参議院選挙創価学会票の行方
2013年7月18日(木)
7月15日の朝日新聞に、(私としては)注目すべき記事が載っていました。
「京都 共産に包囲網」と題したものです。
内容は、①定数2名の京都府選挙区で共産党が15年ぶりに議席を獲得する可能性があること、②それに対して、自民・民主や地元経済界が危機感を持っていること、そして、私が一番注目する、③創価学会の関係者は「共産を勝たせてはいけない、という雰囲気が会員に広がっている」と打ち明けるというものです。
さらに、「今回も選挙区での(公明党の)民主党支援を期待してか、民主を支援する団体から『比例では公明を応援したい』と民主党から公明党へ申し出があったともあります。
私はこの記事を読んで、かつて広島県議会議員を1期務め2期目で落選した人の話を思い出しました。(この人は高校時代の友人でしたので、本音で語りあえる間柄です。)
彼が言うには、創価学会票が金で動いて、そのあおりを受けて自分が落選した、というものです。創価学会票が金で動いたかどうか私には確認するすべがなく事実かどうかは分かりません。しかし、彼がそのように言ったのは事実です。
仮にお金が動かなくても、政策の違う党同士での票のやり取りがおかしいことは「誰だって分かる。」(橋下大阪市長流に)
一方、ネットでは、次のような書き込みがあります。
「京都新聞では『ダントツ自民、民主・共産横一線』という情報。朝日では、共産がややリード。
この報道をうけて、民主の京都市議が自民府議に『共産党には負けたくない。票をまわしてくれ』と懇願した。
これは、自民党府議が後援会で暴露した内容」と書いた。
注 ネット情報ですから、真偽のほどはよく分かりません。
私の根拠のない独断ですけど、京都で、創価学会票が「動く」のではないかと予想しています。
そして、選挙後、そういったことを匂わすネット情報が流れるのではないかと思います。
(2013年7月29日、追記)
7月22日付け京都新聞の出口調査によると、公明党指示層のうち38.9%が民主党候補に投票し、公明党が推薦した自民党候補への投票35.2%を上回ったということです。
この結果は、「創価学会票を組織的に動かす」ということがあったことを匂わすものです。