何時でも 何処でも 誰でも
2020年2月24日(月)
新型コロナウィルスに対応した医師や看護師らが不当な扱いを受けているといいます。
23日の朝日新聞です。
当人が不当な扱いをされているのみならず、子どもの保育園・幼稚園から登園自粛求められているといいます。
もちろん、こういう事態は許されないことではありますが、はてさて、私たちはどのようにしてこのような差別を克服できるのか、私には有効な回答が見えないのであります。
私が障がい者問題を研究している方から聞いたことのある話でありますが・・、
障がい者を差別していた人が自らが障がい者になった場合の衝撃は計り知れないのだということでした。
ペストは14世紀に流行ったということですが、当時の人口の4分の1!が死亡。
どのような世相であったのでありましょう。私には想像できません。
私の父が、「あれらで死なずに コレラで死んだ」と都都逸風に口ずさんでいました。世相にも大きく影響していたのでしょう。
スペイン風邪が発生したのは、つい100年前であります。
何と、世界での死者1億人!想像を絶するであります。
正に、「何時でも 何処でも 誰でも」感染し死ぬ可能性があるのであります。ここに先に述べた「克服」のヒントが隠されているように思うのですが、差別解消への道は私には分からないのであります。
ところで、先の障がい者を差別していた人が自らが障がい者になった場合、その差別意識が無くなるのか? それとも、自らより厳しい障がい者に対する差別意識が更に強まるのか?
・・と、ここまで考えて、次に進めなくなったのであります。誰か教えてくださいませ。