吼えない 百田尚樹
2015年6月28日(日)
ヤベー首相に近い自民党議員による勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が発言した内容(沖縄の二つの新聞社は絶対につぶさなあかん他)で、百田氏が信じられないような言い訳を行っています。朝日新聞の記事によると、「冗談のつもり」と述べたということです。冗談ではないです。この方は、批判を受けると吼えまくって反論するほどの方で、自分が言ったことに「確固」たる信念を持っていて自説を曲げるような方ではありません。不肖私ですが、TV番組にて氏の性格はある程度存じあげているつもりです。
なのになぜこれほどまでのトーンダウン?と考えざるを得ません。借りてきた猫になってしまったの?
私は、官邸の意向が入っているのかなと推測しました。ヤベー首相にとって、この発言は、「戦争法案」を成立させるための障害になったことは間違いありません。何とか火消を行うためには、百田氏に吼えさせないようにする必要を感じたと思います。ヤベー首相は百田氏とお友達だそうですので、超多忙のヤベー氏ですが、携帯で連絡を取り合って、「百田さん、ほとぼりが冷めるまで少し大人しくしておいていただけませんか?」とお願いしたのではないでししょうか・・。
しかし、百田氏は時が経つにつれ、段々と腹の虫が収まらなくなり、いずれ本音を吼えまくる時がくるでしょう。
一方国会では、民主党の寺田学氏が、ヤベー氏に対して、自民党総裁として謝罪を求めたのに対して、ヤベー氏は断固として拒否しました。私は、この姿勢は週明けの国会でも断固として貫いて欲しいと思います。私は、このことを貫くなら、敵ながら天晴と思うでしょうが、謝罪でもしようものなら、それこそ何の取り柄もないお方になってしまいますよ。
本当に、真面目な意味で言いたかったのは、何が「自由」「民主」党だ、ということです。まぁ、彼らは真逆のことを言うのが性癖ですからね。戦争を行うことになる法案を、「平和安全法制」と言っているのですから・・。