団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第323回定期演奏会

2012-10-28 10:56:45 | 音楽
                     広島交響楽団第323回定期演奏会

                                                   2012年10月23日(火)

 この演奏会のチケットは次姉からもらったものです。次のようなことがあったから、神様が授けてくれたのかな、と思いました。実は8月の広響の演奏会のチケットを購入していたのにもかかわらず忘れてしまって、悔しい思いをしたことがあります。もちろん、私の演奏会へ行くという人生約45年でこんなことはありませんでした。今後、日程を忘れないように管理することが音楽を聴く「条件」になりそうです。 次から次に魅力的な演奏会がありますからね。

 今回の演奏会は、実は期待していませんでした。指揮者のクラウディオ・クルスという人は全く知らない人で、演目も私的には「地味~」。シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」を弦楽5部の合奏曲に編曲したものです。しかもマーラーが・・。あ~らま~ら~。  率直に言って、弦楽四重奏の絶妙な「間」の取り方や緊密なアンサンブルによる緊迫感はありません。また、どうしても音が濁った感じになります。確かに大音量による迫力は感じるのですが、しかしこれについても、弦楽四重奏でも感性でダイナミックさを補うことができるのです。という訳で、原曲の方が素晴らしいと思います。

 モーツアルトは、私はなかなか理解できない部分があります。今年40番を聞いて感動し、モーツアルトが少し理解できるようになったのかと思ったのですが、やはり、どうも・・。確かに同じ旋律を基本としそれを徐々に変化させて、高揚感を作りだす手法は素晴らしいと思うのですが・・。

 クルスはブラジルの指揮者で、ヴァイオリンの奏者でもあります。身体から腕から指先にいたるまで全てをダイナミックに使って、とても分かり易い指揮だと思いました。期待していなかったのですが、満足でした。聴衆も温かい拍手を送っていたように思います。

 「演奏会をフイにした → 思いがけずチケットをもらった」、「期待していなかった → 満足した」。良い巡りあわせになったようで、無神論者の私は神に感謝する訳にもいかず、誰に感謝すれば良いのでしょう。


・2012年10月19日、広島市中区「広島市文化交流会館」。




 同じ建物に「昴」というスバルラッシイ レストランがあります。素晴らしいと言うのは、予約できて、駐車場を確保してくれ、2時間分の駐車料が無料になります。




 美品御膳1900円也を注文します。



 店内は落ち着いた雰囲気です。
 20人くらいのキャパシティがあるのですが、私達が行ったときは何時も数組です。



 リバーサイド。



 素材の良さを感じさせ料理です。









 鴨ですかね・・。そうかも・・。


















 今回の席は右端の方でした。
 隣の席のお方が、シューベルトを子守唄と間違えていて、約45分の曲ですが、ずっと居眠りをしておられました。
 何のために、演奏会に来られたのでしょう?



 これは前回の演奏会の様子です。
 オンド・マルトノという珍しい楽器です。
 演奏前には多くの方がステージに近寄って見ていました。



 ラテン系の音楽でした。


コメント
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