丸川氏 発言認める 「1㎜シーベルト科学的根拠ない」
2016年2月13日(土)
今日の朝日新聞によると、丸川珠代環境大臣が、発言を認めたということです。丸川氏の発言とは、今月7日長野県松本市での講演で、(福島原発事故への対応で国が追加被曝線量の長期目標としている年間1㎜シーベルトについて)「何の科学的根拠もない。」と発言したことです。
ハッハッー、私しゃ分かりましたですよ。イクメン議員の議員辞職報道のどさくさに紛れて、マスゴミの関心を逸らそうとした訳ですね。私のような老獪な人間にはその程度のことは、お見通しですよ。
私は、10日の委員会において、細野豪志元環境大臣と丸川珠代現環境大臣のいわば新旧環境大臣対決を見ましたけれど、丸川氏の答弁に誠実さは感じられませんでした。細野氏が丸川氏に講演会の時の発言を正したのに対して、丸川氏は、原発事故当時細野氏が環境大臣として大変なご苦労をされ敬意を表している等ソラとぼけたことを言っていました。(そんなことは関係ないことでしょ。)丸川氏の答弁は、(答弁の時点で明確に記憶しているのは、講演会で言ったことは)「明確な記憶がない」という趣旨でした。あ~た、そんなに何年も前のことじゃありませんですよ。僅か3日前のことです。この程度の記憶力では、大臣なんかやっていける訳ありませんですよ。
丸川氏といえば、たけしのTVタックルで、狐顔のそらとぼけた表情で番組のヒートアップを鎮める役柄だったと記憶しています。私しゃ、あの時のそらとぼけた表情って、番組の演出かと思っていたのですが、こりゃ丸川氏の「地」だったんですね。それとも、そらとぼけた表情をすれば、国会の追及を鎮めることができると思ったのか・・。いずれにしても、国会(ひいては国民)を騙そうとしたことは、明らかと断じざると得ません。10日の国会では「1㎜シーベルト」発言について、言ったことを認めていませんでした。にも拘らず、こりゃヤベーとなると12日になって一転発言を認めた訳ですから。
丸川氏は、発言について「撤回させていただく」と述べています。これ、政治屋の下等な常套手段ですが、問題は発言の撤回ではなく、「1㎜シーベルト」が科学的根拠があるか否かどのように認識しているかです。丸川氏は、狐顔で化かしたいと思っているだけでしょ。マスコミはマスゴミと言われないように、きちんと科学的根拠があるか否かについて認識を尋ね報道するようにしましょうね。
(お詫び)
文中、人物の容貌について触れた部分がありました。容貌で人物を判断することは適切ではありません。文中の発言を撤回すると共に、関係者にお詫び申し上げます。
宮崎氏の辞任記者会見は、お見事と言わざるを得ませんでした。勿論、演技としてですけど。最後は、涙ながらに「子どものために 変わらなくてはいけない。」これ、泣かせましたです。自民党は是非、シナリオライター、演出家名を公表して欲しいものです。日本の演劇界に対して埋もれた存在を発見することになり、今後の演劇界の発展に資することは間違いありません、です。