浪健太郎衆議院議員がブログで「橋下独裁にはしない。」と表明し、それに対して橋下氏が「国会議員団に変なパフォーマンスに走らないでくれと、松浪議員にきちんと言っています。」と改めて釘を刺した、とあります。
政党要件を満たすため議員団を作りたい橋下氏に対して、次期衆議院選挙で橋下人気に乗っかろうという思いの議員の思惑が一致したというだけで、そもそも主義・主張が一致している訳ではなく、また政党人としての規律のないと言っていい集団です。これから次から次に賑やかな問題が起こるでしょう。
「政党人として規律のない」とは、民主党等の看板で当選しておいて他の政党に移るなど、常識人では考えられないことを言っています。
そもそも、こういった政党内部の問題をマスコミを通して言いあうということが私には理解できません。内部できちんと議論し整理すればよいだけの話ですから。というより、内部できちんと処理できないので、自らの正当性をマスコミを通して有権者に訴え、その力で抑え込もうという発想でしょう。
次期衆議院選挙では、日本維新の会は50~80議席を獲得すると私は予想していますが、その人数が多ければ多いほど統一のとれない集団となり、矛盾も露呈することになりそうです。
本来の政党とは、党員が地域で日常的に住民と接触しその意思を国会に反映しようとするものです。一方「橋下独裁」では、橋下氏の考えを押し付けようとするだけの、いわば根なし草です。根なし草がどうなるか、一定の時期がきたら枯れしぼんでしまうということです。
朝日新聞の投書欄には、維新の会に関するものが多いです。いずれもその独裁的な手法を危惧している内容で、私ももっともだと思いますが、先に書いたように長くは続きません。3年もしたら、「そういえば橋下バブルがあったなぁ」というようになると思います。
でも、決して侮ってはいけませんので、投書にもあるよう、「維新の会に対抗する勢力」の反撃を期待したいものです。
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2012年10月5日(金)
橋下大阪市長の率いる維新の会ですが、私は早くて3年遅くとも5年以内には消滅すると予想していました。でも、その予想よりはるかに早くその予兆が表れ始めました。
4日の朝日新聞によると、9月29日議員団の一人松浪健太郎衆議院議員がブログで「橋下独裁にはしない。」と表明し、それに対して橋下氏が「国会議員団に変なパフォーマンスに走らないでくれと、松浪議員にきちんと言っています。」と改めて釘を刺した、とあります。
政党要件を満たすため議員団を作りたい橋下氏に対して、次期衆議院選挙で橋下人気に乗っかろうという思いの議員の思惑が一致したというだけで、そもそも主義・主張が一致している訳ではなく、また政党人としての規律のないと言っていい集団です。これから次から次に賑やかな問題が起こるでしょう。
「政党人として規律のない」とは、民主党等の看板で当選しておいて他の政党に移るなど、常識人では考えられないことを言っています。
そもそも、こういった政党内部の問題をマスコミを通して言いあうということが私には理解できません。内部できちんと議論し整理すればよいだけの話ですから。というより、内部できちんと処理できないので、自らの正当性をマスコミを通して有権者に訴え、その力で抑え込もうという発想でしょう。
次期衆議院選挙では、日本維新の会は50~80議席を獲得すると私は予想していますが、その人数が多ければ多いほど統一のとれない集団となり、矛盾も露呈することになりそうです。
本来の政党とは、党員が地域で日常的に住民と接触しその意思を国会に反映しようとするものです。一方「橋下独裁」では、橋下氏の考えを押し付けようとするだけの、いわば根なし草です。根なし草がどうなるか、一定の時期がきたら枯れしぼんでしまうということです。
朝日新聞の投書欄には、維新の会に関するものが多いです。いずれもその独裁的な手法を危惧している内容で、私ももっともだと思いますが、先に書いたように長くは続きません。3年もしたら、「そういえば橋下バブルがあったなぁ」というようになると思います。
でも、決して侮ってはいけませんので、投書にもあるよう、「維新の会に対抗する勢力」の反撃を期待したいものです。
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