プリウスモデルチェンジ情報 2
2009年4月11日(土)
9日付けの朝日新聞によると、「トヨタ自動車が5月中旬に発売する新型プリウスが、発売前にもかかわらず、受注台数が1万台を超えた。」とある。
それ以外の主な記事は次のとおりである。
1 月間の販売目標は1万台だが、環境対応車向けに減税措置が拡大されたことも、追い風になっている。
2 イストが02年の発売1カ月で4万2千台を受注したが、・・この記録を塗り替えそうだ。
3 最低価格を205万円程度に抑えた。現行型より30万円近く引き下げ、189万円のインサイトに対抗する。
4 現行型の08年の生産台数は約30万台。新型は好調な受注に対応するため、1カ月の生産台数を現行型の2倍近い4万5千台に引き上げる方針。
現行型は、03年9月に発売したが、その時の月間目標販売台数は3千台で、1カ月の受注台数は1万7,500台だった。
新型は、42,000台受注したイストを塗り替えそうだという。
ここ10年の間で、1カ月の受注台数が一番多かったのは、01年6月に発売になったホンダのフィットで、その時は、8,000台の目標に対して48,000台の受注があった。
今回プリウスがそのフィットの記録をも塗り替えるとなると、これはひとつの「社会現象」ともいえるものだ。この不景気で、新記録を樹立することになるのだから。
究極の環境車は、燃料電池や電気自動車になると思われるが、そのつなぎとしては、ディーゼル等ではなく、ハイブリッドということが決定的になったようだ。
新型プリウスの最大の特徴は、ハイブリッドシステムのコスト削減ができ、燃料代を含めたトータルで、非ハイブリッド車に較べて優位に立ったことだ。ディーゼルではそこまでコスト削減が難しいという。
このハイブリッドでトヨタは、世界中の自動車メーカーが束になってかかっても適わない技術を持っている。
今、トヨタがすべきことは、地球環境保護のために、このハイブリッド技術を他の自動車メーカーに無償で提供することだろう。
これからは、規模や利益の拡大を追求することではなく、尊敬される企業をめざすべきだ。
(写真)「夕日とさくら」2009年4月7日、広島市南区黄金山。
2009年4月11日(土)
9日付けの朝日新聞によると、「トヨタ自動車が5月中旬に発売する新型プリウスが、発売前にもかかわらず、受注台数が1万台を超えた。」とある。
それ以外の主な記事は次のとおりである。
1 月間の販売目標は1万台だが、環境対応車向けに減税措置が拡大されたことも、追い風になっている。
2 イストが02年の発売1カ月で4万2千台を受注したが、・・この記録を塗り替えそうだ。
3 最低価格を205万円程度に抑えた。現行型より30万円近く引き下げ、189万円のインサイトに対抗する。
4 現行型の08年の生産台数は約30万台。新型は好調な受注に対応するため、1カ月の生産台数を現行型の2倍近い4万5千台に引き上げる方針。
現行型は、03年9月に発売したが、その時の月間目標販売台数は3千台で、1カ月の受注台数は1万7,500台だった。
新型は、42,000台受注したイストを塗り替えそうだという。
ここ10年の間で、1カ月の受注台数が一番多かったのは、01年6月に発売になったホンダのフィットで、その時は、8,000台の目標に対して48,000台の受注があった。
今回プリウスがそのフィットの記録をも塗り替えるとなると、これはひとつの「社会現象」ともいえるものだ。この不景気で、新記録を樹立することになるのだから。
究極の環境車は、燃料電池や電気自動車になると思われるが、そのつなぎとしては、ディーゼル等ではなく、ハイブリッドということが決定的になったようだ。
新型プリウスの最大の特徴は、ハイブリッドシステムのコスト削減ができ、燃料代を含めたトータルで、非ハイブリッド車に較べて優位に立ったことだ。ディーゼルではそこまでコスト削減が難しいという。
このハイブリッドでトヨタは、世界中の自動車メーカーが束になってかかっても適わない技術を持っている。
今、トヨタがすべきことは、地球環境保護のために、このハイブリッド技術を他の自動車メーカーに無償で提供することだろう。
これからは、規模や利益の拡大を追求することではなく、尊敬される企業をめざすべきだ。
(写真)「夕日とさくら」2009年4月7日、広島市南区黄金山。