引っ張りだこ
2020年2月14日(金)
「引っ張りだこ」の意味は知っていましたが、語源は知りませんでした。ネット情報では、
タコの干物を作る際、足を四方八方に広げて干された形に由来する。 昔はその形から、はりつけの刑やその罪人を表す言葉として「ひっぱりだこ」は使われていたが、いつしか現在の意味に変化していった。
今TVで引っ張りだこの人は次の方であります。
元国立感染症研究所研究員の岡田晴恵さんであります。
2月6日の朝日新聞です。
クルーズ船で10人が集団感染とあります。ただ、この時点で全員検査をしている訳でありませんので、見つかったのが10人ということです。その後飛躍的に増えて、現在は3桁になっております。
先の岡田さんは、クルーズ船内は培養器のようなものだと形容しておられました。専門家のこの言葉に背筋が冷たくなりましたです。
この方は、早くから全件検査をすべしと言っておられましたが、どうも政府の対応が遅いというか後手後手のように見えます。内部の事情を知らないので軽軽には言えませんが、しっかりやってるの?という疑問が湧きます。岡田さんがおられた国立感染症研究所の予算を削ったという報道もありましたです。
この方の言葉として感銘を受けたのは、「感染症には加害者も被害者も無い」ということであります。誰でも何時でも何処でも感染するリスクがあるということです。しかも予期せずにであります。こうした状況の中、感染者に対する人権侵害はあってはなりません。政府はこのような啓発もしっかりするべしであります。
13日、厚労省は、船内の高齢者で持病のある人を検査し陰性の場合下船させる方針を発表いたしました。遅いであります。
とかく、船内の乗客のことに目を向け勝ちでありますが、大変なのは乗務員の方であります。乗客を下船させクルーズの負担を軽減することが優先と思います。
入国拒否を浙江省にも拡大するということです。アメリカは当初から中国全土を対象としていました。私は、日本政府は経済に与える影響が多いという判断で当初湖北省に限定していたのではないかと思っていますが、仮にそうだとしたら今にしてみれば、この政府の判断は誤っている可能性が高いです。現時点で、そのことを検証すべきとは思いませんが、このことは一段落したら必ず検証しなければならないと思います。安倍首相がどのように考えていたかがポイントでありす。
14日の段階では中国の感染者は6万人オーバーとなっています。
私は、治癒した件数も発表すべしと思います。
今日14日のニュースでは、国内で市中感染者が疑われる事例が複数報道されました。検査の湖北省縛りが緩和されたため、見つかったものです。
これ、あと1週間経つと三桁になっても何らおかしくありません。
さて、我家の対策でありますが、マスクとアルコールです。wifeが12日に薬局へ行ったところ、アルコールは品切れ!アルコール飲料を飲んで体内のウィルスを消毒できないものかと、試しに毎日多量に飲んでいるバホ(「馬鹿」と「阿保」を足した造語)であります。(笑)