「要請」という無責任
2020年2月28日(金)
安倍首相は27日、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、全国すべての小中学校と特別支援学校について、休校を要請しました。
今日28日の朝日新聞です。
「生ずる様々な課題に対しては、政府として責任を持って対応する」とあります。
私ゃ、「要請」と「責任」って言葉が引っかかるのであります。
休校を決めるのが自治体であれば、その責任は自治体であり政府ではないというのが、法律の常識であります。責任がない者が責任を取るようになっていないのが、法律の常識であります。
回りくどい言い方をしましたが、責任を取りたくないので、指示・命令ではなく「要請」にしたと考えるのが、法律を持ちだすまでもなく、世間の常識であります。
誤解があるといけませんが、私は休校そのものに反対しているのではありません。
政府は、責任を取るため、法律に基づく指示・命令にすべきであると言っているのであります。
今後、様々な対応策が出されることになると思いますが、この「要請」がネックなって十分な対策にならないであろうことが容易に想像されます。
私は、安倍政権に対して、「嘘つき権力私物化立憲主義破壊独裁政権」と冠をいろいろと付けていますが、これからは、「責任取らない」も付け加えなければなりませんですなぁ!(ハハハッ)
27日の赤旗です。
他国との対策費の比較をしています。ギョ! いくらゲタを履かせても追いつかなほど桁が違います。
ここで余談でありますが、桁違いの「桁」は「ゲタ」が訛ったものじゃなかろうかと推察いたしますです。(ゲタゲタゲタ)→ケタケタケタが訛りました。(笑)
もう唖然とする以外ないのでありますが、「責任を取らない」どころか、やる気もない内閣であります。多くの国民は、「お冠むり」状態でありましょう。
私事で恐縮でありますが、次男が「フリーランス」なのであります。京都で旅行業関係の配送業務を生業としています。最近の状況を聞くまでもなく、仕事は壊滅的に減少していると思われます。
このような、どこの組織にも属さない働き方をしている者を含めた、所得補償が求められます。しかし、繰り返しになりますが「要請」がネックになるのでありましょう。