朝日新聞に洗脳されている?
2015年6月26日(金)
ひょっとして、私は、朝日新聞に洗脳されているのかしら・・。
6月23日にマツダの株主総会へ出席し、ブログにもアップしました。総会での目新しい発言としては、人見常務執行役員の、①ロータリーエンジンの燃費改善に取り組んでいる、②しかるべき時に、ロータリーエンジン搭載車を出す、ということでした。
6月24日の朝日新聞で、同趣旨のことが記事になっていました。
朝日新聞では、「しかるべきときに発表できると思う。」、「燃費などの改善を考えている。」となっています。大新聞に楯突くことになりますが、「思う」ではなく「出す」と言ったと思うのですが・・、「考えている」というのも、「取り組んでいる」と言ったと思うのですが・・。
それはともかくとして、視点が、朝日新聞と私とで同じだったのです。長年朝日新聞を読んでいるので、さては洗脳されたかなと思ったのです。他社の報道では、①アメリカでディーゼル車を出す、②トヨタとの資本提携にはならない、というのが主要な内容でした。(私の知る限り。)
アメリカでのディーゼル車発売については、当然予想できたことでしたので、私的にはニュース価値なしと思いました。アメリカではガソリンより軽油の方が値段が高いので、燃料コストはそんなに変わりません。大型ピックアップトラック市場ですらガソリン車(4,000ccとか5,000cc)が圧倒的です。出しても、そんなに売れないと思います。
トヨタとの資本提携の話は、包括提携が発表された時点で否定されていましたので、これもニュース価値はありませんです。それよか、これから両社で検討委員会を立ち上げるというのですから、この提携は十分煮詰まっての話ではありません。自動車雑誌等の報道では、トヨタの章男社長から持ち掛けた話というのが大方の見方です。章男社長ですが、どうやら一目惚れするタイプではないかしら・・。一見惚れというのは、時間が経つと冷める場合もあります。
①テスラとの提携がそうでした。②アストンマーティンとの提携がそうでした。(詳しくはネット等でご覧ください。)いずれも直ぐに提携解消→戦略的には失敗です。
マツダとの提携がどのようになるか、一番重要なのは、シナジー効果が十分でるかどうかにかかっていると思います。
話が脇にそれました。
昨年でしたか、慰安婦問題での朝日新聞の誤報で、私は朝日新聞を止めようと思ったことがあります。誤報はともかくとして、その後の池上彰氏の記事掲載を見合わせたのには、開いた口が塞がらないどころか、顎が外れるようなショックでした。マスコミとして、これだけ愚かな行為は私は知りません。戦前、戦争になびいたのは弾圧が主要な原因ですので、それはまだ許せます。極端に言えば日本人がほとんど、その弾圧でものを言えなくなっていたのですから。
で、朝日新聞を止めて、次に何にするかで迷うのです。東京新聞かなと思っていたところ、wifeから強烈な反撃がありました。朝日新聞無しでは生きていけないと言うのです。生まれた時からずーっと朝日新聞で他の新聞を知らないクセしてよく言うよと思ったのですが、この抵抗には私的には抗うことができませんでした。私も、朝日新聞と他の新聞を比較して、(主張はともかくとして)そのレヴェルの高さは認めざるを得ません。
結局、私は朝日新聞に洗脳されているのではなく、wifeに洗脳されているという、情けない状況に置かれているということを、認識させられるハメになっているのです。