参議院選挙結果
平成24年7月29日(月)
7月21日に行われた参議院選挙の議席数の結果は、次のようになりました。
・自民党 42 (65)
・民主党 16 (17)
・公明党 17 (11)
・みんなの党 11 (8)
・日本維新の会 14 (8)
・日本共産党 12 (8)
・生活の党 2 (0)
・社民党 3 (1)
・みどりの風 1 (0)
・大地の党 1 (0)
・幸福実現党 1 (0)
・緑の風 1 (0)
・無所属 0 (3)
合計 121 (121)
違うではないかと言われる人がいれば、その方が正解です。
しかし、私は上記議席数こそ本来の議席であるべきだと考えています。
上記議席数は、比例代表の党派別得票率を改選定数121に乗じて求めたものです。国民の民意が一番反映されると考えたからです。念のため、実際に獲得した議席数は( )内に表記しています。
自民党は、「ねじれ」を解消したと言いますが、それは、選挙区の定数が一人というところが多く、民意をゆがめる選挙制度(注)だからです。民意の結果は本来42議席ですが、虚構の65議席により、「解消」しただけです
注 岩手選挙区では、無所属の候補ですが、得票率39.7%で当選しています。約6割の民意が切り捨てられて いるのです。
「ねじれ」と言うなら、自民党・公明党が行おうとしている政策と民意の違いの方が重大です。消費税の増税にしても、原発の再稼働にしても、憲法の改定にしても、民意は反対多数です。これこそが本当のねじれです。
自公は、虚構の多数により、民意に反した政策をことごとく推進することになると思いますが、その結果は次の選挙結果に表れるでしょう。