新型コロナウィルス フェイズが変わりました
2020年2月22日(土)
中国の習近平主席は、新型コロナウィルスとの戦いを人民戦争だと言いました。「人民戦争」とは、中国が掲げる社会主義市場経済体制を守るということでしょう。建前はですよ。本質は中国共産党の一党独裁体制を守るためであります。
21日の朝日新聞です。
80歳代の男女が二人死亡しました。
このうち女性の方が深刻です。「深刻」とは、政府の対応がです。
5日に発熱があり、陽性と発覚したのが13日。検査は12日頃と推察できますので、何と!発熱後1週間後に検査となります。
詳しいいきさつは分かりませんが、発熱があれば直ちに検査することが求められます。何故、これができなかったのか? 直ちに検査して速やかに治療を行っていれば、死にまで至らなかった可能性があります。
遺族がどのように考えるか?場合によれば訴訟に持ち込むことは十分考えられます。
こりゃ、政府の対応に対する責任問題に発展すること必至であります、と思います。
19日の朝日新聞です。
アメリカなどは、帰国後14日間隔離する方針といいます。
日本は陰性なら自由ということですが、対応方針の違いに専門家でも意見が分かれています。
市中感染が起きている状況のもとでは、全て隔離していたのでは対応できなくなりますので、もうどうしようもないのかも知れません。インフルエンザ患者を全部隔離できませんですものね。
厚労省は、クルーズ船内での待機中の感染を認めたくないようであります。しかし、下船後陽性になる方が出て来るだろうことは、多くの専門家が指摘しています。
一体厚労省は何を守ろとしているのか? 私は、自分達の誤りを認めたくないというところからきていると思います。
ところで、役人は誤らないものだという「無謬性」でありますが、一定の神話性を持っていました。「神話性」とは信じさせる部分もあったというニュアンスです。これを完全に壊したのが、安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊独裁政権の安倍首相であります。森友、加計、桜と役人の誤りが露呈いたしました。主権者である国民は、役人の無謬性が神話であることを完全に喝破できたのであります。これ、安倍氏の大の功績と讃えねばなりませぬぞ。
私は、クルーズ船内での「隔離」と理解していました。厚労省もマスコミも「隔離」と言っていたような気がします。しかし、最近は「待機」という言葉になっています。言葉を変えるということは、何かを誤魔化すということであります。安倍内閣の常套手段であります。
感染者が600人超ということです。船内は培養器だと言った専門家がいます。私はこれを聞いた時は、背筋が凍りつく思いがいたしました。まぁ、我々の住んでいる地球は、細菌まみれでありますので、地球全体が培養器とも思えますが・・。
アルコール消毒が効くのかなと思いつつ、アルコールを体内に入れているのであります。(ハハハッ)